幽かな彼女 #01【人間と幽霊のハートフル・ラブコメディ! 香取慎吾 杏】 2014.04.09

チャド・マレーン似の女の子や!外国人のしゃくれやないか。
ウーー…
(サイレンの音)大丈夫なんですか?
(救急隊員)下がってください。
・大丈夫ですか。
はいいきます。
はい下ろすよ。

(LINEで香奈)でそれから出るんだって。
(りさ)
(香奈)
(舞)
(千夏)
(香奈)実際もう4年くらい人住んでないってその部屋。
(舞)ふ〜ん。
ウソくさ。
(千夏)で?その部屋に入るわけ。
新しい担任が?
(りさ)つか邦っちから聞いたんでしょ。
アイツすぐ話盛るじゃん。
(林)くしゅん!・おはよう邦っち!あぁおはよう。
…って邦っちって呼ぶなよ〜。
(舞)担任って男だよね?
(千夏)どんなヤツだろ?
(女性)おはようございます。
おはようございます。
(女性)おはようございます。

(香奈)目黒区の中学から転任してくるんだって。
年は34。
(舞)オッサンじゃん!
(千夏)オッサンでもイケメンならね。
(りさ)ブサメンは死ね。
うるせぇな!俺には関係ないだろ。
話しかけてくんなって。
おい!
(りさ)つか始業式とかめんどい。
(河合)おはよ〜!みんな携帯の電源そろそろ切って。
(生徒たち)は〜い。

(河合)おはよ京塚さん。
規則だからそろそろいい?は〜い。
(河合)みんなもちゃんと携帯しまってよ〜!じゃあもう少ししたら体育館に集合だから。
(香奈)新学期からうっぜーな河合。
(りさ)笑ってんじゃねーよビッチ。
ちっ!しまったふりしてんじゃねぇよくそガキ。
・河合先生!おはよ〜。
おはよう。
(大原)遅いですねぇ。
(日野)まあもうそろそろいらっしゃる頃だとは思いますけれども。
(大原)初日から遅刻なさるんじゃないですか?教師の何たるかをわかってらっしゃらない方ですし。
そう思いません?岩名先生。
(岩名)転任組の先生もまだだよ。
林先生何か聞いてる?いえ。
(岩名)君と同じマンションに越してくるんだろ?でも昨日もその気配なかったですし。
ついてくんなって。
さっさと成仏しろよ!生臭坊主?知るか。
(大原)校長先生心配ですから電話しましょうか?私かけますから。
いえもう少し待ちましょうか。
(小山)あからさまですね男の先生相手だと。
(石澤)がっついてる。
いつもより化粧濃いし。
(小山)確かに。
(窪内)新任2人。
やだやだ。
あの。
おはようございます。
(河合)おはようございます。
あの〜失礼ですけど生徒の保護者の方じゃ…。
いえ。
今日からこちらに赴任する霧澤と申します。
あっ…。
(霧澤和泉)よろしく河合先生。

