2011年03月05日

2011年03月05日

アメリカが進めるオイルマネー追放

今回の北アフリカ・中近東の騒乱でエジプトムバラク大統領の資産数十億円規模がスイス銀行により凍結され、これに引き続き、300億ドル以上のリビア関係資産の凍結が行われていますが、これで一体何が起こるかです。

今までアメリカの『同盟国』であればアメリカは無条件に「投資・預金」を受け入れてきていましたが、今や『同盟国』でなくなれば「投資・預金」は無条件に「凍結」すると世界に宣言したことになるのです。

これで慌てているのが、サウジアラビア、クエートやアラブ首長国連邦です。

北アフリカ・中近東諸国が運用します政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド)が1兆5000億ドル、円換算で127兆円にも上っていると言われており、これらが今や凍結・没収のリスクがあると分かったのです。
これに個別の投資案件等を入れれば、産油国関係だけで200兆円を超える投資勘定を持っていることになります。

これらを換金しようとすれば、株式市場や国債市場、不動産市場は暴落することになりますが、反対にでは受け皿はあるでしょうか?

現物市場しかありませんが、この現物としては金の延べ板・ダイヤモンド・絵画が代表格になります。

既に、【絵画市場】ではロシアの富豪が名画を買い集めていると言われており、株式を売却して現金を作り、現物に資産を移動させていると言われています。
(先日のロンドンオークションで1,000万ドルの絵画を買ったのがロシア人だったと言われています)

【ダイヤモンド市場】も今じわりじわりと上昇してきており、一カラット以上の『GIA鑑定、Dカラー・IFグレード・VGカット』の相場が上昇してきており、最高品位のダイヤモンドには相場表では計算出来ない程のプレミアムが払われており、4カラット以上では相場の5倍、10倍という価格が払われた事例も散見されており、今後この動きが3カラット、2カラット、1カラットに波及していくことになると思っています。

【稀少金貨】市場でも既報の通り、今や一枚100万ドルは当たり前になってきており、今後、全てのプルーフ金貨(特別鋳造金貨)で完璧な状態のAAA級品は今の相場の≪数倍、数十倍≫に評価されることになるでしょうが、それでも品薄が続き、「買えればまし」という状態になるはずです。

お奨めしてきていました【純金 ウルトラハイリリーフ金貨】は金価格上昇以上に価格が上昇してきていますが、稀少性が日々増してきており、絶対金額が低い(MS69で30万円、MS70で40万円)ために今の2〜3倍になりましてもまだ一般の個人でも買える水準となっています。
一般人が買えない水準である一枚「数百万円」になって価格上昇が止まるのかも知れません。

産油国資産を追放し、新紙幣を発行し、アメリカの【鎖国政策:ブッシュショック】が完了しますが、このインパクトはワールドレポートで解説させて頂きます。
(すでに完成していましたワールドレポートがありますが、一部公開に相応しくない内容がありましたので、差し替えて現在作り直しております)

世界の金融市場がひっくり返る事態が今急速に進んでおり、これはアメリカのブッシュショックの完成版でもあります。








nevada_report at 12:53|Permalink

幸運の金貨 : 純金 ウルトラハイリリーフ金貨価格の上昇

【純金 ウルトラハイリリーフ金貨】ですが、鑑定されていないオリジナルケース入りのものが円換算で23万円が卸価格となってきています。
アメリカから発送し、送料+消費税を計算すれば、最低コストは247,000円にもなります。

今までこの鑑定されていないオリジナルケース付セットを17万円〜19万円で販売させて頂いておりましたので、ご購入になられた方は今では30〜40%の含み益を確保されていることになります。

今後この鑑定されていないオリジナルケース付ウルトラハイリリーフ金貨の価格は30万円を超えていき、40万円、50万円となっていくのでしょうが、問題は買えればまだ幸運ということになります。

この【純金 ウルトラハイリリーフ金貨】は世界中から買い希望が殺到してきており、今後、想像を超える上昇が見込まれているのですが、殆どの専門家はまとまって買えない状況に陥っており、10枚でも買えれば、『そんな大口を』という状態になってきているのです。

【純金 ウルトラハイリリーフ金貨 AAA級品 MS69】を一枚19万円で200枚保有されている方もおられますが、今や買取価格でも24万円になりますので26%程の手取り収益になっておられ、今後更に市場価格が上昇していけば、年金代わりに購入されていますが、十分ゆとりのある年金生活を送られることになります。

当社グループでは日々購入を続けていますが、次第に難しくなってきており、本日はアメリカの大手卸業者から「次回の価格には驚かないでほしい」とのメール連絡が来ています。

また、当社には汚れがある【B級品】が溜まってきていますが、これらはお客様には販売できませんが、アメリカからは何でもよいから買いたいと来ており、いずれこれら【B級品】を売却したいと思っています。

【1907年発行の$20 オリジナルハイリリーフ金貨】は昔から幸運を呼ぶ金貨と言われてきてきますが、その復刻版である【純金 ウルトラハイリリーフ金貨】も、購入された方に「幸運」をもたらしてくれています。




nevada_report at 09:31|Permalink

一時は178ドル下落

【NYダウ】は88ドル安で終わっていますが、金曜日特有の買い上げがあり、引け30分前から買い上げが入ったもので、一時は178ドル余り下落し、前日の191ドル余りの急騰をほぼ消しさっていたのです。

今週の動きは以下の通りです。

月曜日 + 95ドル
火曜日 −168ドル
水曜日 +  8ドル
木曜日 +191ドル
金曜日 − 88ドル

今週の動きとしては<+38ドル>となりますが、月末・金曜日のお化粧買いが入ってこの上昇であり、実質的には殆ど変らなかったか、買い上げがなければかなりの下落になっていたかも知れません。

相場は一見強いようにも見えますが、内実は金融村が必死で買い支えして相場を作っているもので、何らかの問題でこの買い支えが出来ない状況に陥れば、急落することになるはずです。

世界は【ETF】ブームに沸いていますが、【ETF】はお金が集まれば集まる程、買い続けます。
そこには相場観も個別材料など関係ありません。
あくまでも新規のお金次第なのです。

勿論【ETF】関係者は必死でこの【ETF】の良さをアピールしていますが、問題はお金が尽きた時です。
その時、一体何が起こるか。

買い手がいないという状況が生まれ、相場は急落することになります。

今は≪買うから上がる・上がるから買う≫、という状況になっていますが、これが一旦反転すれば≪売るから下がる・下がるから売る≫という逆回転を始めます。

今の【ETF】バブルがいつはじけるか。

関係者は【ETF】は永遠に繁栄すると述べていますが、このような発言が出るということはバブルの終焉が近い証拠だと言えます。
バブルの絶頂期には皆が強気になり、個人も強気になり、周りが見えなくなっているものだからです。



nevada_report at 08:54|Permalink