阿部彰芳
2014年4月11日00時00分
おむつかぶれなど皮膚への刺激で起きる炎症の仕組みを、京都大のグループがマウスの実験で解明した。血液中にわずかしか含まれない2種類の白血球が互いに作用して炎症を引き起こしていた。効果的な治療法の開発につながる可能性がある。米専門誌に発表する。
おむつかぶれは排泄(はいせつ)物による刺激で起きる皮膚炎。赤ちゃんだけでなく、高齢者介護でも問題になっている。ダニなど特定の物質が引き起こすアトピー性皮膚炎のようなアレルギーとは異なり、炎症が起きる仕組みはよくわかっていなかった。
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