ビール注ぎ名人の味をだれでも気軽に――。福井市の旅行会社「エムトリップコーポレーション」が日本屈指の名人と共同で、携帯型ビールサーバー「どこ生」を開発。花見にバーベキューと、にぎやかな宴会が多くなる季節にと、今月から通信販売を始めた。

 どこ生は高さ約70センチ、重さ約8キロ。大手ビールメーカー各社の生樽(だる)に対応している。氷水でやわらかく冷やす方式で、注ぎ口に特殊な泡ノズルをつけ、ビール本来の香り、甘み、うまみを引き出す。

 きっかけは7年前。バスツアーで生ビールを提供し好評だったが、業務用サーバーは計20キロ以上になるものもあり、持ち運びに一苦労。宇野雅博社長(51)が小型化を思い立った。