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【プロ野球】上本サヨナラ打 阪神5割復帰2014年4月11日 紙面から
◇阪神6−5DeNA阪神が今季初のサヨナラ勝ちで勝率を5割に戻した。5−5の9回、この回から登板したソーサを攻め、2死一、二塁から上本が右越えに適時打を放った。6投手を投入し、呉昇桓が来日初勝利。DeNAは6回以降、打線が振るわなかった。 阪神・上本が新選手会長にふさわしい大仕事をやってのけた。同点の9回2死一、二塁。それまで4打数ノーヒット、2つも三振した男は初球を狙っていた。ソーサの137キロのストレートをたたくと、打球は右翼ポール近くで落ちた。今季初のサヨナラ勝ち。一塁を回ったところで上本はナインに手荒い祝福を受けた。 「8日に(ソーサと)対戦して全くだったので、とにかく食らいついていこうと思って打席に入りました。いいところに飛んでくれました」。上本にとってはプロ6年目にして初めてのサヨナラ打。なのに、お立ち台では冷静な表情でヒーローの打席を振り返った。 上本の顔が緩んだのは、その後、今季からお目見えした「タイガースガール」の運転でリリーフカーでの場内一周。「サヨナラヒットは学生(早大)時代に何度かあったね。サヨナラ勝ちでもチームさえ勝てばうれしいですよ」と選手会長らしいセリフだ。 それにしてもお粗末な試合。先制してもすぐ逆転され、3点差をつけられる始末。6回に追いついたものの、走塁ミスあり、守備妨害ありで勝ち越せず、ズルズル。「走塁ミスなどあったが、5点取られた後のピッチャーが踏ん張ってくれたのが、サヨナラ勝ちを呼んだかもしれないね」と和田監督は、すべてのミスを帳消しにしてくれ、勝率5割に復帰させた上本の一打を喜んだ。 (宮脇渉) PR情報
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