ひるブラ「房総の水が育む“情熱トマト”〜千葉県白子町〜」 2014.04.08

生字幕放送でお伝えします≫旬を迎えた真っ赤なトマト。
≫おいしそう!もう、食べちゃおう。
いただきます!うまい!甘い!甘い!ジューシー!みずみずしくておいしいですよ。
≫今日、来ている千葉県の白子町。
昭和30年代から大規模にトマト作りを始めました。
全国有数のトマトの産地になっています。
≫絶品トマトがとれるこの白子町の土は実は、こちら。
砂っぽいんですよね、すごく。
もうビーチの砂のような。
≫今、ちょっと風にも流されていますね。
≫そしてこちら白子町の地下水は塩分が多いんですよ。
本来ならば農業に不向きなんですけれどもでも、絶品トマトができちゃうんですよね。
≫今日は逆境を逆手にとった斬新な栽培方法と自慢のトマトを使った新グルメをご紹介していきます。
≫直美さん。
≫はい、こんにちは。
≫トマトはお好きですか?≫実はですねあまり得意ではないんですよトマト。
≫我々、なんでこんなにうれしいんでしょうね。
≫でも、今、見たらすごくおいしそうですね。
真っ赤で。
≫食べたことのないトマトのみずみずしさとジューシーさでした。
≫今日はちょっと、直美さんをトマトフリークにして。
≫トマト大好き人間に変えてみたいと思います。
≫このおいしいトマトができるのは、千葉県の東部にある白子町なんですね。
今日はよく晴れました。
昨日の勝浦もたくさんの日ざしを浴びて我々、日焼けをしましたけども今日も日焼けをしそうですね。
九十九里浜がすぐそばにあります。
全国でも珍しい年間を通じてトマト栽培が行われる場所で旬が2回ありまして春から夏、夏の終わりとトマトが最もおいしい時期。
絶品トマトの収穫が始まりました。
白子町周辺のトマト市場では1〜2割高く取り引きされるんですね。
理由は味はもちろんなんですがもう1つ、その理由があるんです。
≫よろしいですか?かつもくせよ!≫この断面をご覧ください。
≫どん!見てください。
ジューシーさの中に実は皮に特徴があるんです。
すっごい薄いんですよ。
≫本当だ!それ、皮ですか?めちゃくちゃ薄い。
≫薄すぎて、もうないぐらい。
≫全然むけないですもんね。
≫透けてますもんね。
≫皮が薄いので食べやすいんですよね。
ただ、果肉はしっかりしていて日持ちはするということなんです。
あ、また食べました?≫ごめんなさい…。
≫大人気のトマトは栽培方法にも秘密があります。
ちょっと見ていきましょうか。
ぜひ、ハウスの中へ。
こちらがハウスなんですけど。
≫でかい、天井も高いし。
≫我々の3倍くらいありますね。
≫ありますね。
≫お邪魔します。
みずみずしいトマトもありますね。
≫こちらがトマトハウスの内部ですね。
さあ、直美さん、こちらただのハウスじゃないんです実は。
何か、お気づきになりませんか?≫何も気付きません。
≫ちょっと観察してください。
推測してみてください。
下のほうとか。
≫なんか、下、土がない。
≫そうなんですよ。
こちら、地面じゃなくてこの棚からトマトが生えてるんですよ。
その数、なんと5000本。
≫直美さん、お待たせしました。
中がどうなっているのかちょっと見ていただきましょう。
農園の方に開けていただきます。
お願いします。
≫かつもくせよ。
≫イケメンなんですよ。
≫中、よく見てください。
≫ひげ?ひげみたいな…。
≫これが根っこです、トマトの。
そして、ここには水が引いてあって水が、よく見ると流れているんですよね。
これが、水の中のトマトの根なんです。
≫これ、水耕栽培というんですね。
肥料が入った水が流れていて。
トマトに関しては日本では1990年代に始まりました。
ただね、管理が大変なので挫折する産地というのが多かったんですよね。
そこで、白子町は研究を重ねて1996年に農家4人がこの水耕栽培に成功しました。
≫初めて見ました水耕栽培というのを。
≫鈴なりのトマトも健康そうでしょ、ほら。
≫このように土に頼らない逆転の発想。
今では22軒の農家が水耕栽培をしていて周辺のトマトの、実に40%がこの水耕栽培で作られています。