(日野)それでは次に新しくいらっしゃる2人の先生をご紹介します。
(小声で林)1人しか来てないし。
(小声で河合)携帯連絡しても出ませんでした。
(日野)本年度我が校にも民間から採用された先生がいらっしゃることになり副校長としてお迎えすることになりました。
霧澤和泉先生です。
どうぞ。
おはようございます。
(生徒たち)おはようございます。
えぇ〜ただいまご紹介…。
霧澤先生?えっ?何?その携帯を没収します。
はぁ?ちっ今しまうから。
生徒は校内では携帯の電源を切り違反した場合没収と校則で決まっているはずです。
つうかさ電源切ってないやつ他にもいるんだけど。
(林)あの霧澤先生。
この生徒には後でよく注意しておきますので。
(大原)始業式の最中なんですから非常識ですよ。
非常識?
(女子生徒)信じられないし。
こいつマジ最悪。
教師に対してそういう言葉遣いも良くありません。
3年1組本間綾乃さん。
(綾乃)えっ?
(ざわめき)何で知ってんの?私の…。
先生方と全校生徒の顔と名前は頭に入れてあります。
(着信音)すいません!おい!誰だ?お前。
もしかして新任の…。
すいません。
引っ越し業者から連絡来ちゃって…。
今日から赴任します神山暁です。
(生徒たち)先生〜!
(大原)困るんですよあんなつるし上げみたいなまねされちゃ。
(日野)まあまあまあ…。
(大原)あの聞いてらっしゃいます?今はですねちょっとしたことですぐに保護者が乗り込んできて大ごとになるんですからもう。
大原先生。
はい。
ご意見ありがとう。
そのときはちゃんと対処しましょ。
え〜っと…あら?神山先生は?
(岩名)ホームルーム行くって出ていきましたよ。
(日野)あぁそれはそれは。
(神山暁)それでは今日からよろしくお願いします。
(香奈)はい!質問タイムとかOKですか?いいですよあるなら。
・おっ…。
じゃあ身長と体重。
(手嶋)彼女いるんすか?
(生徒たち)ははははっ…。
身長は180cmくらい…。
後幽霊マンションに住んでるって本当ですか?幽霊マンション?
(明日香)それって4丁目のマンション?
(石田)あっ何か聞いたことあるそのうわさ。
(ざわめき)僕は幽霊とかを信じてないんで。
(ともみ)怖くないんですか?ああいうのは人間が頭の中で作り出した幻覚みたいなもんですから。
そんなのがもし見えちゃうならおはらいよりも病院に行ったほうがいいと思います。
(香奈)う〜わ!何か夢がない。
それじゃ出欠を取ります。
相田拓途さん。
(河合)あぁ…相田さんは今日お休みです。
あれ?森野さんは来てたよね?
(香織)保健室です。
始業式の前に気分悪いって言って。
わかりました。
じゃあ次石田航さん。
(小夜)まだいる。

(ドアの開閉音)
(根津)大丈夫かよ?
(小夜)もう戻るから。
(根津)顔色悪くね?ちょっとね。
・910。
相変わらず持ってんねこれ。
おう拓途遅ぇなお前。
(相田)すいません。
(河合)相田拓途2年の3学期からほとんど来てないんですよね。
無断欠席も何度かあって。
不登校ですか。
去年身内の方が亡くなられてお休みしてからずるずるって感じです。
私も何度か家庭訪問してるんですけど。
家庭訪問か…めんどくさ。
はぁ?あっあの僕そんなに生徒と深く関わってく気ないんで。
あっそれより生徒が何で教師の引っ越し先なんか知ってるんですか?
(林)すいません。
304号室に越してくる人がいるって一部の生徒に話したらもうばって広まっちゃって。
子供はそういう話好きですから。
はあ。
あの〜そのことで河合先生何か言ってました?えっ?あっいや林先生はおしゃべりだとか何かそういう悪い印象持ってる的な。
いやべつに。
そうですかならいいんですけど。
あっでも忙しかったですよね始業式の当日に引っ越しなんて。
決まってたマンションが手続きのミスで入れなくなっちゃって急きょ代わりの場所探したんで。
じゃあやっぱりうわさは知らなかったんですね。
ああ幽霊のうわさですか?というかその正体です。
教師の幽霊?ええ大昔小原南中に勤めていたそうなんです。
生徒との関係がうまくいかなくてノイローゼで死んじゃった先生だって。
それベタっていうか定番の都市伝説ですよ。
僕が中学んときは有名な話でしたよ。
あっ僕一応小原南の卒業生なんですけどね。
へぇ〜。
(一樹)おかえり林先生。
(林)あっただいま一樹君。
管理人さんの子供です。
304号室に入ってきた人だよね?そうだけど。
(一樹)あのさ幽霊部屋ちょっとだけ見せてもらってもいい?
(進藤)一応荷物の確認お願いします。
はい。

(林)思ったより普通だな。

(一樹)もっとお札とかば〜って貼ってあるかと思った。
うわっ!あっ!
(進藤)それ前の管理人さんが貼ってったみたいで。
(林)ちょっちょっと神山先生大丈夫なんですか?
(一樹)幽霊怒るんじゃないの?怒ったって家賃払うのこっちだし。
(林)そんなこと言って…。
えぇ〜今日からこの部屋に住むことになりました。
でべつにここに勝手にいるのは構わないんですけどちゃんと気は使ってください。
もしこっちの生活の邪魔をする気ならそれなりの対処はさせてもらいます。
んんっ。
はぁ〜。
だから邪魔すんなつったろ!じゃあそれなりの対処させてもらいますよ。
消えても無駄!甘い!一晩じっくり反省しろ。

