2013-02-04
誰もが仮装をして、生きている:映画『アルバート氏の人生』
音楽・映画 | |
個人的には興味も関心もないが、柔道の女子柔道のコーチとやらが解雇されたのが大騒ぎになっていた。こういう体罰は男子にはなくて女子にだけあったらしい。そりゃあ、ゴリラみたいな男子柔道選手に体罰なんかしたら、体罰をした側の命が危うい(笑)。体罰をやっていた奴もそれをうやむやにしようとした柔道連盟もとことん、卑怯な奴らだ。
オリンピックに行く飛行機の席はJOCの役員はビジネスやファースト、競技によっては肝心の選手はエコノミーっていう話もあったが、日本のスポーツ界なんて所詮こんなもんじゃないだろうか。基本的人権は無視するわ、精神主義で頭が悪いわ、上層部は私利私欲や自分の地位を守ることだけは熱心だわ、要するに旧日本軍と一緒(笑)だ。腐り具合は東京電力や原子力規制庁と同類かも。
だが、今回の件は、東京オリンピック招致の良い逆宣伝になった(笑)。東京オリンピック招致、絶対反対!(笑)
今日 家に帰ってきて9時のNHKニュースを見ていたら竹中平蔵が『雇用の規制緩和、自由化の必要性』を述べていた。気分が悪くなりながら我慢して見ていたが、今は規制が多すぎて雇う側が雇用を増やそうにも増やせない。要するに自由に労働者をクビにできるようにしたら雇用が増える、ということらしい。
今回のアベノミクスの理論的支柱(笑)とか言う浜田宏一も同じことを週刊ダイヤモンドで言ってたが、政府の大きな狙いの一つは雇用、いや解雇規制の自由化だろう。解雇規制を緩めても、北欧のように個人宛のセーフティーネットを手厚くするのならまだ理解できる。だが日本は唯一のセーフティネットである生活保護すら減額しようとしている(笑)。
このまま行ったら、この国はとんでもない国になるんじゃないか。
日比谷でアイルランド映画『アルバート氏の人生』 2013年1月18日(金) “夢を叶える”ロードショー | 映画「アルバート氏の人生」公式サイト -
昨年のアカデミー賞3部門にノミネートされたとは言え、じ〜み〜な映画だからガラ空きだろうと思って映画館へ行ったら、客席が殆ど埋まっていて驚く。見終わってから、その理由が良くわかったけど。
高級ホテルの住み込みウェイターとして、40年以上も秘密を抱えて暮らす、Mr.アルバート
自分自身を消し去り、一生誰とも関わらないはずだった。
アメリカの女優グレン・クローズが30年前に自分が演じていた舞台劇の映画化だという。彼女がプロデュース、資金集め、脚本、主題歌(シネイド・オコナーだ!)の作詞、ロケハンまで手がけている。
原作者の作家ジョン・アーヴィングが来日した際 サインをもらいに行ったくらいの、ボクの生涯ベスト1映画『ガープの世界』で主人公ガープの母親役をやっていたグレン・クローズの印象は忘れられない。昨年この映画で彼女がアカデミー主演女優賞にノミネートされたときから見るのを楽しみに待っていた。
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だが、この映画は『楽しみ』とは程遠い話でもある。Mr.アルバートは実は女性。天涯孤独なストリート・チルドレン育ちの彼女は、失業と飢饉にあえぐアイルランドの社会で独りで生き抜くために、男装して生きてきた。ウェイターとしてこつこつ貯めてきたチップで自分で商売を始めることが唯一の人生の希望。
ここで描かれた当時のアイルランドの社会の描写は圧巻だ。まともな仕事は少なく、多くの人がアメリカへ移民することを夢見ている。実際当時は名高いイモ飢饉とイギリスの圧政で多くの人が死んだらしい。堕胎を禁じるカソリックの抑圧で、身寄りのない子供は劣悪な環境の救貧院へ放り込まれる。身分の差は激しく、貧乏人は文字通りゴミ扱い。コーヒーやチョコレートは超ぜいたく品(知らなかった!)。労働者が些細なミスでクビにされるのを脅えながら働いている社会は、まるで今の日本を思い出させる。
●もうひとりの男装者(ジャネット・マクティア)と
この映画はとにかく役者さんたちの演技が見所だ。もう一人の男装者(ジャネット・マクティア)やウェイトレス(ミア・ワシコウスカ)など人間の2面性をよく表現していて、すごく良かったが、やはりグレン・クローズ。見ていてハンサムだなあ、と思ってしまうときもあるくらい、男装がばっちりきまっている。それだけでなく、主人公の内面を表情としぐさだけで、これでもかと表現する演技には驚かざるを得ない 。説明するような台詞なんか全然ないんだけど、顔を見ているだけで主人公が抱えている恐れ、優しさ、喜びが、ひしひしと伝わってくる。
