(花沢太郎)なんとかなりませんか?この状況。
「ならない。
お前が走るのをやめた途端リュックの中身が5秒後には…ドカン!」何がドカンですか!大体なんで僕が走らなきゃいけないんですか!デブが走るの苦手なの知ってるでしょう!勘弁してくださいよお願いだから!「54…」嘘っ…。
「32…」何これ!「1…」脱げない脱げない…。
(3人)ドカーン!うっ…おお…うわっ!おおっ…うおっああ…。
お…おはよう子供たち。
(木内かなえ)びっくりした?
(木内こずえ)けどうなされてたんだよ。
(木内さちえ)すごい汗。
(木内光義)悪い夢でも見たか?ああそっか。
昨夜お呼ばれしたんだっけ?呼んでないよ。
お前勝手に来たんだろ!お前のいびきがうるさくてなこっちは寝不足なんだよ!すいませんねデブなもんで。
(かなえ・こずえ)行ってきまーす!行ってらっしゃい!行ってらっしゃい。
はあ…。
あっなんだ?このいいにおい。
(木内菜穂子)おはよう花ちゃん。
あっおはようございます!顔洗ってきて。
特盛の朝食用意してるから。
さすがですね木内っちゃんの奥さんは!とてもいい1日になりそうです。
素敵です!相変わらず美人ですね!やだもう〜お口がお上手なんだから。
お上手なんだから〜。
フフフフ…。
さあご飯ご飯。
はい用意しよう!
(水の音)はあ…。
(アラーム音)
(男性)なんですかね?あれねえ…。
(女性)ああーっ!
(男性)何やっとんねん!
(男性)おーい!
(携帯電話)
(権田千夏)課長おはようございます。
(錦織玲子)すぐに来て!木屋町五条のビルの屋上に女子高生が立ってる。
木内たちにも連絡して!了解です。
(木内光義)わかった。
花沢五条でビルから女子高生が飛び降りようとしてるらしい。
(花沢太郎)えっ?
(玲子)何してるの?
(三上晶)見てわからなきゃ言ってもわからない!いいから降りてきなさい。
危ないでしょう。
やだ。
やめなさい!
(晶)うるさい!飛び降りるよ!
(玲子)名前は?何があったの?なんでそんな事してるの?おばさんとなんか話す気ない!文句あるんだったら警察呼んだら?京都府警捜査一課錦織。
おばさんだけど警察なら話してくれるわけ?
(ため息)名前もなんにも言わないのよ。
ただすぐ飛び降りる気はないようにも見えるんだけど…。
あの制服は京聖学院高校のものです。
調べてきます。
お願い。
ねえ名前だけでも教えてくれないかな?なんか嫌な事あった?ねえなんとか言ってくれないかな?なんとか。
我慢我慢…。
(晶)ねえおばさんじゃないイケメンの警察呼んできて。
(晶)そしたら話す。
なんでおばさんじゃダメなの?ママと同じにおいがする。
イケメンじゃなきゃ話さない。
はあはあ…呼んだ?はあ…もっとも僕はただのデブだけどこの人イケメンだから。
なんでこんな事するんだ?何があったか知らないけど命は大事にしようよ!
(ため息)何があったか話してくれないかな?今そっちに行くから!木内っちゃん!ああっちょちょちょ…。
なんだよ!あの子は飛び降りる気なんかないですよ。
どうしてそんな事がわかる?あの目は何かたくらんでる目です。
生き生きしてるでしょう。
人生を悲観して飛び降りようなんていう子はもっと目が死んでます。
バカな事言うな!本気だったらどうするんだよ!
(晶)だったら言う事聞いてくれる?なんだ?今から桂川の久世橋の下に行って。
そこで何か起こるから。
行ってくれたら降りてもいい。
ほらねだろうと思ったよ。
おいふざけんなよ女子高生!飛び降りる気もないくせに大人からかいやがってよ!やめなさい花沢!今何て言った?飛び降りる気ないって言った?だったら今から飛んでやるからよーく見とけよ!死んだら化けて出てやるからなデブ!おい!よせ!ごめんなさい!ごめんなさい!よーく言って聞かせるから!ね!あの子が何かたくらんでるぐらいわかってる。
ただし真剣なの!興奮させたら本気で飛び降りかねないぐらいわからないの?バカ!今からねこの2人に久世橋に行ってもらうから。
そしたら降りてきてくれるわね?その時次第。
なんかあったら逐一報告する。
いいね?
