ゴー!
(一同拍手)
これまで8回にわたり腕に覚えの日本の職人がその技で世界中の子供たちの苦しみを解放してきたマチャアキJAPAN
今回のSOSの発信地はアフリカ・ケニア
現地の子供たちが直面する水の問題を解決すべく今年もひとりの井戸掘り職人が立ち上がる
THE★仕事人バンクマチャアキJAPAN今回の仕事人はアフリカ・ケニア共和国に派遣を致しました市毛さんはケニアというとどんなイメージをお持ちですか?キリマンジャロに行ったことがあるので…何年ぐらい前のお話?もうだいぶ前でございます高橋さん思い出ですか?思い出っていうか…まぁずいぶん遠くな…エビちゃんケニア以外?何だろう…ガーナガーナ共和国ねありますねはいそれから?ほんとですか?行けるんですか?今回ですね井戸掘りを依頼されたわけでございますそれはどなたからかと申しますと青年海外協力隊で活動している土田和歌子さんという日本人の女性から依頼を受けましたそしてそれを岡本玲さんが現地で調査をしてくれましたねほんとに毎日水がないので2時間かけて水を汲みに行ってる現地の村の暮らしを体験してきましたあまり衛生的な水ではなかったようですね衛生的には大変ですね井戸掘りを伝える村はどんな問題を抱えているのでしょうか
今回マチャアキJAPANが向かったのはアフリカ大陸の東部に位置する
日本からおよそ16時間
ケニアの首都・ナイロビの空港に調査員・岡本玲が降り立ちました
着きました〜ケニアここからどんくらいなんですかね?4時間!
SOSをくれた土田さんが働くロンギサという町を目指します
こうやって見たら結構都会な気がしますけどね
1963年にイギリスから独立したケニア共和国
以来資本主義国家として発展しアフリカでは豊かな国の1つに数えられます
しかし…
(岡本)あっここでもう水道ない…
首都・ナイロビを抜けると水道はなく水汲みに頼る生活
早くも水環境の悪さがうかがえます
車で走ることおよそ1時間
うわぁすごーい
岡本の目に飛び込んできたのは「グレート・リフト・バレー」と呼ばれる大地の大きな溝
アフリカ大陸を南北におよそ7000kmにわたって縦断する巨大な断層で発見される類人猿の化石の多さから「人類発祥の地」とも呼ばれています
荘厳な大自然を見つめアフリカの大地に来たことを実感する岡本
日本から遠く離れたこの地に暮らす土田さんとはどんな女性なのか?
そして彼女が伝えようとする現地の姿とは?
目的の町へと急ぎます
フゥ…到着…っていってもまだ村ではないんですよね?
日没後の移動は危険なためこの日はナロックの街に宿泊
再び車に乗り込み移動開始
土田さんが働いているのはロンギサにある病院
なんかしっかりした建物ですね
(スタッフ)そうですね
この周辺では最も大きい病院なんだとか
土田さんに会いに来たんですけど…お邪魔しますわぁ…どこだろうあっ!どうもこんにちははじめまして岡本玲といいます土田和歌子ですよろしくお願いします
こちらが今回SOSをくれた青年海外協力隊のなんでわざわざアフリカだったのかなと思って
日本では製薬会社に勤めていた土田さん
どうしても自分の手で直接病気に苦しむ人たちを助けたいと青年海外協力隊に入隊したといいます
土田さんはここでどういう仕事をされてるんですか?
そこで岡本は土田さんの仕事を見せて頂くことに
(岡本)ここは?はいそうです
土田さんが行っている支援活動はHIV感染によって就業差別を受け収入の道を閉ざされた人々が自立できるようにケアすること
このグループは土田さんの発案で養鶏を始め収入を得ることができるようになりました
村人への衛生指導も行っています
「病気で苦しむ人を直接自分の手で救いたい」
土田さんはその思いどおり現地で活動していました
そして土田さんの案内で水に困っている村へ
この地域で最も水事情が悪いといいます
悪路を走ること30分村に到着
村人たちは農業と畜産で暮らしています
岡本も気になる村の水事情とは…
まずは村長に話を聞くことに…
勉強したくてもその時間に水を汲みにいかなきゃいけないんですね
子供たちが汲みにいく水場その距離が問題でした
ここからどのぐらいですかね?大体3〜4km
片道およそ4km歩いて1時間の距離
普通に歩いてるだけでも結構体力消耗するのに…水運ぶんですもんね?