そうやって伝わってくる主人公のパーソナリティは清らかだが脆く、悲しい。ボクは画面のなかの彼(彼女)をいとおしくてならなかった。
●ミア・ワシコウスカも好演、あくどい事をやっても可愛さがにじみ出てくる。
前半、仮面舞踏会のシーンで『誰もが仮装をしているんだよ』という台詞がある。映画では主人公だけでなく、登場人物の多くは当時の社会の役圧の中で生きていくためには、自分の本音を隠し、仮装をしながら生きていかざるを得ないことが次第に明らかになってくる。
あらすじだけを追っていると、この映画は悲劇、もしくは悲喜劇のように見える。だが、この作品で描かれているのは、心を閉ざして生きざるをえなかった主人公の『勝利』だ。自分を隠して生きてきた主人公が心を開いたとき、何を得ることができたか。グレン・クローズが最後に見せた、素晴らしい表情がそれを物語っている。人間の心の内面をこれだけ雄弁に語る映画を久しぶりに見た。
それができたのは『アルバート氏の人生』という映画が弱者の視点で作られているからだ。自分で自分を蔑むまで追い詰められた人間の心の奥底にある小さな希望を拾い上げ、ただ、そっと寄り添う。そういう映画だ。
思い入れが激しくなってしまいましたが(笑)、ボクはこの映画は傑作だと思います。心が大きく揺さぶられました。
●なんでもない抱擁に込められた想いの深さに打ちのめされました。
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救貧法は福祉国家イギリスの出発点だと言われますが、産業革命が始まった頃の児童労働は悲惨だったと聞いたことがあります。
紡績工場やマッチ工場で長時間労働を強いられ亡くなった子どもたち、考えただけでぞっとしますがそれこそが人間の歴史なのですね。
本田由紀センセがイギリスと日本のニートの違いをよく力説していますね。
『アルバート氏の人生』にも当時の児童労働の厳しさが間接的に描かれています。思い出しても身震いするほど悲惨だった、と。解雇規制も、いや基本的人権も同じだと思うのですが、一般の人をいかに守っていくかという法制は先人が積み上げてきた成果だと思います。竹中の解雇自由化!や表現の自由を制限しようとする自民党の改憲案なんて、一般人は怒るのが普通だと思います。
自民党のブレーン。変わり身の速さには感嘆します。最低賃金を底なしにしようと
しているという風に聞いたのですが、実際そんなことを言ったのでしょうかね。
この前の記事を読ませて戴いて、安倍さんの経済政策について理解できました。経済とか政治とか良く分からないことが多くて。でも、
「日本では民営化っていうと聞こえがいいですけど、例えば教育や福祉みたいなカネで測れないものを金儲けの種(商品)にするってことなんですよね。それも大企業だけの金儲けの種に」
このことについては、私も前から同じように思っていました。医療や福祉、教育などは国で保証されなければいけないと。そういうとっかかりとしての郵政民営化も大反対でしたが、周りの人々は「国の後ろ盾があるから、横柄な態度でサービス精神というものがない。競争原理を取り入れて質を向上させないとダメだ」とか言うんですよねー。こういう意見を聞く度に閉口していました。
だいだい、NHKは、なんで、竹中平蔵を呼ぶんだ。
竹中が出るというので、チャンネルを切った。
『アルバート氏の人生』早々といい映画を観ましたね。
アイルランドの貧窮さは、スウィフトが嬰児を食材で
輸出すれば、と言ったとか。凄まじい限りですね。
日本の柔道が、芳しくないことの原因かもしれませんね。
時代が違うように人も違うから、それなりの柔軟性をもってするべしですね。柔道なんですから。
いずれ日本にも「財政の崖」が・・、いや昨年ありましたね。日本も、赤字国債が発行できず、予算の執行が随分おくれました。今後こんな「財政の崖」的なことが、日本にも頻発するのでしょうね。
仰るように、竹中の本質は『変わり身の早さ』だと思います(このことはいつか書きます)。