(2人)はい。
行くぞ!はい!すいませんちょっといいですか?
(ヤス)あ?警察?やっと来たんかい。
え?何かあったんですか?知らんのかいな!この間から高校生たちが現れて俺らに悪さをしよんねや!なあそうやな?そのせいで仲間が病院に運ばれたんや。
ケガしたんですか?ケガは大した事ないねんけどそいつ心臓が弱うてストレスで入院しよったんや。
はあはあ…もうダメ…死ぬ…。
心臓が止まりそう…。
ちょうどこんな感じや。
もう惨めなもんやでホンマに。
え?近頃のガキどもは俺らの事を人間やなんて思うてへんねや。
ちょうどこんな感じや。
(ヤス)まあ警察も同じか。
なあ。
ケッ。
ああその事ですか。
知ってたのか?いつだったか…女子高生が知らせてくれたんです。
ホームレスが高校生にいたずらされてるって。
ただその時に近くで連続窃盗事件があったものですからついそのままにしておいて…。
女子高生ってあの子ですね多分。
それいつ頃の事だ?窃盗事件のあった日ですから…。
お待ちください!
(携帯電話)はい。
(千夏)あの子の名前がわかりました。
三上晶京聖学院高校2年生。
今日は風邪で学校を休むと連絡があったそうです。
父親は海外に仕事で単身赴任中。
タ…タンザニアです!タンザニアに単身赴任中。
タンザニア?母親は料理研究家だとかで今連絡を取りましたが神戸のホテルでお料理教室をしているのですぐには来られないと言われました。
しかしあの三上が…信じられない。
はい?あっ…ですから…。
(教師)「三上は成績優秀な子で学校でも問題を起こした事なんてないんです」そんな事するなんて考えられません…。
聞こえましたか?担任の先生はこのようにおっしゃっていますが所詮思春期の女子高生の考えてる事なんてわかりませんから。
わかった。
先週の木曜ですね。
その子が来たのは。
木曜?今日も木曜だ…。
(玲子)三上晶さんねあなた。
あなた先週の木曜日にホームレスがいたずらされてるって交番に届けたそうね。
でも警察は動いてくれなかった。
だからこんな事してるの?だったら謝る。
だから降りてきてくれないかな?それとも他に何か理由がある?例えば今日も木曜日よね。
あなたさっき何かが起こるって言った。
もしかしたら今日もまたホームレスがいたずらされると思ってる?そうなの?わかってるならなんとかしなさいよ!
(急ブレーキ音)
(3人)ハハハ…。
ハハハ…。
よっしゃ。
さあ行こうぜ。
行こか。
(3人)ハハハハ…。
(木内・花沢)警察だ!やっべえ…。
逃げろ逃げろ!今だ!わーっ!うわーっ!くるなくるな!危ないやめろ…。
確保ーっ!
(千夏)生徒手帳出して。
全員同じ中学で高校はバラバラ。
なんであんなバカなまねをしたんだ?学校や塾のストレスが溜まっていた?甘えんじゃない!
