2011年08月09日
2011年08月09日
ハンセン株の急落と買い支えられる日経平均
香港・ハンセン指数が5.66%急落し、19,330で終わり、2万ポイントの大台を割り込んで引けています。
(上海総合株指数は−0.03%)
日経平均は、後場、先物市場に買い支えらしき大口の買いが幾度か入り、これは年金資金の買いと日銀ETFの買いと思われますが、この先物市場買いと為替市場の動きをみますと極めて小規模ながらドル買い介入があったのではないかと思える動きをしており、これらもあり、後場急速に日経平均は戻し、なんとか153円安で終わらせています。
ひとまず小康状態になったとも言えますが、香港市場が底抜け状態になりつつあり、これがブラジル・メキシコ市場等に波及すれば、今日の買い支え効果も消え、明日以降、更に下落することもあり得ます。
日銀と年金資金が徹底して買い支えをするのは簡単で、これで下落率はかなり抑えられますが、この間に外人投資家がせっせと高値で売り逃げますので、日本としては何のメリットもありません。
日銀の円売り・ドル買い介入もそうですが、結果的に失敗するのが歴史であり、歴史に学ばない国は滅びます。
(上海総合株指数は−0.03%)
日経平均は、後場、先物市場に買い支えらしき大口の買いが幾度か入り、これは年金資金の買いと日銀ETFの買いと思われますが、この先物市場買いと為替市場の動きをみますと極めて小規模ながらドル買い介入があったのではないかと思える動きをしており、これらもあり、後場急速に日経平均は戻し、なんとか153円安で終わらせています。
ひとまず小康状態になったとも言えますが、香港市場が底抜け状態になりつつあり、これがブラジル・メキシコ市場等に波及すれば、今日の買い支え効果も消え、明日以降、更に下落することもあり得ます。
日銀と年金資金が徹底して買い支えをするのは簡単で、これで下落率はかなり抑えられますが、この間に外人投資家がせっせと高値で売り逃げますので、日本としては何のメリットもありません。
日銀の円売り・ドル買い介入もそうですが、結果的に失敗するのが歴史であり、歴史に学ばない国は滅びます。
nevada_report at 18:13|Permalink│
もう一つの急落(原油先物)
一般には株式市場の急落が注目されていますが、国際金融市場では【原油先物】市場の急落が注目されています。
原油先物 一バーレル81.31ドル(−6.41%)
一バーレル100ドルが当たり前で外資系証券会社では一バーレル130ドル〜150ドルという目標値を出していましたが、今や80ドルを割るかどうか、という次元にまで落ち込んできています。
この下落の理由は?ETF相場の崩壊です。
原油ETFで買い上げてきたのですが、今や売り越しになってきているのではないかと思える位、買いが入ってきていません。
買いがない中、売りが売りを呼ぶ展開になってきているのです。
今後、どこで下げ止まるか、皆が不安になっている以上、下げの目処は出てきませんが、一バーレル30ドル〜40ドルが居心地のよい水準と思われ、いずれはその30〜40ドルに接近することになる筈です。
その際には原油ETFは消滅しているかも知れません。
原油先物 一バーレル81.31ドル(−6.41%)
一バーレル100ドルが当たり前で外資系証券会社では一バーレル130ドル〜150ドルという目標値を出していましたが、今や80ドルを割るかどうか、という次元にまで落ち込んできています。
この下落の理由は?ETF相場の崩壊です。
原油ETFで買い上げてきたのですが、今や売り越しになってきているのではないかと思える位、買いが入ってきていません。
買いがない中、売りが売りを呼ぶ展開になってきているのです。
今後、どこで下げ止まるか、皆が不安になっている以上、下げの目処は出てきませんが、一バーレル30ドル〜40ドルが居心地のよい水準と思われ、いずれはその30〜40ドルに接近することになる筈です。
その際には原油ETFは消滅しているかも知れません。
nevada_report at 08:18|Permalink│
金融崩壊後に生き残る
ニューヨークダウは634ドル安で終わり、一万ドル大台割れまであと800ドルあまりとなっていますが、まだ800ドルもあります。
ただここでヘッドファンドの破綻等の突発的事象が起これば一気に1000ドル安、すなわち一万ドル割れとなります。
世界的に金融メルトダウンが始まっており、この動きはただ株式市場の暴落だけで終わるものではなく、日本であれば日銀の破綻から日本円消滅まで進み、日本円の金融資産(海外投信を含む)だけを所有する日本人は全てを失い、貧乏な生活を送ることになります。
金融崩壊が進み、最後の段階では、アメリカは国境をしめ、自給自足経済に向かいますが、そうなれば日本の輸出産業は壊滅的打撃を受けますし、食糧安保を発動しますので日本に穀物は入ってきません。
最悪の場合、日本は飢えることになります。
日本人はいつも楽観主義ですが、結果は昭和21年当時のように最悪な結末となります。
世界金融崩壊が早いのか、日本銀行の破綻が早いのか、という次元であり、もはや金融崩壊から逃れることはありえません。
すでにお客様は【現物資産】で保全されていますので安心して金融崩壊を迎えられますが、そうでない方は右往左往するでしょうが、それも致し方ありません。
今後金融市場はどこかで落ち着きますが、それは『だまし』であり、その後にはとてつもない崩壊が待っています。
金融崩壊後に資産を持ち続けている資産家は【現物資産】で資産を保全された方ですが、このような方は『選ばれた』資産家であり、個人となります。
ただここでヘッドファンドの破綻等の突発的事象が起これば一気に1000ドル安、すなわち一万ドル割れとなります。
世界的に金融メルトダウンが始まっており、この動きはただ株式市場の暴落だけで終わるものではなく、日本であれば日銀の破綻から日本円消滅まで進み、日本円の金融資産(海外投信を含む)だけを所有する日本人は全てを失い、貧乏な生活を送ることになります。
