前田のつぶやき

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーに対するマスコミの洪水のようなバッシングが始まりました。STAP細胞の作製成功の記者会見の時は、「割烹着」や「ピンクの研究室」など、STAP細胞とは全く関係ないことをいろいろと取り上げては、まるでヒロインのように扱ったことの反省もなく、今度は、一転して掌を返したバッシングの嵐が始まりました。

メディアの掌返し

東スポWebでは、小保方晴子氏に対して、「虚言癖」があったなどと言う同級生の言葉をそのまま何の確認も獲らないままに取り上げていて、小保方晴子氏に対する「悪」というイメージを読者に植え付けようとしているのが見え見えです。確かに、小保方氏のSTAP細胞に関する論文や博士論文に対してやってはならないことを小保方氏は行ってしまいましたが、だからと言って人格を批判することに対して眉を顰めざるを得ません。このメディアの掌返しは今に始まった事ではありませんが、それにしても今回の小保方氏のことに関しても、過去に問題となったようなメディアの言葉によるリンチが始まります。

マスコミのやり口がひどい

マスコミの取材に対して、応える同級生に対してもいい気分はしません。たぶん、メディア関係者からお金をもらっているのだとは思いますが、それにしても、小保方氏の人格を丸ごと否定するやり口には憤慨せざるを得ません。自分が知っている他人の事を悪く言える人間性が信じられません。メディアは、同級生が語った言葉を面白おかしく掻き立てて、例えば、東スポなどは売り上げを伸ばそうとしていることは一目瞭然です。東スポならば、同紙が売れれば、それでいいわけで、小保方氏の人生や人格攻撃はどうでもいいのです。

小保方氏に対する言葉のリンチ

このままメディアを野放しにしておくと、小保方氏がもしやの行動をとるかもしれません。STAP細胞の論文も、自分の行ったことがいけないこととは解からずに、無邪気な子供のままの、つまり、大学時代に学んでおかなければならなかったことを全く教えなかった早稲田大学にも問題があったわけですが、STAP細胞の存在の有無に関して疑問が生じているとはいえ、小保方氏の人格を全否定することは、リンチに等しいです。どこまで、メディアは小保方氏を追い込めば気が済むのでしょうか。

論文に問題があったとはいえ、小保方氏の人間性に問題があったというメディアの報道の仕方は、あまりにもひどい仕打ちで、小保方氏にもしものことがあった場合、メディアは責任が取れるのかと問いたいです。それほどにメディアの掌返しは露骨で野放しにできない仕業です。これで「報道の自由」を騙るとは、メディアが自身の首を絞めていることを自覚してもらいたいものです。