(戸の開閉音)・
(林)おはようございます神山先生。
おはようございます。
どうでした?昨日の夜は。
出ましたよ幽霊。
ほんとですか?ムカついたんで返り討ちにしてやりました。
ちょっと…朝から冗談やめてくださいよ。
相田さん制服を着てうちを出たんですか?
(河合)ええ。
親御さんはちゃんと学校に行ってると思ってたみたいです。
共働きでお忙しいからあんまり目が届いてないみたいで。
(貴子)一体先生はどういう神経なさってるんです?私には全く理解できないんですけど。
校長も校長です。
(河合)どうしたんですか?
(貴子)娘が負った心の傷はどうしてくれるんですか?
(林)本間綾乃の母親が乗り込んできちゃって。
(貴子)全校生徒の前で大恥かかされて。
(大原)それに関しましては私どもも反省をしておりましてえぇ〜これから担任の私がしっかりとケアのほうを…。
(貴子)これがきっかけでいじめにでも発展したらどうするつもりなんです?学校は責任取れるんですか?あの〜それは…。
責任は取れません。
ちょっと副校長。
(貴子)何ですって?もちろんいじめが起きれば対処はしますが現状問題になってるのは綾乃さんが校則違反をしたことです。
昨日の指導も不適切だとは考えておりません。
あなたねぇ…。
綾乃さんあなたが私に求めてることは何ですか?恥をかかされたことへの謝罪?携帯に関する校則の変更?お母さんと同じようにあなたも昨日の注意を理不尽なものだと思いますか?
(貴子)ちょっと。
子供にそういうきつい言い方…。
中学3年生は未成年ですが物事の分別がつかないほど子供ではありません。
もし分別が身についていないならなおのこと大人が指導するべきです。
お母様がお嬢様を心配されるお気持ちはわかりますがだからといって正しくないことを容認する理由にはなりえません。
(貴子)ははっ…話になりませんね。
綾乃!帰るわよ。
(日野)あっえぇ〜あの…。
(大原)あの…。
(貴子)このことは教育委員会に報告させていただきますから。
失礼いたします。
(大原)あっあの本間さんあのいえいえもう一度お戻り…。
(貴子)行くわよ。
(大原)いやほんとあぁ〜…申し訳ありませんでした。
(河合)な〜んかすごいですね。
あの副校長。
(林)あの人前何やってたんですかね?
(岩名)さあな。
でもまっお前さんらよりよっぽど教員らしいと思うが。
どういう意味ですか?それ。
今は保護者の顔色ばっかうかがってろくに叱ることもできねぇしな。
(大原)聞いていらっしゃいます?ほんっとに面倒なことに…。
(日野)まあまあ…。
(大原)校長先生あのほらあの教育委員会…。
(アカネ)あっ熱っ…この塩熱っ。
あっごきぶりだ。
・あっおっきいなぁ〜これ。
怖〜い。
あっ今なら隠れちゃうかも。
あっ。
・うぅ…。
反省しました。
あっあっ!待って…待ってください。
何だよ。
あの…。
どけてもらえませんか?お塩。
ほんとすごく熱いんです。
あの私のこと見えるんですか?声も。
はっきり見えるしはっきり聞こえてるよ。
じゃあ霊感がある人?霊感かどうかなんてわかんないでしょ。
おたくは俺の頭の中の幻覚かもしれないんだし。
だってお塩とか数珠とか使ってるし。
経験上そうすれば追っ払えるって知ってるから。
あっ私この部屋の地縛霊なんです。
あっとりあえず座って話しませんか?こんなふうに人と話すの久しぶりなんで。
はい?だって最後にここに人が住んでたの4年前だし。
その前の人たちもみんなすぐ引っ越しちゃったから。
おたくが脅かすからだろ。
だってそれ幽霊の生きがいみたいなもんですし。
生きがいって死んでんじゃん。
あっ!あはっ!ツッコまれた。
幽霊になって初めてツッコまれた。
よっしゃ!しゃっしゃ!あのさ。
はい。
ちょっとはっきりさせておきたいんだけど。
俺の生活に干渉しないでくれ。
話しかけたりもするな!そんなに邪けんにしなくても。
相手にするとつけあがるだろお前らは。
こっちが見えるってわかるとしつこく付きまとう。
(幽霊たち)あぁ〜。
(幽霊)あぁまたカツ食ってるね。
(幽霊)おいしそう〜。
未練だか何だか知らないけどあれしてくれこれしてくれってぎゃ〜ぎゃ〜わめく。
1個ちょうだ〜い。