のなかでも終始一貫しているのは権力に阿る、私利私欲が一番大事、ではないでしょうか。
そういう人間も世の中には多いし、それも一つの才能だとは思います。が、公職には間違いなくむいていませんね(笑)。
小泉改革の頃 民営化がもてはやされてましたが、そんなのはサッチャー改革で終わった話なんですよね(笑)。
その弊害が大きくなりすぎて『教育、教育、教育』を連呼したブレアが政権を取ったわけで。myrtus77さまが教育に着目されているのはまさにその通りだと思います。
教育、福祉(所得再分配)、治安ができないようなら国なんか要らない、税金なんか払う必要ないですもんね(笑)。
ことしベストワンでした。
僕もグレン・クローズといえば「ガープの世界」です。
不思議なことにアルバートの哀しい青い目が(息子)ロビン・ウイリアムスを思い出させてくれました。
アルバート・ノッブスは何も語らない。
さびしい、かなしい、つらい そんな言葉を一切使わず、
グレン・クローズは表情や目や仕草だけで主人公の人生を表現してましたね。
僕はアルバート氏の視線を泳がせて遠くを見る目がいとおしく不憫でたまりません。
(以下、ネタバレ含む)
見終わって嫁と話したんですが、アルバート氏はヘレンに恋愛感情を持っていたのでしょうか。
予告編ではそんなふうに描いてましたし、結果そうなったのですが嫁はあれは恋愛感情じゃないと異論を唱えてました。
アルバート氏はそれしか選べなかったのだと。
ペイジ氏の秘密を知る〜ペイジ氏がキャサリンと幸せに暮らしているのを見る〜自分は女性だと告げて男性と暮らすという選択はあり得ない(時代と彼女の半生を考えると)でも、ペイジ氏のように生きる道があるのだと知る
〜ペイジ氏がヘレンがいいんじゃないと言う〜そうしよう、彼女はいい子だ、と。
誰とも関わりを持てない孤独な人生から逃れる方法をアルバート氏は知らなかった。
だから、ペイジ氏の言う通りにしたんだわ、と。
そして、結果的にアルバート氏はヘレンと彼女の息子を救うことになる。
ジョーが「キック・アス」のアメコミオタクの主人公だと知って驚きました。
それとペイジと暮らしていたキャサリンが「コミットメンツ」のコーラス嬢だというのも。
どこかで見たことあるなあ、でも思い出せなかったのですが。
長々とすみません。
自分のブログに書けってことですよね。
失礼しました。
TVのスイッチをすぐ切られたのは精神衛生上、正解だと思います(笑)。天才バカボンを陰険にしたような竹中の面を見て、私も気分が一段と悪くなっただけでした。
スゥイフトはそんなことを言っていたのですか。この映画で描かれていたアイルランドの社会はまさにそんな感じでした。残念なことに、あんまり他人事と思えませんでした(泣)。
ボクはこの主人公が他人事とは思えなくて思い入れが爆発してしまいました(笑)。感じ方は人それぞれだとは思いますが、地味だけど、驚くべき映画でした。
仰るとおりですね。暴力で強制するということは人間の考える力を奪うことだと思います。そんなでくの坊のような選手が勝てる確率は低いでしょう(笑)。
彼女たちは犠牲者です。柔道連盟やJOCのジジイ連中(男ばっかり!)は部下に特攻を命じて、自分たちはおめおめ逃げた日本軍の将軍たちを思い起こさせます。
それにしても『柔』道とは、仰るとおりですね。うまいなあ。
ご覧になったのですか!ジョーがキックアスに、キャサリンがコミットメンツに、出ていたとは知りませんでした。まったく気がつかなかった。
ボクもアルバート氏はあれしか選べなかったと思います。ああいう生き方しかできなかった。でも、ああいう風にしか生きられない人間も居る。それを肯定して描いているところがこの映画の素晴らしい所だと思います。しかも押し付けがましかったり声高ではなく、グレン・クローズの表情やしぐさだけで静かに描写するところが。またアルバート氏がヘレンや子供を救ったところはそれこそプロットの勝利で、もう、感涙の嵐でした。
shioshiohidaさんの名文で綴られた感想を拝見するのを楽しみにしています。ほんと、名文なんだから。
それまでずっと心を隠して生きてきた主人公が、ペンキ職人と出会い、少しずつ心をひらいてゆく・・
その過程が、本当に「そっと、寄り添うように」描かれていましたね。(SPYBOYさんの表現はなんて的確なのでしょう)
