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小保方氏と会った理事「疲れているよう」

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らが1月に発表したSTAP細胞の論文問題で、理研の野依良治理事長は1日の会見で、調査委員会から研究不正があったと判断された小保方氏が理研に不服申し立てをする意向を明かしたことについて、以下のようにコメントした。

 「小保方氏の気持ちが出ている。STAP細胞の存在を信じているから、そういう言い方をしたのだろう。調査委員会の調査結果と整合するか、しないかは、私には分かりません。昨日、初めて調査委員会の判断が下ったわけだが、研究データの取り扱いや管理の不十分があったと思う」。

 会見に同席した川合真紀理事(研究担当)は、前日3月31日に神戸の理研を訪れ、調査結果の書面を小保方氏に直接渡したことを明かした。「私が中身を解説して、小保方さんがご覧になった。コメントがあれば、発表してほしいと伝えた。小保方さんは少し動揺している様子だった。短い時間に会っただけだが、小保方さんは疲れているように見えた。今まで経験したことがない状況が続いて、心身ともに疲れ切っているようだ」と話した。

 [2014年4月1日14時37分]

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