1年を通じて通年栽培が可能だということなんですよね。
トマト、好きですか?≫大好きですね。
≫イケメンにインタビューです。
≫髪の質が似ているから気になっちゃった。
≫確かに、似てらっしゃいますね。
ここの農家をこれから継がれる方です。
いいトマトを作ってください。
≫ありがとうございます。
≫そして、冒頭で紹介したもう1つの課題。
これは本来、作物が育ちにくい塩分を含んだ地下水の問題というのがありましたよね。
ここでは、それすらも味方にしているんですよね。
≫こちらに、ここの地下水の成分を分析した成分表があるんですね。
≫今、ここ、黄色い線が引かれていますけどNaとCl塩の塩分のことですけど塩分が含まれているということは分かりますよね。
ここに数字がありますのでね。
ただ、この塩分も実は、僅かな塩分であればですねトマトにとっては逆にストレスになっておいしい実をつける糖を蓄えるという効果があるんですね。
≫甘いだけじゃだめなんですね。
≫ですから水脈を選ぶことによってトマト作りに向いている水になるということで。
通常、トマトの糖度は5度ぐらいなんですけどこちらではそれ以上だということなんです。
≫直美さんと一緒ですよ。
おもしろいだけじゃだめなんですよ。
美しくなければ。
≫優しい。
ちょっとバカにしてます?≫いえいえ…。
次、いきましょう。
その水が流れているのがあちらです。
ご覧ください。
この地下水に肥料が混ぜてあります。
この水をハウスの中を循環しているんですね。
その栄養状態などを、センサーで24時間、監視しているそうです。
この水をここにあるトマトたちは毎日4トン吸い上げているそうですよ。
≫そんなに吸うの?トマトって。
≫水分もよく使うということなんですよね。
さらに水を循環させていることで実は砂地では難しかったことが簡単にできるようになったんですよね。
農家の中古利一さんです。
よろしくお願いします。
中古さん、簡単にできるようになったことというのはどういうことでしょうか?≫水耕栽培ですので水が流れていますのでハウスの中にまんべんなく水と肥料が行き渡るようになりました。
≫ですから、直美さん要するに、土ですと土をいくら混ぜてもやはり、ばらつきが出てしまうんですが水を流すことによってその分、均等になる。
おいしい実がずっと均等にできあがるということなんですよね。
このように塩水を含んだ水をうまく使っておいしいトマトを作っているわけなんですね。
中古さんありがとうございました。
≫さらにおいしいトマトを作るには愛情たっぷりかけて育てているんですよ。
もう1つ、お見せしましょう。
お願いします!≫ちょっとね棚の下に注目ください。
≫何が起きているんだ?≫お願いしますで、スイッチを入れてもらいましたので。
≫ほらほらほら!≫音が聞こえてきて、膨らんだ!≫これ、中は二酸化炭素なんですよね。
トマトは植物ですから光合成をします。
光合成というと光、そして水二酸化炭素を使いますよね。
トマト、光合成をしすぎてこの閉め切ったハウスの中では二酸化炭素を使いすぎて足りなくなってしまうんですよ。
ですから、こうやって二酸化炭素をあげて補うことによって栄養を蓄えやすいよいうに手助けしてあげるということなんです。
≫わざわざこちらからあげてるんですね。
すてきな愛情ですね。
≫ですから、いくぶん空気がいいですよね。
トマトの香りが漂っていて。
≫すごいです、トマトの香り。
直美さん、ほかにもトマトに愛情を注いでいる部分があるんですね。
まずは、トマトを上から見てください。
トマト、全然見えないでしょう。
≫全然、見えないです。
葉っぱだけ。
≫そこが秘密なんです。
葉っぱを、日傘代わりにして直射日光からトマトの実を守っているんです。
≫それも全部やられているんですね意識して。
≫そうなんです。
計算しているんですよね。
トマトというのは実は太陽に当てればいいというわけではなくて太陽に当てすぎてしまうと皮が厚くなってしまうんですよね。
ですから、葉っぱを利用してこの絶品トマトを作っているということなんです。
