移民国家日本の象徴的存在になりたい

坂中ブログ

2月13日の安倍晋三首相の歴史的な国会答弁を契機に移民政策が急展開した状況を見ると、平成の移民革命が視界に入ってきた。いま現在、日本の歴史が大きく動こうとしている。私はその中心に位置する。その責任の重さに身が引き締まる思いがする。

今、産みの苦しみを乗り越え、その重責を全うするためいかに生きるべきかを考えている。この年になって難問をかかえることになった。そもそも大きな仕事をする人間にふさわしい器量が備わっていないことは百も承知だ。英傑でも巨人でもないことは自分が一番よく知っている。それに、私自身英雄には断じてなりたくないと思っている。

反面、立派な人格の人間が大きな足跡を残したことも歴史的事実である。願わくは、歴史的な仕事をするに足りる器の人間になりたいものだ。

おのれを鍛え無我の境地をめざす。それは、剣の達人が晩年に達した私欲を捨てた精神状態である。剣を抜いて闘うことをやめ、剣を鞘におさめ、そこにいるだけで存在理由がある「無為の人」になりたいと思う。要するに、日本の移民政策についての理論的研究を極め、移民国家日本の象徴的存在になるということである。

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