金融崩壊が進み、最後の段階では、アメリカは国境をしめ、自給自足経済に向かいますが、そうなれば日本の輸出産業は壊滅的打撃を受けますし、食糧安保を発動しますので日本に穀物は入ってきません。
最悪の場合、日本は飢えることになります。
日本人はいつも楽観主義ですが、結果は昭和21年当時のように最悪な結末となります。
世界金融崩壊が早いのか、日本銀行の破綻が早いのか、という次元であり、もはや金融崩壊から逃れることはありえません。
すでにお客様は【現物資産】で保全されていますので安心して金融崩壊を迎えられますが、そうでない方は右往左往するでしょうが、それも致し方ありません。
今後金融市場はどこかで落ち着きますが、それは『だまし』であり、その後にはとてつもない崩壊が待っています。
金融崩壊後に資産を持ち続けている資産家は【現物資産】で資産を保全された方ですが、このような方は『選ばれた』資産家であり、個人となります。
nevada_report at 06:04|Permalink│
ブラジル株の暴落と新興市場の崩壊
有望な新興市場として日本人が投信を通じて、物凄い資金を投入していましたブラジル株が現時点で10%近い(9.74%)暴落を演じており、これは日経平均に直せば900円近い下落になります。
ブラジルは中国市場がダメとして証券界がせっせと売り込んできていましたが、ここにきて一気に暴落し、殆んどの日本人は高値つかみしたことになります。
上海総合株指数も3.7%下落して2526と終値で2500ポイント割れ寸前にまで落ち込んできており、世界経済をけん引してきた新興国株式市場が今や崩壊の危機に直面してきているのです。
底が浅いのが新興市場であり、今後日本人の買いが止まり、機関投資家が売りに回れば、どこまで暴落するか誰も分かりません。
山高ければ底深しとなるのは相場の常であり、株価収益率で3倍〜5倍という数字もあり得ない話ではありません。
金融市場に対する信任が失われれば、株価収益率など意味がなくなるからです。
今、世界が直面していますのは金融市場への信頼喪失であり、これはだれも止めることができません。
そしてこの金融市場信頼喪失の行きつく先は、金融市場閉鎖であり、銀行閉鎖となります。
現時点でバンクオブアメリカが20%を超える暴落を見せ6ドル台に暴落してきていますが、実態からすれば1ドルを割り込んできており、今後本当の破たんとなるかも知れませんが、その前にはドイツ金融市場が崩壊し、ドイツの金融機関が事業停止に追い込まれることになるはずです。
ギリシャ、アイルランド、スペイン、ポルトガル、イタリアをユーロから切り離し、これら諸国を一つにまとめ、再建国として処理し、ドイツがユーロから離脱すればまだドイツは救われますが、政治的にこのような事が出来る訳もなく、結果として、ドイツはギリシャ等と心中することになります。
ドイツ株式市場が5%もの暴落を演じたのも、このリスクを危惧したからです。
世界の金融市場に、残された時間はそう長くはありません。
ブラジルは中国市場がダメとして証券界がせっせと売り込んできていましたが、ここにきて一気に暴落し、殆んどの日本人は高値つかみしたことになります。
上海総合株指数も3.7%下落して2526と終値で2500ポイント割れ寸前にまで落ち込んできており、世界経済をけん引してきた新興国株式市場が今や崩壊の危機に直面してきているのです。
底が浅いのが新興市場であり、今後日本人の買いが止まり、機関投資家が売りに回れば、どこまで暴落するか誰も分かりません。
山高ければ底深しとなるのは相場の常であり、株価収益率で3倍〜5倍という数字もあり得ない話ではありません。
金融市場に対する信任が失われれば、株価収益率など意味がなくなるからです。
今、世界が直面していますのは金融市場への信頼喪失であり、これはだれも止めることができません。
そしてこの金融市場信頼喪失の行きつく先は、金融市場閉鎖であり、銀行閉鎖となります。
現時点でバンクオブアメリカが20%を超える暴落を見せ6ドル台に暴落してきていますが、実態からすれば1ドルを割り込んできており、今後本当の破たんとなるかも知れませんが、その前にはドイツ金融市場が崩壊し、ドイツの金融機関が事業停止に追い込まれることになるはずです。
ギリシャ、アイルランド、スペイン、ポルトガル、イタリアをユーロから切り離し、これら諸国を一つにまとめ、再建国として処理し、ドイツがユーロから離脱すればまだドイツは救われますが、政治的にこのような事が出来る訳もなく、結果として、ドイツはギリシャ等と心中することになります。
ドイツ株式市場が5%もの暴落を演じたのも、このリスクを危惧したからです。
世界の金融市場に、残された時間はそう長くはありません。
nevada_report at 04:08|Permalink│
世界金融恐慌への備えを
世界の株式市場がメルトダウンを始めています。
《現時点での下落幅》
ドイツ −312
イギリス −178
フランス −153
ニューヨークダウ−328ドル
ナスダック − 93
特にヨーロッパ株の急落が際立っています。
この急落を世界は果たして救うことができるでしょうか?
このまま放置すれば世界中の金融機関は破綻し、世界大恐慌に突入します。
最悪の事態はまだ先ですが、その事態を想定した準備をする必要があります。
《現時点での下落幅》
ドイツ −312
イギリス −178
フランス −153
ニューヨークダウ−328ドル
ナスダック − 93
特にヨーロッパ株の急落が際立っています。
この急落を世界は果たして救うことができるでしょうか?
このまま放置すれば世界中の金融機関は破綻し、世界大恐慌に突入します。
最悪の事態はまだ先ですが、その事態を想定した準備をする必要があります。
nevada_report at 01:22|Permalink│