強盗殺人と放火の疑いで再逮捕04月09日 19時08分
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3月、愛知県豊川市の住宅が全焼し、会社員の夫が殺害され、妻が大けがをした事件で、妻を殺害しようとしたとして逮捕された元部下の男について警察は、夫を殺害して現金などを奪ったうえ、家に火をつけたなどとして強盗殺人と放火などの疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、住所不定で無職の久保知暁容疑者(43)です。
この事件は3月5日、愛知県豊川市の会社員、新井義介さん(61)の住宅が全焼し、夫婦が刃物で刺されて、新井さんが死亡し、妻が大けがをしたものです。
警察は、新井さんの元部下の久保容疑者を、妻に対する殺人未遂の疑いで逮捕して、詳しいいきさつを調べてきました。その結果、警察によりますと、久保容疑者は、前日の4日の昼すぎに家に押し入り、夜に帰宅した、新井さんの両手を縛って、現金約14万円や、キャッシュカードを奪った疑いのあることが分かったということです。さらに、刃物で刺して殺害したうえ、家に火をつけて全焼させたとして、9日、強盗殺人と放火などの疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、久保容疑者は容疑を認め「仕事をしていた時の恨みがあったし、金もほしかった」と供述しているということです。
また事件の前に、スタンガンや催涙スプレーのほか、灯油も用意していたということです。
警察は、詳しいいきさつについて調べを進めています。