≫この下のカメラで見てみると横から、今度は、トマトがよく見えますよね。
それは、葉っぱをすいて隙間を作っているんですよ。
ハウスの中とはいえですね海沿いなので湿気が多いんですね。
だから、葉っぱを、すいて病気にならないように風通しをよくしているんです。
白子町ならではのトマト作りの工夫なんですね。
≫大変じゃないですかね、管理も。
≫本当にせんてい作業というのもこのトマトにおいては非常に大事で骨の折れる作業なんですよね。
さらに、今日もそうなんですけど日ざしが強い日というのはさらに工夫があるんです。
上を見てください。
ハウスの天井が見えないですよね。
実は、強すぎる日ざしをカットしてます。
豪太さんに持っていただきました。
透けていません?指。
≫透けてる、動いてる。
≫実は遮光光をさえぎる部分と光を散らす部分とに2つ分かれていて実は強すぎる日ざしをカットしているんですね。
≫これもオリジナルなんですか?≫そうなんです。
これも工夫ですよね、中古さんたちの。
こうすることによって皮の薄い赤ちゃんの肌のようなトマトができると。
≫うまい!≫トマトの味もおいしいですけど。
≫では、直美さん、ここでその白子の絶品トマトを使って地元の人たちで競い合って新しいグルメを作っているんです。
そちらを今日特別にご用意してもらったので紹介します。
≫ここにもトマトが並んでいます。
みんな赤ちゃんの肌ですね。
≫暑い!≫なかなか、ハウスの中は気温が高いですからね。
こんにちは。
よろしくお願いします。
白子商工会の皆さんです。
ホテル、飲食店など22軒で食べることができるその名も白子流ブイヤベースなんです。
白子流ブイヤベースというのは白子の、当然トマト。
そして、タマネギ九十九里のイワシなどのつみれが入っているんですね。
ブイヤベースで今日は和洋中のごちそうをご紹介していきます。
≫まずこちらにいらっしゃるのは洋食の川越定利さんです。
よろしくお願いします。
なぜ、トマトでブイヤベースを作ろうと思ったんですか?≫白子は、1年中トマトができるものですからそのトマトをどうにかして皆さんに食べていただこうかということで九十九里というのは海が近いもんですから海産物を入れてブイヤベースっていう名前をつけたんですよ。
≫ブイヤベース海鮮ベースのおだしですよね。
それにトマトを入れる。
そして、それが和洋中で競作にしてしまったんですよね。
≫そうなんですよね。
洋食はね、トマトをベースにして、ソースはトマトソースが基本的なんですが和食、中華もあまりトマトを使わないんですけど。
だけど、皆さんにこだわっていただいて作っていただいたんですよ。
≫今、その川越さんのブイヤベースがありますが本当に畑のものもそして海のものもぎっしり詰まっていますよね。
≫では、こちら最後の仕上げをしていただいて。
≫実は仕上げがまだ、あるんですよ。
トマトを熱湯に入れて湯むきしていただいてここの中に入れていただくんですよ。
≫直美さん、このまま見ててくださいね。
湯むき。
≫直美さんトマトの湯むきできますか?≫やったことないですね。
料理、全くしないので。
≫数秒でできますから。
そして一度、冷水につけていただいて。
トマトが、すーっと皮がむけるんですよね。
≫薄いですね、やっぱり。
≫そうなんですよ。
≫これ、白子のトマトだから?≫そうなんですよ。
白子のトマトというのは皮が薄いもんですから。
透明になるぐらい薄いですよ。
これを、サッとむけますからそれを、この中にドカンと入れていただくんです。
≫そのまま入れたの…。
どういうこと?これが、最後の仕上げですか?≫これが最後の仕上げなんです。
少し煮てもいいし。
食べられるんですか?≫そのまま食べても結構ですけど少し煮たものが甘くておいしくなります。
≫もう、待ちきれないので私はこのトマトを潰して…。
≫やばい、おいしそう!≫これがブイヤベースですよね。
これが九十九里のつみれ?≫そうですイワシのつみれですね。
≫いただきます!魚介のだしとトマトの酸味、おいしい。