やめとけ。
人の思い出の写真に勝手に写り込んでくる。
うっとうしいんだよマジで!だからさっさと消えろ!そこまで言わなくても…。
あっ名前神山先生ですよね?昨日の夜そう呼ばれてるの聞いてたんで。
あっ私はアカネっていいます。
学校の先生ですよね?社会科ですか?あっ実はこう見えて私も…。
何なんだよあいつは。
(アカネの声)アカネです。
やかましい!・
(ドアの開閉音)
(史江)ただいま。
おかえり。
(史江)あっ拓途今日ちゃんと学校行ったの?先生から電話あったけど。
うん。
そう。
はぁ〜…よいしょ。
(史江)あらご飯食べてないじゃない。
うん?母さん…。
(史江)あっもしもし?うんお疲れさま。
うん。
あっねえちょっと待って。
拓途ご飯先食べちゃって。
お母さんまだ仕事あるからねっ。
ごめんなさい。
うん。
え〜っと何?そのデータはじゃあ…。
高校生?はい。
前にゲーセンで一緒に遊んでました。
その高校生は知ってる顔でしたか?
(手嶋)俺は知らないけどでも無理やりって感じじゃなかったっすよ。
仲良さそうだったし。
ピーンポーン!やっぱり留守ですね。
親御さんの携帯に連絡しますか?いやそこまでしなくていいんじゃないですか?べつに学校で何かトラブルがあったわけでもないですし。
でも理由が理由ですから。
来なくなったきっかけって去年身内の方が亡くなったっていう話でしたけど。
あぁ…同居してたおじいさんです。
彼すごいおじいちゃん子で1年のときはお忙しい両親の代わりに授業参観にもいらっしゃってましたよ。
(回想河合)漢字の音読みを使って表します。
じいちゃん死んで不良の道に真っ逆さまか。
どうします〜?今後のこと。
本人の意思で学校サボって親も放任じゃ…。
僕らが口出してもしかたないでしょ。
ほんと冷めてるんですね生徒のことに関して。
べつに生徒ラブでもいいことないし。
同感です。
私もそういうタイプなんで。
あぁ。
私ほんとは旅行会社かマスコミに就きたかったんですよね。
でもなかなか就職先決まんなくて。
まあ公務員ならいいかな〜と思ったら結局教師っていう貧乏くじでしたけど。
神山先生はどうして教師に?忘れました。
そうだったんですか〜!や〜だ〜!おかえりなさ〜い。
(吉岡)いやぁだからほんと…。
あっどうもおかえりなさ〜い。
あっちょっとちょっと。
(吉岡)おっおっ…。
ちょ〜っと待ってくださいちょっと待ってください。
この人たち私のお友達なんです。
うん。
あのね僕ねあの〜吉岡です。
でねこっちがね僕の彼女のねメグミちゃんです。
(メグミ)どうも〜。
どうも〜じゃない今すぐ出てけ!うわっどうしよう〜。
いい反応!良かったじゃんアカネちゃんこれで寂しい思いしなくて済んでなぁ!そうなんです。
うれしくて天にも昇る気持ちです。
昇れよ!そんでそのまま成仏しろ!
(幽霊たち)ははははっ…。
(吉岡)おっかしい。
まあまあそうカリカリしないで。
あれでしょ?小原南中の先生でしょ?僕ねあの辺りもよくぷらぷらしてるから。
(メグミ)うんうちら自由気ままな浮遊霊だし。
いいなぁ〜地縛霊じゃなかったら私も学校行けるのに〜。
良かった地縛霊で。
あっアカネちゃん学校の先生やってたって言ってたよね?そうなんですよ。
あっでも私自分の名字も何年前にどんな理由で死んだのかもわからないんです。
どうして自分が幽霊になっちゃってるのかも。
(林)でも@8ELとの4X78がうまくいかなくて|!ノイローゼで死んじゃった先生だって。
それって…。
あっあっでも鮮明な記憶も少しはあるんですよ。
教壇に立ってたときのこととか。
ではこれわかる人。
そのときの子供たちの笑顔も…。
ふふっ。
教師としての熱い気持ちはまだこの胸の中に残ってるんです。
あはっ。
まあ何となくですけど。
ふふっ。
あっ神山先生は担任受け持ってらっしゃるんですか?まあ一応。
どんなクラスなんです?さあ。
さあって。
べつに生徒に興味ないし。
えっ?もしもし。
神山先生。
(店長)あぁ担任の先生ですね?すいません遅くなって。
いえこちらの先生に話してたとこでして。
(河合)これを万引きしようとしてたみたいで。
(店長)まあ一緒にいた高校生くらいの連中には逃げられましてね。

