2011年02月19日

2011年02月19日

日本の衰退(新卒だけでない就職難)

大学卒業者の就職難が問題になっていますが、より深刻な問題があります。

【公認会計士】試験に合格していながら働くところを見つけた者は57.4%となり40%以上の者が働くところがない事態になっているのです。

実際の人数では2000人合格し、800〜900人が「職がない」状態に陥っていると報じられているのです。

また、新米弁護士も仕事がないようになってきており、今や日本は「先生」と言われる専門家が「失業する」社会になってきているのです。

マスコミでは「新卒が働けない」と騒いでいますが、目的を持って勉強してきた者の仕事がないという今の日本の姿をもっと注視するべきだと言えるのです。

ではなぜ公認会計士を必要としなくなったのでしょうか?
新規立ち上げの会社が減っているからです。

今や日本は社会・経済が衰退し続けており、新規立ち上げの会社が減少してきており、これでは新任公認会計士は必要ありませんし、大手公認会計士事務所も仕事がなくて顧問料をダンピングしているとも言われており、とても新任公認会計士を採用する余裕がないのです。

更に、税理士も仕事がないか年収が200万円、300万円になってきている税理士が増えてきていると言われており、GDP統計には表れない経済縮小の実態がこれら「先生」が失業するという状態を生んでいるのです。

また、医療分野でも、歯科医師で年収200万円台の医師も出てきて食べていけない歯科医師も出てきていると昨年雑誌で取り上げられていましたが、衰退する社会を象徴する「事態」だと言えます。

近いうちに、大卒・高卒(新卒)で仕事がないのは当たり前、という社会が出現し、本当に優秀な大学生と手に職を付けた者だけが働ける(生き残る)という社会になるはずです。

『ただ大学に行きました、大学生時代は遊んでいました』、という学生は卒業しましてもアルバイト先もない事態になるということを本人も親も学校も認識しておく必要があります。

企業は「使えない日本人」を採用するより、日本語も堪能な中国人・韓国人を採用するようになってきており、しかも優秀となれば「普通の日本人」は採用されません。

『公認会計士が働けないという社会になってきた』という「事実」を我々はしっかり認識する必要がありますが、殆どの日本人は「それがどうした」と思うだけでしょうが、気が付けば、日本は世界でも類を見ない衰退社会に突入していたとなる筈です。





nevada_report at 12:38|Permalink

大臣の怒り(軽く扱われた)

日本(企業)は本当に優秀だったのでしょうか?

【トステム】の製品が耐火基準を満たしていないと発覚していますが、今日の報道ではこの耐火基準問題が全ての企業に波及しており、大問題に発展してきているからです。

即ち、国交大臣認定と同基準の業界認定がいい加減な審査で野放し的に発行されてきたのが発覚したからです。

この耐火基準認定は「試験」を通ってから認定されていると思っていましたが、実際には試験は全く行われず書類審査だけで「大臣認定と同等以上の性能を持つ」というお墨付きを出していたことが発覚し、所轄大臣である国交大臣は『大臣認定が軽く扱われている』として、【YKK AP】、【新日軽】、【不二サッシ】が扱う製品についても調査を命じているのです。

いい加減な審査・認定をしてきたのは75社が加盟する【カーテンウオール・防火開口部協会】となっており、ここに加盟さえずれば、書類審査だけで「お墨付き」が出てきたわけであり、国交大臣は徹底的に調べるとなっているのです。

背後には色々な利権が絡んでいるのでしょうが、高いお金を払わされてきていい加減な製品を買わされてきた国民は一体どうすればよいのでしょうか?

日本にはこの手の業界がはびこっており、これでは海外から参入も無理で「非関税障壁」というべき「壁」を日本企業が作っていることになります。

日本企業はこのような「壁」で守られている部分がかなり強く、これでは世界から遅れるばかりになるどころか、日本は異質であるとして外国から日本は見放されることにもなります。

今回の問題は、外国から見れば「相撲の八百長」と同じ次元に見えてきます。
全ては「出来レースだったのか」と。

『日本企業は優秀と思っていたけど、それは外から見ての話であり、実際は手抜きが横行し決して優秀ではなかったのではないか』、という疑念が海外から出てくるのは必至であり、これでは日本製は使えないとなりかねません。







nevada_report at 09:50|Permalink

10万ドル大台に乗せてきたダイヤモンド価格

4カラットの【Dカラー、IF、VG】グレードの一カラット当たりの単価が$100,000に乗せてきています。

更に、良いプロポーションのダイヤモンド価格は、上記基準価格に30〜40%以上のプレミアムがついてきています。
(反対に、プロポーションが悪いダイヤモンドは、ディスカウント扱いになっており、極めて選別色の強い市場になっています)

今回の上昇で仮に4.00カラットのダイヤモンド価格は、GIA本部鑑定、Dカラー、IFグレード、VGカットで$400,000になり、トリプルエクセレント(3EX)には大幅なプレミアムが加算されており、本当によいダイヤモンドは「言い値」が通るようになっても来ています。

この動きが今後3カラット、2カラット、1カラットに波及してくるのは必至だと言えます。

当社グループでは、【GIA鑑定、Dカラー、F又はIFグレード、3EX、及び更にプロポーションが良いもの】のみを取り扱っておりますが、次第に購入が出来ない状態になりつつあり、今は円高で非常に買いやすいのですが、今後在庫が枯渇する事態になるかも知れません。

世界最高クラスのダイヤモンドは世界でもそう数がある訳ではありませんので、今のうちに買い集めておきたいと思っております。

また、4月までに、鑑定の専門家のみで構成しますダイヤモンド・宝石取扱い専門会社を設立し、世界のダイヤモンド市場に参入する予定であり、世界一のダイヤモンド取扱い会社が目標であり、『専門家による、専門家のための宝石専門会社』になります。






nevada_report at 02:00|Permalink