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グーグル 空港図面が閲覧可能な状態に4月11日 7時23分
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中部空港と新千歳空港の職員用通路などを記した図面が、インターネット上で誰でも閲覧できる状態になっていたことが分かりました。
グーグル社が、地図を作成する目的で受け取った図面を閲覧できる状態にしたまま掲載していたということで、国が詳しいいきさつを調べています。
国土交通省によりますと、インターネット上でメールの内容を共有できるグーグル社の無料サービス、「グーグルグループ」に、中部空港と新千歳空港の職員用通路などを記した図面が、誰でも閲覧できる状態で掲載されていたということです。
図面は、地図サービスに活用するため、各空港会社がグーグル社に提供したもので、グーグル社の社員が図面をやり取りした際に、グーグルグループを、誰でも閲覧できる設定にしていたのが原因だということです。
遅くとも10日夕方の時点で設定が変更され、図面は閲覧できない状態になっているということです。
国土交通省によりますと、職員用通路は警備員を配置したり、パスワードを入力しないと扉が開かないシステムを導入したりしているため、直ちに悪用される可能性は低いとしています。
国土交通省は、詳しいいきさつを調べるとともに、10日夜、国内のすべての空港に対し、情報管理を徹底するよう文書で指示しました。
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