(戸の開閉音)
(店員)店長その子のお母さんが。
(史江)拓途…あなた何やってるの。
誰かに無理やりやらされたの?ねえそうなんでしょ?
(河合)あの〜お母さんとにかく座ってお話を。
僕がやった。
(史江)えっ?自分でやりたくてやったんだ。
(史江)今日はご迷惑をおかけしてすいませんでした。
いえ。
(河合)あの〜学校に来てない件についても一度ちゃんとお話をさせていただきたいんですが。
その件は主人を交えて改めてお願いします。
でもさっきお話にあった高校生のことも…。
(史江)そういうことは学校のほうできちんと調べてこの子が変なことに巻き込まれないように指導してください。
行くわよ拓途。
わかりました。
相田拓途の件は私のほうで対処します。
よろしいんですか?そのための副校長ですから。
このまま休み続ければ原級留置の可能性も出てきますし転校も視野に入れて進めていきます。
いいですね?神山先生。
ええまあ。
(日野)本来は担任副担任の先生のほうでもっと話し合いをすべきだと思うんですが。
私もそう思います。
はぁ〜でも生徒と向き合うことができない先生方にはご苦労でしょうから。
(日野)う〜ん…。
あったまきますねあの人。
言いたいことずけずけ言って。
お言葉に甘えて任せちゃいましょう副校長に。
神山先生?・河合先生!部室に忘れ物したから鍵借りてもいいですか?あっうんわかった。
行こっか。
お願いします。
生徒と向き合うことができない先生方にはご苦労でしょうから。
もうやめてよ!先生が余計なことするからこうなったんでしょ!何もできないくせに首突っ込むから!!向き合ったってしかたないだろ。
そうだろうか…。
いや〜しかしあれだねぇ今どきの先生は大変だねぇ。
まあ僕らさ子供んときはさんなさ悪いことやったらさ学校の先生がこら!ってさこら!ってさ…。
うるさいんだよ。

