首都圏ネットワーク

4月1日放送
劇団の応援受け“最高のプロポーズ”その結果は?

首都圏放送センター 井手上 洋子
首都圏放送センター
井手上 洋子
劇団四季が上演しているミュージカルの「マンマ・ミーア!」。
幸せな結婚を手に入れるまでの物語です。
このミュージカルにちなんで、劇団四季と結婚情報サービス・ゼクシィが協力して「プロポーズする男性を街なかで一緒に踊って応援しよう」という、企画を考えました。
応募したなかから1人の男性が選ばれ、練習を重ねてきました。
結果はどうだったのでしょう?。
プロポーズをしようとしているのは樋口裕樹さん、26歳です。
「サプライズ・プロポーズを頑張りたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします」と、あいさつをする樋口さん。
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サポートをするのが劇団四季の俳優たち。
俳優の一人が「一生に一度の大イベントですから、僕らも力になれるように精いっぱいやりますので、がんばってプロポーズしてください」と樋口さんを激励します。
大学時代からつきあい始めて、まもなく3年。
劇団四季の舞台が大好きな彼女のために最高のプロポーズをしたいと申し込み、選ばれました。
樋口さんはその理由を「彼女の優しさがいちばん心に響いて、この人を守っていきたいと思ったので。いちばん彼女に喜んでもらえるプロポーズになると思うので、頑張ってやってみたい」と語ってくれました。
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そして、樋口さんのダンスと格闘する日々が始まりました。
ダンス経験は全くないため、なかなかうまく踊れません。
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薬剤師として忙しい毎日を過ごす樋口さん。
自宅でも練習を重ねます。
「プロポーズの瞬間を彼女がどういうふうに喜んでくれるかなと、顔を思い浮かべながら練習しています」と話す樋口さん。
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すると、本番まで1週間に迫ったころには、一緒に練習する俳優からも「上達ぶりがすごくて、彼女への愛がすごく感じられました」と、称賛の声が上がるまでになりました。
「ばしっとやってもらえれば絶対に伝わると思うので、頑張っていきましょう」と、握手をして樋口さんを励ましていました。
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そして、プロポーズ当日。
「ダンスと一緒に、自分の彼女への思いを、きょうすべてぶつけていきたいと思います」と決意を語る樋口さん。
「行ってきます!」と、気合いを入れて出発していきました。
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舞台は東京・丸の内。
俳優たちも通行人のふりをして待機します。
そして予定の時間に現れる2人。
もちろん、彼女は事情を知りません。
その時「マンマ・ミーア!」の劇中の曲にのせて、出演者がパフォーマンスを始めました。
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身を隠していたカメラマンたちも、一斉に飛び出し撮影を始めます。
彼女は驚いて声も出ません。
通りかかった人たちも一緒になって見守ります。
樋口さんは、練習の成果をここ一番で見せます。
そして近づくプロポーズの瞬間。
「ずっとずっとこれからも、そして世界中の誰よりも愛していきたいです。僕と結婚してください!」。
プロポーズのことばと共に、彼女に花束を渡す樋口さん。
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彼女の返事は「お願いします」。
周囲から「おめでとう」の声がかかります。
プロポーズされた寺本朋奈さんは「最初『はっ!?』ってなって、なんだろうって信じられなくて。でも、本当に一生の思い出になりました」と、涙を流しながら気持ちを語ってくれました。
一方、プロポーズを見事成功させた樋口さんは「今はもう幸せでいっぱいです」と、笑顔で話してくれました。

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