(土田)そうですねこの暑さ…
35℃を超す強い日ざし
(岡本)電気は比較的どこも通ってるんですね
(土田)この電気も…ここが診療所になりましてここには引かれてるんですけども周りの家には一切引かれてない
村に電気は来ていますが公共の施設以外電線は引かれていません
(岡本)まだまだ道続いてますよまだまだ…
(岡本)いやぁすごい
強い日ざしに長い道程
ここからは緩やかな下り坂が続きます
そして1時間…
そこにはダムと呼ばれるため池がありました
雨季はここから川が流れ村の近くでも水は汲めますが乾季になると川が干上がりダムまで来なければ水は汲めません
しかも…
ここの水は家畜も飲みます
衛生的にはお世辞にもよいとは言えない水
それでも村人たちにとっては命の水
子供たちもこの水でのどを潤します
岡本は水汲みをしていた子供たちに話を聞くことにしました
こんにちはジャンボみんな何歳ぐらいですか?
(岡本)毎日水汲みに来るの?
この村に暮らすアイヴィン姉妹
そして6歳の姪っ子も一緒です
お手伝いしたいんだけど…じゃあ持ちますか…えっ結構あるよ結構あるよレッツゴー
子供たちがいつも運んでいる10kgのタンクを手にした岡本
しかし…
ハァハァ無理重いよ
想像していた以上の重さに足元はフラフラ
ちょっと待って…これ無理だアイムソーリー
(岡本)うんありがとうこれならいける
そこで5kgタンク2つに分けて運ぶことに
必死に歩みを進める岡本の横を20kgタンクを背負った女性が抜いていきます
1人は赤ちゃんまで抱いていました
すごいな…
ここケニアで水汲みの仕事を担うのは女性と子供たち
小さな背中で家族の生活を支えます
炎天下およそ4kmの道程
来る時は下り坂でしたが帰りは登り坂すると…
ウーウーウー…すいません
ここで岡本は2つのタンクのうち1つを土田さんにお願いしました
日も傾き始めた頃…
(岡本)あっここの生徒?制服が一緒
小学校の隣にあるアイヴィンたちの家にようやく到着
着いたー底が見えないですよ
生活用水はこの濁った水で賄います
汲んできたばかりのこの水をアイビーンはタンクから直接飲んでいました
(岡本)やっぱ皆さんそのまま飲むんですねこれ何日分ぐらい?そうだよねだから毎日汲みにいくんだもんね
アイヴィンは両親と2人の妹そして2人の姉に姪っ子の8人家族
一家は農業で生計を立てています
アイヴィンが外で勉強を始めました
電気のないこの村では水汲みも勉強も日暮れ前に済まさなくてはならないのです
水場から遠く暮らすこの村の人々の生活とはどんなものなのか?
岡本は家族の一日を見せてもらうため起床時間に合わせ家を訪ねました
(岡本)グッモーニング
(岡本)グッモーニング
アイヴィンに誘われ家の中へ…
(岡本)かまど?
(岡本)いつもどこに寝てるの?
(岡本)へぇ〜キッチンのここで寝てるんだ
キッチン兼用のこの場所が子供たちの寝床
昨日汲んだ水で作ったチャイが子供たちの朝食代わり
(岡本)ありがとう
濁りきった水…
しかし火が通っているため岡本もごちそうになることに
おいしい
(岡本)ふだん学校は何時から?すごい早いんだ…
(岡本)おっ…じゃあお見送りします大体8時半アイヴィンは何時まで?学校えっ長い
(岡本)いってらっしゃい
アイヴィンは授業前に自習
水汲みで削られる勉強時間を補うためでした
一方昨日水汲みで足を引っ張り子供たちの勉強時間を減らしてしまったと反省する岡本は…少しでも役に立とうと1人水場へ
冷たっ!
ゴミの少ないキレイな水を汲もうと岸から離れた場所の澄んだ水をタンクに流し込みます
よし…
昨日は1人で運ぶことのできなかった10kgの水
よいしょあぁ…
水汲みに時間を取られて勉強ができない子供たちに自分ができる精一杯のプレゼント
しかし早くも体力は限界に
何かできないかな…取れちゃうかなぁ取れちゃうかなぁ…
握力のない岡本はタンクを肩に掛けました
なんとしてでもこの水を子供たちの家に届けたいのです
あっいいですね
肩に食い込む水の重み
改めて蛇口をひねれば水の出るありがたみを思い知ります
往復2時間以上をかけようやく家に到着
水もうないオーケー?
昨日の水はもう空っぽ
子供たちは毎日水を汲みにいかなければならないのです
水汲みを終えた午後アイヴィンたちの通うコイタ小学校へ
この学校には近隣に暮らすおよそ500人が在籍
6歳〜14歳までの子供たちが勉強しています
アイヴィンの妹のクラスでは保健の授業で歯の勉強をしていました
学校の水事情について教頭先生に話を聞いてみると…
さらに濁った水は驚くことに…
そうなんだ歯にまで影響があるんですね
休み時間に子供たちの歯を見せてもらうと…
すごい確かに歯がボロボロの子もいますね
子供たちの健康を脅かす汚い水
水の影響をより知るために診療所を訪ねました
ハロー
常駐しているのは男性の看護師がたった1人
1日何人ぐらいの患者さんが来るんですか?