(メール着信音)・
(祖父)拓途!友達とけんかでもしたか?えっ?見りゃわかるよ。
お前の顔見りゃ助けてって書いてあるからな。
・ドン!・ドン!ドン!ドン!あっ神山先生。
何してんだよ!ドンドンドンドン!だからちょっと…。
ドン!う〜ん…。
どうしたんだ一体。

(進藤)あっどうも先生。
どうも。
どうですか?その後は。
変なこと起きたりしてません?全然大丈夫ですね。
やっぱり幽霊なんて眉唾だったんですね。
ははははっ…。
そりゃそうでしょう。
じゃあ失礼しま〜す。
うっ。
ドン!ドン!ドンドン!うるさいって!ドン!何してんだよさっきから。
見ればわかるでしょ外に出たいんです!あぁそう。
こっちも出てってくれると助かるけど。
嫌み言ってないで様子見にいってくださいよ相田拓途君の。
はぁ?吉岡さんから聞きました学校に来ていないって。
あの中年浮遊霊。
神山先生その子のことどうするつもりですか?どうするって?間違った道に進もうとしている生徒を引き止めるのは教師の務めじゃないんですか!?何年前の熱血教師だよそれは。
このまま放っておくつもりなんですか?自分が担任しているクラスの生徒なのに!神山先生だってあんなに生徒のこと考えてるじゃないですか。
なのにどうして!ぎゃ〜ぎゃ〜うるさいって!今はもうそういう時代じゃないんだよ!!どういう意味ですか?それ。
生徒は必要以上に教師に干渉されたくないし親は親でお客様気取りで学校に注文つけたり文句つけたりしてくんの!そういう連中相手に頑張ってもしかたないだろ!?教師生活12年続けてきてわかったんだよ。
生徒のためにって動いても空回りしてこっちが損するだけだって。
あいつらは教師になんかな〜んも求めてねぇんだって!とにかく俺は生徒個人の問題にいちいち踏み込む気ないから。
おい!何してんだよ。
いいかげんにしろよ。
あっ…。
エネルギー切れです。
はぁ…。
ふざけんなって。
神山先生はどうして教師続けてるんですか?時代なんて関係ない。
子供が間違った道に進もうとしているのをわかってて大人がほったらかしにしようとするなんて…間違ってる。
子供は誰かが見守っててくれることで安心するんです。
親でも教師でも。
ちゃんと見ててくれるって気持ちが子供には必要なんです。
・ピンポーン!
(インターホンの音)
(林)大丈夫ですか?神山先生。
ん〜何がですか?
(林)いやすごい大音量で音楽とか流れてたから。
(一樹)もしかして幽霊の仕業?いやすいません。
申し訳ありません。
言ったろ?こっちの生活の邪魔すんなって。
おい。
私が生きてたら…。
はぁ?私が生きてたら…絶対ほったらかしになんかしない。
何なんだよあの幽霊。

(ドアの開閉音)
(着信音)もしもし。
あの担任の神山ですけど。
この番号連絡表に書いてあったんで。
何ですか?あの今から会えますか?あの〜相田さん今どこにいますか?そこに僕行きます。
何で?あっ…いや話が。
担任だから?べつにいいです。
話なんかしてもしかたないし。
いやちょっと…。
すいません。
くっそ…。
この前忘れただろ。
・いやいやいや完璧でしょ。
なぁ。
・はははっ。
・うい〜っす。
おい〜。
何?今日金ねぇの?ごめんなさい。
・使えねぇなぁ〜。
この間の本屋のときもドジるしよ。
まあいいよいいよ。
今日はお前もっと簡単な稼ぎ方教えてやっからよ。
なっはははっ。
プルルル…
(呼び出し音)もしもし。
もしもし相田か?・いえ吉岡です。
何なんだよあんた。
だってさ様子見てたらすごい大変そうだと思ったから!うるさいもう付きまとうなようっとうしいから。
あぁあっ出た!それ言った。
えぇ〜そんなこと言っていいのかね。
せっかく協力してあげようと思ったのにね。
はぁ?まああのその気になればねえぇ〜お子ちゃまの1人や2人ねどこにいるかなんてすぐにわかっちゃうんだけども。
そうなの?ふふっ。
さあどうするかね捜しますか?いいからさっさとやれよ。
あっそんな何か乱暴な言い方ではとてもできません。
ちゃんと言ってほしい。
手伝ってください…。
あの今度ちょっと声量が足りない。
うん。
手伝ってください!ちょっと大きすぎるちゃんと言って。
手伝ってください。
はいいいでしょう。
じゃあんんっやるよ。
あぁ〜〜〜〜!
(吉岡)違う。
(吉岡)彼じゃない。
(吉岡)彼でもない。
林さんお上手。
・ほんとすごいです。
・す〜ごい。
南口んとこは?パンケーキなかった…。
ほら早く来いよ。
びびんなって。
おっはっけ〜ん。
そこ場所は?・ほらそっち押さえろよ。
早くしろって見つかんだろ。
・ガタガタガタ…・カンカン!しっかりつかんでろよ。
・相田さん!こんな所で何してるんですか?つうか誰?おたく。
相田さんの学校の担任です。
場所変えようぜ。
おう。
・どけよ。
先生かっこいいねぇ〜。
はははっ。
・すいません。
・来ねぇのかよ?拓途。
来いつってんだろうが。
神山先生はどうして教師続けてるんですか?子供が間違った道に進もうとしているのをわかってて大人がほったらかしにしようとするなんて…。
間違ってる。
間違ってる…。
おいちょっと待て!はぁ?お前らもううちの生徒に関わんな。
何言ってんの?こいつ。
相田お前もわかってんだろ?自分が悪いことしてるってこと。
好きでこんなことしてんじゃないだろ?だったら嫌だって言えよ。
顔見りゃわかんだよ。
助けてくれって書いてあんのが。
お前の顔見りゃ助けてって書いてあるからな。
じいさん死んで両親も忙しくて自分のことなんか誰も見てくれてないって思ってんだよな?大人に相談しても無駄だって。
俺は…俺はお前のこと見てるぞ。
お前の担任になったのもついこの間だし。
信用なんてしなくていいけどちゃんと見てるから。
だからお前もちゃんと言えって。
嫌なら嫌寂しいなら寂しいって。
・何だ?そら。
先生気持ち悪いっすよ。
ははっ。
はははっ。
なぁ。
はははっ。
じゃあもっと気持ち悪いこと言うけど変な連中と関わるなって顔でお前のじいさんさっきからそこに来てんだよ。
はい。
いいいい…。
今言うから。
さい銭泥棒なんかしたらただじゃおかんって超怒ってます。
ふっ…おっさん頭わいてんのか?こいつのじいちゃんってな去年…。