(アラーム音)怖っ…。
えっ!?あっいやいやいやいやいや…。
ねっねっもう反省してるよね?君たちも…。
(3人)はい…。
ねっ?ほら素直じゃない。
大変だもの最近の高校生たちも。
何言ってんだ。
塾や勉強が大変なのはみんな同じだろう。
だからってストレスを外に向けてどうすんだ!はいこの子知ってるのは誰?いや…。
京聖学院高校2年生三上晶。
うん?誰も知らないのか?京聖学院なら透と同じだ。
うん?透って?矢沢透。
こいつ。
どの子だ?やっぱり中学の時の仲間なんだけど今日は用事があるからって来なかったんです。
用事?なんの用事だ?京阪ドラゴンの奴らにひと泡吹かせてやるって…。
(千夏)京阪ドラゴンってあの危ない連中の事?いきなりなんでそうなるんだ…。
京阪ドラゴンには恨みがあるって。
マジやべえからやめろっつったんだけど絶対やってやるって…。
マジだったよな?目が。
なんで止めないのよちゃんと。
あなたたち仲間でしょう?マジ怖えし…。
そんな腰抜けがホームレスを襲撃?で?その彼はどこに行くって?西洞院のビリヤード場…。
(店内の音楽)
(佐伯)マスターまた来るわ。
ありがとう。
(マスター)ありがとうございました。
あっ…。
すいません。
はい。
この子なんですが来ませんでしたか?あっ今出て行きましたよ。
はあ…。
今出て行ったらしい。
えっ!?また走るの…。
(銃声音)はあっ…。
大丈夫ですか!?はあっはあっ足が…きつい…。
木内っちゃん何をしてんですかこんなとこで。
この人が今あそこからライフルで狙われたんだ。
えっ!?ここ頼んだぞ!えっえっ…ちょっ…。
ライフルって?でも驚きですよねライフルで狙われるなんて。
何か心当たりはありますか?
(川井淳)ないよそんなの。
ですよね。
あの失礼ですがお名前とご職業お伺い出来ますか?刑事さん?そうですがそれが何か?あっいえ…。
ああ…川井と言います。
今は無職です。
今はと申しますとその前は?洛北物産という会社の社長をしてましたが倒産してしまって…。
そうですか。
大変ですよねそりゃ。
もう大丈夫です。
いやあけど殺し屋に狙われるには都合がいい場所ですよね随分と。
何?だってほらな〜んにもないじゃないですか。
あそこからここでしょ。
狙われやすいと思いません?何か用事でもあったんですか?こんな場所に。
ああいや…仕事を失くして暇なもんで散歩というかまあそんなところです。
まさか殺されようとしてたなんて事はないですよね?そんなバカな。
ハハハ…。
ですよね。
(パトカーのサイレン)
(鬼久保巌)本当なのか?撃たれたっていうのは。
これが薬莢です。
屋上に落ちてました。
それと白い車が逃走しました。
ナンバー不明です。
林すぐに鑑識を呼べ!
(林弘太郎)はい!これ頼む。
あちらが被害者です。
でも裏がありそうです。
あの人の周り洗った方がいいです。
何わけわかんない事言ってんだよ関取さんよ。
こんな場所であんな目立つ帽子被ってるんですよ?あれじゃまるで標的です。
標的?権田か。
矢沢透の母親の店…。
(矢沢美代子)警察の方…?息子さんが京阪ドラゴンという半グレ集団ともめ事を起こしているらしいので捜しているんですが連絡が取れません。
お母さんに何か心当たりはないかと思いまして…。
そんなまさか…心当たりなんて…。
何かの間違いです。
透はいい子なんです。
親思いのいい子で…。
ですが中学時代の仲間とホームレスにいたずらをしていたんです。
これは間違いありません。
そんな…。
三上晶っていう子をご存じですか?同じ高校なんですが。
三上?ええ。
いいえ。
わかりました。
では連絡がありましたらすぐに知らせてください。
はい…。
ご迷惑おかけします。
失礼します。
失礼します。
お邪魔しました。
どうも。
木内っちゃん気がつきました?手首の傷か…。
リストカットでもしたんですかね?それになんか様子が変です。
ちょっと周りを調べてみよう。
はい。
ついさっき桂川のホームレスの人たちが数人の高校生に襲われた。
大丈夫。
高校生は全員保護したから。
(玲子)これでいいんでしょ?もう降りてらっしゃい。
じゃあ連れてきて。
(千夏)えっ?
(晶)ここに全員連れてきて!
(玲子)あのね矢沢君だけが来なかったの。
あなたと同じ学校の生徒よね?あなたその矢沢君の事を止めたかったんでしょ?
(晶)そんな事よりなんで彼現れなかったの?
(玲子)それがね京阪ドラゴンっていう不良グループにひと泡吹かせてやるんだって言ったまま姿をくらませたらしいの。
(晶)どういう事?
