シリーズ世界遺産100「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔〜ポルトガル」 2014.04.09

(テーマ音楽)
(鹿賀丈史)大西洋に向き合って立つベレンの塔。
かつて大航海時代ポルトガルの船はこの塔を見ながら大海原に出ていきました。
ヨーロッパのどの国よりも早く大海原に乗り出したポルトガル。
リスボンにはポルトガルが最も輝いた時代の足跡が刻まれています。
15世紀テージョ川の河に開けたこの町から未知の世界への船出が始まったのです。
1960年に建てられた記念碑です。
大航海時代に活躍した男たちの先頭に立つのはエンリケ航海王子。
王子は海外進出を目指して航海技術や船の開発に力を注ぎました。
大海原に乗り出した男たちは王子の死後その遺志を継いだのです。
カブラルはブラジルに上陸しマゼランは世界周に成功しました。
そしてヴァスコ・ダ・ガマはアフリカ南端の喜望峰を経てインドに向かう新航路を発見し東南アジアから金銀や香辛料などをもたらしました。
1502年に着工され完成まで1世紀を要したジェロニモス修道院。
エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えて建設されたものでポルトガルの黄金時代の象徴です。
聖堂の入りに眠るヴァスコ・ダ・ガマ。
1497年に船出したインドへの航海はリスボンに帰り着くまで2年近くかかっています。
ポルトガルの国民的英雄であるヴァスコ・ダ・ガマの棺には独特の装飾が施されています。
インドからもたらされたコショウの実の模様。
そして異国の珍しい動植物などを刻んだこの装飾はマヌエル様式と呼ばれます。
国王の…。
エンリケ航海王子の孫に当たります。
王は豊かな資金を基に独自の様式を持つ建物を造らせポルトガルの栄華を刻み込みました。
柱には船のロープが伸びています。
ポルトガルにばく大な富をもたらしたコショウ。
大きな貝殻。
異国の雰囲気にあふれたマヌエル様式は正に大航海時代の名残です。
修道院の建設を命じたマヌエル1世は1520年ベレンの塔を造らせます。
テージョ川の河を守るためです。
長く厳しい大航海から帰り着いた船乗りたちを最初に迎えたのもマヌエル様式の装飾でした。
しかしその後ポルトガルは時スペインの支配を受け18世紀にはイギリスやオランダに後れを取り国力は衰退していくのです。
2014/04/09(水) 22:45〜22:50
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔〜ポルトガル」[字]

大航海時代の記憶 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲

詳細情報
番組内容
大航海時代の記憶 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】鹿賀丈史
音楽
【テーマ音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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