診療所には雨水を溜めるタンクがありました
日本じゃ雨水使わないですもんね
衛生管理が求められるこの場所ですら雨水に頼らざるをえないこの村の現実です
その日の夕方
早くも水は底をついていました
5kgのタンクは小さな子供たち岡本は10kgのタンクで
この日二度目の水汲みに向かいます
子供たちの時間を奪う水汲み
すべては水場が遠いため
この日水場で出会ったのは赤ちゃんを背負ったお母さん
1日何回ぐらい水汲みに来るんですか?最低3回…
(岡本)3ヶ月〜!あ〜そっか…
赤ん坊も汚い水を飲むしかない
この村にキレイな水が出る井戸があれば…
さっきねこうやってね背負ってたんですよ
今回もタオルを使い10kgのタンクを背負って運びます
すると…
アイヴィンも同じように岡本のマネをしていました
背負えば楽になるかと思ったもののタオルが腕に食い込みます
そこでタオルを広げることで重さを分散
なんとかまた歩みを始めることができました
10kgの水を運ぶのはどのように工夫しても厳しい仕事なのです
フゥ…
(岡本)ソーリーごめんね遅くて
子供たちのスピードについていけません
生きるための水その重みを感じます
日もすっかり落ちアイヴィンにもう勉強する時間はありません
ありがとうセンキューベリーマッチ
この村ではウガリというトウモロコシの粉を練ったものが主食
今夜のメニューは「野菜の炒めもの」
バターのような固形の油を使い塩で味付けしてさっと炒めれば完成です
ウガリと絡めて手で頂きます
うんおいしいちょっとなんか葉っぱが苦いけどすごいたくさん食べるんだね
水汲みでおなかが減っているのか子供たちはみんな食欲旺盛
食後お母さんから…
フフフ…ありがとうアサンテ
優しい言葉をかけてくれたお母さん
この村の温かな心に岡本は触れました
家族のみんなと仲よくなっていてすごいですねなんか寂しくなっちゃいました明日帰るのかと思って
これが今家族のためにできる岡本の精一杯
別れの前に1つ聞いておきたいことがありました
頑張ってね勉強
水汲みに追われながらもアイヴィンは大きな夢を描いていました
もちろん!忘れないよママ
そしてSOSをくれた土田さんも見送りに…
気をつけて日本に帰ってくださいはいありがとうございましたアサンテありがとう5・10・20運ぶのはこの村の子供たちでは当たり前だってチーフも言ってたけどでももしそれがなくなったらもっと勉強もする時間が増えるしステキな井戸ができることをただ願うばかりですはい岡本さんご苦労さまでしたいえいえほんとに情けなくてやっぱりふだんどれだけ楽して生きてるんだろう…っていうのがもうほんとにじかに伝わってきてほんと情けなくて申し訳なかったですマチャアキJAPANで岡本さんが
(スタジオ内笑い)ただそれだけに10kgの水を…あの日2往復ですもんねそうですね僕は岡本さんが足を引っ張ってるというふうには思えなかったですね井戸があそこにあればこのことはすべて解消されるとけれどもみんなが使いやすいような場所に掘らないと条件的にはねリクエストがあったみたいですね子供たちがいつも学校帰りに水を汲んで帰ったりするので学校がいいということでしたなんとか井戸を掘ってキレイな水を出してあげたい今回新たな仕事人がマチャアキJAPANに力を貸してくださいました
あのグレート・リフト・バレーで決意を新たにする男
マチャアキJAPAN史上最年長の仕事人だ
中学卒業後京都の
井戸掘り歴はなんと50年以上
井戸にかける思いも強い
初めてのアフリカ
遠くケニアの地での任務の成功を家族全員が祈っていた
家族の期待が痛いほど身にしみる
井戸掘り歴50年以上とはいえアフリカの大地は初めて
現地の村に向かう車中でも地形が気になる
ナイロビを出て4時間
まずは依頼人のもとを訪ねる
はじめまして田中といいます
土田さんの案内で井戸掘り現場へ
仕事人には気になることが…
地面になぜか石が多い
井戸掘りを依頼されたのはあの小学校の校庭だった
学校に来るついでに水汲みができれば子供達に勉強する時間が増える
「学校に井戸を」それが村長の願いだった
水は高い所から低い所に流れるもの
地下水の流れを予想し決められた範囲の中からベストを選んだ
集まってきた子供達に井戸掘りを説明
(一同拍手)
井戸はキレイな水と貴重な時間を与えてくれる
仕事人がケニアの大地を貫く方法とは…
村から車で40分の街へ資材の調達に出た
仕事人の井戸掘りは丸太で組んだやぐらの中心に「掘り鉄管」と呼ばれる鉄管を設置これを上下させ穴を掘っていく
なんとこの街にある長い丸太はこれだけ
今回の井戸掘りにはケニアの電柱を使うことになった
とにかく現地にある資材を使って技術を伝える
それがマチャアキJAPANの心得だ
そうすればたとえ井戸が壊れても修理できるし村人達だけで井戸を掘ることも可能になる
調達した資材に井戸掘りに必要な加工を行う
まずは大地を掘り進む掘り鉄管の刃先
これが井戸掘りの要といえる
とがった刃先はアフリカの土に鋭く刺さるに違いない
特製の掘り鉄管が完成した
いよいよ井戸掘りが始まる
(田中)よいしょ!