私は特に、ペンキ職人の妻が亡くなった後、主人公が同居を申し出るシーンが心にささりました。
主人公の唐突な申し出にペンキ職人が戸惑うシーンは、主人公の恐ろしいほどの孤独な過去を際立たせます。
ペンキ職人が妻によせる深い愛は、主人公の人生で決して経験したことのないものであり、もっとささやかな
幸せですら遠いものだったのですから。
でもこの映画に私も希望をみました。アルバート氏の人生はよきものでした。
いつも、貴ブログを楽しみに拝見しております。安倍、麻生、そして竹中・・最近テレビのニュースはほとんど見なくなりました。
テレビ画面はチャンネルを消せば済むのですが、この国の現実はそうはいきません。
最近野宿生活者への炊き出しに参加しています。先日は募金に加わりましたが、結構冷たい視線を感じます。
自己責任と切り捨てる刃はたぶん自分に返ってくるものでしょう。安い労賃を求めて外国に出なくても、自国で
間に合う時代になっていくのでしょうか。どんなにひどい労働環境でも黙って働く・・。いえいえそれはダメです。、
女子柔道の選手がノーの声をあげたのも一つの希望です。小さな希望をひろっていきたいと思います。長文失礼しました。
そうですよね。同居を申し出るシーンは唐突な感もありますが、確かにアルバート氏の過去を反映している。でも、そんな人生でも希望がありました。
<TVは消せば済むけど、現実はそうはいかない。自己責任と切り捨てる刃は自分に返ってくる
まさに仰るとおりです。最近TVを消してばかりの私は反省しました(笑)。
書いているときは気がつきませんでしたが、女子柔道の選手の話も『アルバート氏の人生』に繋がっているかもしれません。
スポーツ界の体罰や精神論、本当に見て聞いてあきれるばかりです(>_<)。
特に精神論なんか、今でも年を食った方なんか信奉しているだけに、本当に冷や汗ものですよ〜。
大阪市立桜宮高校の件や女子柔道の件など、本当に日本人って体罰が大好きです。
殴って蹴って暴言を浴びせて好成績が出るんだったら、私でも監督やコーチが務まったりして(*^^;)?
この国の経済や暮らしですが、マジに不安です。
12月の総選挙の時なんか、維新の会が「最低賃金の撤廃」を唱えていましたが、本当に背筋が凍る話しだっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!
財界は規制が多すぎると言いますが、「規制が多かったはず」の今から20年以上前ですら、日本も経済成長していたので、財界の本心は「もっと内部留保を貯め込みたい」というのが本音でしょう。
日本の財界人のいけないとこは、経営が傾いたらリストラで従業員の首を切って、自分たちは責任を取ろうとしない、
そして一番顕著なことは、儲けまくってもそれを社会に還元しようとせず、使い道に困る内部留保を貯め込んでいることでしょう。
日本は欧米と比べて慈善活動が弱いし、大金を募金したら「売名行為だ〜」と叩かれる風潮があるのも、日本の大企業が「真に国際化」できない要因だと思います♪
日本がこれ以上、わけの分からない国になりませんように・・・。
日本の教育会もスポーツ会も本当にだらけていますね。
これも政治の腐敗が大きな要因だと思います。
経済主義一辺倒の結果、人間関係が希薄になり日本の秩序が
乱れてしまったのだと思います。
全部が全部そうではないとは思いますが、いわゆるスポーツ界の上層部、指導者層は腐りきっているように思います。JOCは長野オリンピック招致の際は会計資料を燃やしてしまったような連中です。奴らは価値観を他人に押し付けるところも我慢できませんが、そのくせ選手を出汁にして私利私欲を肥やしているだけの存在、のようにボクは思っています。
企業の内部留保はこんな不安定な時代に経営の安全性を考えたら、どんな経営者だって内部留保を考えるのと(みんな銀行の貸し渋りを覚えていますから)、あともう一つは人口減の日本に誰も投資しようなんて思わないということだと思います。
結局 政策の問題なんだとボクは考えています。
安倍の一派は教育にご執心なようですが、官房長官当時イランとイラクの区別がつかなかった安倍や、高齢者は早く死ねという麻生みたいな連中がどうやって他人を教育するのかと思います。
教育やスポーツ振興とか言っているような議員こそバカばかり、だと思うのは僕の偏見でしょうか(笑)