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「電動アシスト車いす」ヤマハが発表4月10日 16時52分
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「ヤマハ発動機」は、車いすの車輪を回す力を電動モーターが補助する「電動アシスト車いす」をきょう発表し、各メーカーの間では福祉分野の新製品の開発競争が激しくなっています。
開発された「電動アシスト車いす」は、「電動アシスト自転車」の技術を活用して、車輪の部分に搭載した電動モーターが、人が車輪を回す力を補助する仕組みです。
利用者の腕の力などに応じてモーターによる補助力を変えることもできるとということで、ヤマハ発動機は、「電動アシスト車いす」の開発は国内の主要メーカーでは初めてだとしています。
福祉分野を巡って各メーカーの間では、「スズキ」が転倒事故を防ぐため傾きを検知して警告音が鳴るように改良した電動車いすをことし2月に発売したほか、「トヨタ自動車」や「ホンダ」は、自力で歩行が難しい人に向けて足の動きを補助するロボットの開発を進めるなど、高齢化社会をにらんで新製品の開発競争が激しくなっています。
ヤマハ発動機は、この製品をことし6月に1台36万円余りからという価格で発売することにしていて、担当する米光正典部長は、「これまでに開発してきた技術をうまく生かして、高齢化社会で求められる商品の開発につなげていきたい」と話しています。
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