≫トマト自体はどう?≫ブイヤベースがすごい濃厚なんです魚介のだしで。
でも、トマトの酸味がすごいさっぱりしててジューシー!≫本当、絶妙なバランスですよね。
≫伝わってきましたよおいしさが。
≫ソースにも、いっぱいトマトが入ってますから。
≫つみれも食べますね。
食べたいでしょ、あげないよ。
≫やだ!≫うまい!やばい、せりふ、しゃべれない。
次はですね中国料理の前橋隆一さんに中国料理を紹介していただきます。
お願いします!≫どうも、お待たせしました。
≫今度は中国料理です。
≫中国料理とブイヤベースってどうですか、合いますか?≫合います、はい。
≫難しくなかったですか?作る作業は。
≫いや、そうでもないです。
簡単でしたね。
≫そもそもが、中国料理には使うんですか?このトマトは。
≫全く使わないです。
≫あまり聞かないですもんねトマトと中国料理って。
≫ですから、一からのスタートなんですよね。
≫では、これが中国のトマトブイヤベースを使った…。
また食べるに決まってますから。
お伝えしないといけないんですから。
いただきます。
めっちゃうまい!トマトの酸味がすごい。
トマトの酸味と魚介のスープが…。
さっきと言ってること一緒になっちゃうんだけど…。
≫味はどうですか?≫全然、違う。
中華の火の強さっていうかそういうのを感じますね。
≫火の強さ、感じれます?≫感じれますよ!4000年の歴史をね。
このエビ…。
うめえ!トマト、うまい。
≫トマトの味は濃厚ですよね。
よくなじんでますよね。
≫さっぱり食べられるんですよね。
≫うちはさっぱりに仕上げています。
≫お野菜も、この辺でとれたものなんですよね。
≫そうですね。
≫これはなんですか?≫タイの切り身ですね。
≫やはりね、海の幸もふんだんに盛り込まれているんですよね。
≫おいしい。
そして最後に、こちらは和食の増田七郎さんです。
よろしくお願いします。
渡辺さん、和食にブイヤベースはさすがにって思いますでしょ。
≫さすがにないでしょ。
見たことないですしね。
≫ですよね。
でも、増田さん。
≫合うんですよ。
≫では、最後の仕上げはこちら、すごいんです。
お願いします。
≫まず、ちょっと開けていただきましょうかね。
≫鍋のブイヤベースですね。
≫これ、なんだと思います?≫この中古さんのトマトをマイナス35度で冷凍しました。
≫それをここにすり下ろしちゃうんですよ。
≫直美ちゃん、すごいよ、ほら。
≫すごい、食べたい!≫桜エビを散らしたみたいになってるでしょ。
色がきれいだね。
シャーベットですよ。
≫このままでも、おいしそう。
≫まず、色を見てください。
≫どうですか色がきれいな桜色で。
これがね、溶けますと真っ赤になるんです。
≫ちょっと今だしになじんでますが色、見てください。
≫本当だ、赤くなってきた。
おいしそう!食べて、食べて!ハマグリ、でかいね!≫せっかくですからそのトマトも。
≫この緑のはなんですか?≫これはセリなんです。
≫そろそろ番組も佳境ですから…。
≫いただきます。
トマトが利いてる、うまい!だしと…。
いいですね。
(ブラックバーン)Stop!2014/04/08(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「房総の水が育む“情熱トマト”〜千葉県白子町〜」[字]

千葉県の白子町を含む外房の長生(ちょうせい)地域は、地元の水と土を活かした「水耕栽培」のトマトが自慢。酸味と甘みの絶妙なバランスが高く評価されている。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】渡部豪太,【コメンテーター】渡辺直美,【司会】厚井大樹 〜千葉県白子町から中継〜
出演者
【ゲスト】渡部豪太,【コメンテーター】渡辺直美,【司会】厚井大樹

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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