(老人の声)拓途…。

(老人の声)拓途…。
じいちゃん!あぁ…うわぁ〜!なっ。
ちゃんと見ててくれたろ。
はぁ〜拓途。
あなたこんな時間までどこに?拓途。
あのお母さんお忙しいと思いますが息子さんのことよ〜く見ててあげてください。
えっ?そうすればきっと拓途君からも伝えられることがたくさんあると思いますから。
失礼します。
拓途。
ごめん心配かけて。
父さんも母さんも忙しかったし話もあんまりできなかったからさ。
今日は一緒に食べられるから。
うん。
(老人の声)神山…先生。
いや〜案外簡単に信じてくれたね。
僕の声まね。
ガキなんてあんなもんだろ。
またそんなこと言って。
なかなかいい先生してたじゃん。
べつに。
ただの気まぐれだよ。
おはようございます。
おはよう。

(綾乃)先生。
おはよう。
おはようございます。
あの…これ。
いいわよ規則を守ってれば。
先生見てたらうちのママすごくかっこ悪くて。
逆よ。
どんなにかっこ悪くてもお母さんはあなたを守りたかったの。
それに…大人だって間違うことはたくさんあるから。
(河合)神山先生相田さん来てるみたいですよ。
あっそう。
良かったですね〜。
面倒なことにならなくて。
まあね。
(河合)神山先生ってほんとに冷めてるんですね。
そういう性格…。
仲いいなぁ〜何か。
へぇ〜。
それでは出欠を取ります。
相田拓途さん。
はい。
石田航さん。
(石田)はい。
遠藤秀人さん。
(遠藤)はい。
老谷美香さん。
・おかえりなさい。
良かったですね。
相田拓途君学校来てくれて。
あのこの間のことは反省しています。
・「Joy!!」二度とするなよあんなふざけたこと。
ごめんなさい。
お供え。
これもしかして私に?まあ食べられないと思うけど。
いいんですその気持ちだけで。

(ドアの開閉音)どうされました?神山先生が何か?いえ。
前の学校ではどんな教師だったのかと思って。
経歴に問題はないと思いますが。
これ気合い入れたら案外食べられませんかね?無理だろ絶対。
うぅ〜〜…。
うん?えっ?うん。
う〜ん!んっ。
何かうんおいしい気がする。
ちょ…ちょっと待って。
今…。
何だよ今の。
わかりません。
こんなの初めてですから。
唐揚げの幽霊?何?どれ?いやっ…。
生徒による評価?
(林)生徒にこびないといい先生扱いされないですから。
何かいろいろ納得できないんですけど。
あれが今の教師と生徒の現実です。
2014/04/09(水) 02:14〜03:14
関西テレビ1
幽かな彼女 #01[再][字]【人間と幽霊のハートフル・ラブコメディ! 香取慎吾 杏】

「先生は情熱ナシでも霊感アリ!?」
香取慎吾 杏 
前田敦子 北山宏光