門坂流さん(かどさか・りゅう=画家、本名門坂敏幸〈かどさか・としゆき〉)は3日、胃がんで死去、65歳。葬儀は親族で行った。喪主は妻極子(きわこ)さん。

 細密な線の動きで光や水などを表現した銅版画やペン画で、人気を得た。雑誌を中心に活躍したが、司馬遼太郎さんや小池真理子さんらの本の表紙も手がけた。朝日新聞の朝刊小説「百年の預言」の挿絵を担当した。