(玲子)わからない。
でも京阪ドラゴンってねかなり危ない連中なのよ。
ね降りてきて。
そして一緒に捜そう!「上を向いて」「歩こう」「涙がこぼれないように」まるで誰かに届けって感じの歌いっぷりね。
矢沢透ですね。
記録しといて。
役に立つかもしれない。
はい。
(晶)「一人ぼっちの夜」
(自転車のベル)
(藤原あかね)キャッ!ちょっと!人にぶつかっておいて挨拶もせえへんの?うっさいなお前。
はあ…。
かなんなあ。
そうですか離婚してるんですね矢沢さん。
そうなんよ。
ご主人が浮気かなんかしたん違う?いっとき奥さん荒れてしもて花屋も閉めて自殺騒ぎなんかも起こしてもう大変やったんよ〜。
大変だったでしょうねえ。
息子さんいらっしゃるでしょ?矢沢さんち。
何かよくない噂とかあったんでしょ?ああーないないそんなん全然ない。
ようでけた息子さん。
そのおかげでやね矢沢さんもこの頃すっかり落ち着いてきはったなあ言うて思たら…あっ…。
やだなやだな変なとこで止めちゃって。
誰も聞いてませんし誰にも言いませんから教えてくださいよ。
マンションの隣に住む奥さんの話やねんけどね時々矢沢さんと息子さん大声で騒いで矢沢さん泣きわめいたりしてるんですって。
何があったんですか?そこまでは知らんわよ。
(藤井)聞いてくれ聞いてくれ。
泥棒に入られちゃった。
あっ藤井のおじいちゃん。
あっちょうどよかった。
今警察の方来てはんの。
警察?泥棒?
(藤井)この引き出しの中に入れてあったばあさんの形見の指輪がない。
多分盗まれたんじゃないかと思うんだ。
思う?どこ探してもないんだよ。
泥棒に入られたとしか思えんだろ。
おじいさんここに一人暮らしですか?ばあさんが死んでから息子たちは寄りつきやしない。
そうですか。
あっ美味しそうな大福。
食べるかね?買いすぎちまったんだ。
いただきます!おいおい!おそらく勘違いだ。
なんか言ったか?いえ…。
いえ。
おじいさんは話し相手が欲しいんです。
交番にいた時によくこうやってお年寄りと話をしたもんです。
木内っちゃんは矢沢さんちの方お願いします。
すぐ行きますから。
おい…。
お邪魔します。
いやいや…。
(ため息)
(晶)「一人ぼっちの」映像をネットにアップする事は出来ますが矢沢透が見るとは限りません。
けど見るかもしれない。
木内たちにも送っておいて。
はい。
ホイホイヘイ!やめろや!ほれ!やめろ!ヘヘヘヘ!
(佐伯)うっす。
これまでのアガリっす。
(岡崎)ああ。
はい。
おっす。
(佐伯)うわっ!おいコラ追え!
(佐伯)待てコラ!ちょっとお願いね。
こっち。
はあ…はあ…。
(矢沢透)これがブルーレモン。
ブルーレモン?
(矢沢)最近はやってる飲む覚せい剤。
母さんがあの男からこれを買ってるとこを見たんだ。
お母さんが?あんたのお母さんがこの覚せい剤を?だからこれさえなくなれば母さんも買えなくなるって…。
そう思って…。
それで…。
あんたあいつらから…。
母さん離婚してからおかしくなってそれを紛らわせるためだって…。
気分がハイになるんだって。
ええ子やなああんた。
お母さんのために必死になって…。
ええ子やええ子や!で?どないするん?警察には知らせるんか?警察になんか知らせたら母さんが…!
(林)警部!バン!
(鬼久保)うわー!
(林)警部!グハハハハ…ハハハ…。
(鬼久保)川井さん!あんた2億の保険に入ってるんだって?エヘヘヘ。
会社倒産したんでしょ?なのに掛け金大変だろ。
いいじゃないですかそんな事どうだって。
あら。
もしかしてあんた本気で誰かに自分を殺してくれるように頼んだんじゃないの?いいですか!私は被害者ですよ?なのになんでこんな取り調べみたいな事受けなきゃならないんですか!
