(テーマ音楽)500年前スペインが築いた植民都市。
世界遺産の邸宅には当時の面影が今も残っています。
大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島。
この島が注目されるようになったのは15世紀末の大航海時代です。
スペインはこの島に初めて植民都市を築きました。
サンクリストバル・デ・ラ・ラグーナ通称ラ・ラグーナと呼ばれています。
町は新大陸へ向かう帆船が補給のため立ち寄る重要な拠点となりました。
15〜18世紀に建てられた古い邸宅が立ち並びます。
スペインの面影を残すカラフルな色使いの装飾。
ラ・ラグーナの町造りは新大陸における植民都市のモデルともなりました。
しかし植民都市の建設には大きな犠牲が払われました。
旧市庁舎に1枚の壁画があります。
島の先住民グアンチェ族がスペイン人に征服された様子が描かれています。
かつてグアンチェ族が住んでいた山の谷間にある洞くつです。
500年前スペイン軍の襲来に対し棒や石を武器に戦いましたが力及ぶべくもありませんでした。
わずかに生き残った人々は新しく出来た町ラ・ラグーナに移住させられます。
町は1本の通りで東西に二分されました。
東側には主にスペイン人西側には先住民グアンチェ族などが住みました。
そしてスペイン人とグアンチェ族の融和が図られました。
考え出されたのが町の中心に大聖堂を建てることでした。
スペイン人とキリスト教に改宗したグアンチェ族が一つの大聖堂に集えるようにしたのです。
町の中心を東西に結ぶ道は愛の小道と呼ばれています。
ここでスペイン人とグアンチェ族が出会い多くのカップルが生まれました。
ヤシの木にはスペイン人の夫がグアンチェ族の妻に贈ったという指輪がかたどられています。
今ラ・ラグーナに暮らす人々はほとんどがその末えい。
彼らは世界遺産の町並みに溶け込んで暮らしています。
こちらは18世紀貿易商人によって建てられた邸宅です。
ヨーロッパと新大陸との貿易で富を得た人々はこの島にコロニアル様式といわれる邸宅を造りました。
パティオと呼ばれる中庭が特徴的です。
世界中から集めた植物で埋め尽くしました。
当時ヨーロッパで流行していた調度品も持ち込まれました。
今も大切に使われています。
ラ・ラグーナではスペイン人とグアンチェ族の精神が500年の時を経て息づいています。
生字幕放送でお伝えします2014/04/10(木) 16:50〜16:55
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「サンクリストバル・デ・ラ・ラグーナ〜スペイン〜」[字]
カナリア諸島の植民都市 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
カナリア諸島の植民都市 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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