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遍路の休憩所 “外国人排除を”の貼り紙4月10日 18時13分
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四国霊場を巡る遍路の巡礼者が利用する四国の3つの県の13か所の休憩所などで、外国人の排除を呼びかける趣旨の内容が書かれた貼り紙が見つかりました。
各地の休憩所によりますと、9日、徳島県吉野川市と阿波市の四国霊場を巡る遍路の巡礼者が利用する休憩所で、遍路道から外国人の排除を呼びかける趣旨の内容が書かれた貼り紙が相次いで見つかりました。
さらに愛媛県四国中央市や高松市などの休憩所や近くの駐車場で、1か月ほど前から同じ内容の貼り紙が相次いで見つかり、これまでに徳島県、愛媛県、香川県の3つの県の合わせて13か所で確認されたということです。
いずれの貼り紙にも、外国人が貼ったというシールを剥がすようにも呼びかけているということです。札所の寺で作る四国八十八ヶ所霊場会によりますと、ことし霊場が開かれてから1200年と伝えられていることから四国各地でイベントが開かれていて、去年は霊場巡りの案内役に韓国の女性が海外在住の外国人女性として初めて認定され、各地の店舗や住宅に遍路を体験する外国人のために、ボランティアで道順を示すステッカーを貼る取り組みを続けていました。徳島県などは、貼り紙は外国人の活動を非難している内容だとみていて、「差別は許されない。ほかにも貼っているようであればやめていただきたい」と話しています。
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