(すすり泣き)
(鬼久保)今日のところは…。
(川井)どうもお騒がせしました。
(水島昇)ううっ…!あ…あ…。
ううっ…。
(鬼久保)また来てもらう事になるかもしれませんからね。
(鬼久保)林!
(林)はい!
(鬼久保)林車!はい!
(パトカーのサイレン)あいつは一体誰だ?ハハハハ…!それはおじいさんが悪いですよ。
愉快だねあんた。
こんな年寄りの話を面白がって聞いてくれて…。
ハハハハ…。
ハハハハ…。
藤井さん指輪なくなってないですよね?いいや…。
嘘つかなくていいですよ。
僕怒りませんから。
すまん!つい…。
いいんです。
また何かあったらいつでも呼んでください。
話し相手になりますから。
(メールの着信音)あっごめんなさい。
メールか…。
あっ権ちゃんだ。
「上を向いて歩こう」
(晶)「上を向いて…」九ちゃん…坂本九だな。
(晶)「涙がこぼれないように」おっこの子…。
ご存じなんですか?数日前に会ったな公園で…。
え?なんでも幼稚園で一緒だった子と高校になって再会したとか言ってたな。
けど最近その子の様子がおかしくて。
さっきもお店に行ったらお母さんとケンカする声が聞こえてさ。
でも私がどうこう言ったって聞いてくれそうもないし。
当たり前だ。
知らん顔してるのが一番だ。
(晶)え!?頼まれもしねえのに人様の事に口を出したら嫌われるのがオチだ。
大人はみんなそうだね。
大人にだって色々と都合がある。
他人のために何かをするとなったら相当な覚悟がいるからな。
覚悟?そうさ。
人様の事に口を出すなら命がけでやらなきゃダメだ。
(藤井)でなきゃ他人の人生を変えるなんて事は出来やしないぞ。
命がけ…。
(晶)「幸せは…」命がけですか。
けどいいなあ。
必死に歌ってるよこの子は。
「上を向いて歩こう」
(晶)「涙がこぼれないように」
(晶)「泣きながら歩く」うちなあこれでも前科者。
え?見えへんか?見えないです。
ハハハハ…。
誰かて道を踏み外す事はある。
せやけどやり直したらええの。
人生はやり直しがきくんやって。
なっ。
知らない人からメールがある。
「花沢と言います」
(矢沢)「君の友達が君を探しています」「その友達が屋上で歌っている映像を送ります」え?花沢って…。
「上を向いて…」三上…。
「涙がこぼれないように」この子…。
あんたの味方やね。
あんたに向かって歌てはるわ。
せやな?
(晶)「上を向いて歩こう」
(あかね)この子に会いにいかんとな。
「星をかぞえて」「思い出す夏の日」あの奥さんが覚せい剤を?通称ブルーレモン。
メタンフェタミン系で効果は強いがジュースに混ぜて飲めるという手軽さで最近学生や主婦の間に浸透してる。
嘘…。
飲んでるところを見た。
さっき薬剤シートを権田に頼んで科捜研に回してもらった。
多分間違いない。
なんかとんでもない事になってきましたね。
(携帯電話)はい花沢です。
あかねさん?あんた矢沢透君って高校生知ってはるやろ?ん?いやなんでってそんな事はええの。
その子が今ヤクの売人に追われてて…。
はあ…はあ…。
クソッ!
(佐伯)おい!この辺高校生通らなかったか?
(鈴春)1000円。
占いせえ言うとんのちゃうんじゃお前。
1000円。
死ねババアホンマ!おい!お前ら向こう捜せ!へい!クソッ!ババアもジジイも人の行く末。
なんでタクシー使わないんだ…。
いいから走れ!
(佐伯)おい!おったぞ!こっちや!逃げて!さあ早う!
(あかね)欲しかったんはこれでっしゃろ!
(佐伯)お前何しとんじゃコラ!
