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米司令官「普天間停止は代替施設完成必要」
4月11日 11時01分

米司令官「普天間停止は代替施設完成必要」
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沖縄県がアメリカ軍普天間基地の5年以内の運用停止を求めていることについて、在日アメリカ海兵隊のトップ、ウィスラー司令官は、ほかの基地に部隊を一時的に移すことは難しいとして、代替施設が名護市で完成するまでは普天間基地の運用を続ける考えを示しました。

沖縄県にあるアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、仲井真知事は去年、移設先の埋め立てを承認する一方で、普天間基地の5年以内の運用停止などを求めています。
これについて在日アメリカ海兵隊のトップ、ウィスラー司令官は10日、ワシントンで講演し、「オスプレイなどを移すためには代替施設の完成を待つ必要がある」と述べ、名護市の代替施設が完成するまでは普天間基地の運用を続ける考えを示しました。
そのうえで、普天間基地の空中給油機が山口県の岩国基地に移転されることについては、「固定翼機ならば岩国基地でも運用できる設計になっている」と違いを強調し、オスプレイやヘリコプターなどを一時的に移すのは難しいと説明しました。
また、ウィスラー司令官は「1年後には移設先での埋め立てに向けた作業が始まるだろう」と述べ、普天間基地の早期の運用停止を地元が希望するならば、代替施設の工事を着実に進める必要性があるという考えを示しました。

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