(佐伯)待てコラ!おい行け!追えお前!クソッ…。
(水島)何やってんだ…俺は!俺は何やってんだ…!
(佐伯)待てコラ!
(佐伯)オラ!
(佐伯)待て!
(佐伯)待てコラ!あかねさん…。
はい。
わかりました。
木内っちゃん!透君三条方面に逃げたって…。
《みなぎるー!》うおー!オラー!
(岡崎)追え!
(佐伯)ヘイ!おい手間かけさせんな。
(水島)待て!
(岡崎)痛っ…。
(岡崎)ああ…。
うわー!何してる!それよりあいつらを!木内っちゃん!僕に任せろ!オラ!よいしょー!
(佐伯)あー!うわー!じゃあお願いします。
(警官たち)はい!お願いします。
あんた…。
矢沢透君だね?はい。
(一同)「上を向いて歩こう」
(一同)「涙がこぼれないように」
(一同)「思い出す春の日」すごい。
みんな晶ちゃんのために…。
頑張れ!頑張れ!
(矢沢)三上!俺のためにごめん!あんたのためなんかじゃない!私のため!え?知らん振りしてる人になんかなりたくなかっただけ!わかったから降りてらっしゃい!約束よ!歯を食いしばって。
今のは世間を騒がせた罰!でもあなたが友達を救いたいっていう気持ちは本物だった。
バカ。
何があったか知らないけど私は周りがどんなだろうと自分を貫く。
だから矢沢君もちゃんと自分を持ってしっかり自分を貫いて。
わかった。
ありがとう。
(千夏)行きましょう。
頼んだよあと。
(矢沢)母さん!透あなた…。
あっ刑事さん。
この子は悪くないんです。
この子は…。
矢沢美代子さん。
覚せい剤取締法違反の件で警察までご同行願います。
あなたが捨てた薬剤シートから微量のメタンフェタミンが検出されたんです。
私知らない。
そんな事知りません。
息子さんはあなたのためにあの連中からブルーレモンを奪い取ろうとしたんですよ。
母さん。
僕待ってるから。
ちゃんと1人で待ってるから。
だから僕の母さんになって戻ってきてほしい。
お母さん思いのいい子ですよ透君は。
おそらく執行猶予も付きますから病院でちゃんと体を治してもう一度透君とやり直してください。
母さん!お願いだから元の母さんになって戻ってきてよ!母さん…母さん…!ごめんなさい…。
ごめんなさい…。
母さん…。
ごめんなさい…。
母さん…。
(美代子)ごめんなさい…。
鬼久保さん。
白状したよ。
川井ってあの元社長とはゴルフ仲間で2億円の保険金のうち5000万貰うって約束で殺しを請け負ったそうだ。
やっぱりあの人自分を狙わせてたんですね。
この男の会社も倒産寸前で資金繰りに困って乗っかったらしい。
けどどうしてあの子のためにライフルなんかぶっ放したんですか?どうでもいいでしょそんな事は。
私がダメな人間だという事を思い知らされただけなんです。
勇気ありますよねこの子。
女の方が度胸ありますさかいな。
度胸ですか。
じゃあ男は愛嬌ですね。
ウフ…。
なあ今度あの子連れてきておくれやす。
矢沢透君ですか?うん。
小鍋でも食べて元気出してもらいたいさかい。
じゃあこの子も連れてきていいですか?ええもちろんえ。
あかねさん。
なんどす?優しい。
2014/04/07(月) 15:05〜16:00
ABCテレビ1
刑事110キロ[再][字]
「友よ母よ…京の五条に響く歌!少女が繋ぐ4つの事件」
詳細情報
◇番組内容
京都の町で人気のおまわりさんが、ある日突然、刑事に!?石塚英彦が、20年の交番勤務で培った洞察力と人間観察力を生かして難事件に挑む、“規格外”の刑事を演じる!
◇出演者
花沢太郎…石塚英彦
木内光義…中村俊介
権田千夏…星野真里
鬼久保巌…石丸謙二郎
林弘太郎…陳内将
鈴春…石井トミコ
木内菜穂子…井上和香
白石あかね…竹下景子
錦織玲子…高畑淳子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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