村長が声をかけてくれていた手伝いの村人達も続々と集まってきた
(外国語)
まずは村の長老が大地に祈りをささげる
安全とそして豊かな水をもたらしますように…
それは村人全員の願い
これをここへ載せてください
井戸掘りの要・やぐらを建てる
だが丸太はケニアの電柱なんとも太くて重い
御年67だが仕事人・田中はその年齢を感じさせない
やぐらを組むには先端部分を針金で縛りつける必要があった
いよいよやぐらを立てる
電柱は太く重い
村人50人ほどが力のかぎりに引っ張る
細心の注意を払いバランスをとり立ててゆく
(田中)オーライオーライ…
ケニアの大地に仕事人特製の電柱やぐらが立ち上がった
丸太に角材で補強をすればもうびくともしない
田中の流儀は「仕事は目で盗むもの」
この思い村人に通じるだろうか
これでケニアの大地に井戸を掘ることができる
その日の夕方…
井戸掘りの間田中は村の空き地でテント生活を送る
明日からの掘削開始に備えて村人達の代表が鶏を差し入れてくれたのだ
大切な家畜をささげるのは仕事人に敬意を持つ表れだった
・全員奥さんいます・なら
(一同笑い)
家族の話題はやっぱり万国共通だ
あのチキンも焼き上がった
これが日本でいう同じ釜の飯を食う
うん…エイエイオーエイエイオーエイエイオー!
今夜見る夢は水の出る夢だろう
村人達は集合時間前に集まった
これはかなりのやる気
やぐらに井戸を掘る道具を取り付ける
(田中)オーライオーライ…
滑車にロープをはわせその先には…仕事人特製の掘り鉄管もつながれた
日本の伝統技術を応用した田中式井戸掘りシステム
てこの原理を応用し少ない力で掘り鉄管を地面に打ちつけることができる
そしていよいよ…
掘削が始まった!
お〜いはい!
重い掘り鉄管がケニアの大地を捉える
ロープを引く手が軽やかなのはてこの効果か
まっすぐ掘り進めるには掘り鉄管を回しながら…
こうして仕事人・田中の技術がケニアに伝えられていく
仕事人は穴に水を入れた
掘った土を粘土状にすることで掘り鉄管の中にためていくためだという
何もかも順調そのものの作業
しかし…
仕事人の耳が音の変化を捉えた
すると…
なんと掘り鉄管の刃先が曲がってしまっていた
掘削僅か50cm
早くも硬い岩盤に当たったらしい
黒い岩がゴロゴロ現れた
しかも厚みもある
これが壮絶な闘いの始まりだった
思わぬサプライズが…
早くも壁に直面した仕事人へのつなぎのプレゼント
(外国語)
半袖で頑張る田中の日焼けも気にしていた
その心遣いがありがたい
つなぎを着た田中には確認したい場所があった
それは井戸掘り現場近くのトイレ用に掘られた穴
ここを見ればあの岩の出た地層がどれだけ続いているのかヒントになるかもしれない
黒い岩の層が3mは続いている
掘り鉄管を落とす穴を中心に直径2mの穴を岩の層を打ち抜くまで手掘りで掘り進めようという
岩の層は井戸掘りには大敵
だがどうしても学校に掘りたい
僅か地表から50cmで黒くかたい岩が出た
しかも幾重にも幾重にも折り重なるように存在している
唯一の救いは村人が手掘りに慣れていることだった
これを掘り鉄管で砕いていたら一体どれだけの時間がかかっただろうか
(田中)しかし
この日は8時間かけてやっと1m掘り進んだ
果てしない岩との闘い
だが少しずつ突き崩していくしかない
苦労の末2mに近づこうとしていた
そこで仕事人が動いた
曲がってしまった掘り鉄管の刃先を改良する
鋼鉄を十字に溶接
これでかたい大地を打ち抜く
穴が深くなった分砕いた岩を出すのも一苦労
だがかたい岩の層は途切れる気配もない
手掘り作業を3日目にして深さは2mを超えている
聞けばこの小学校の名前「コイタ」とは硬い岩を意味するという
掘る場所を変えるべきか…
そんな思いがチラリとよぎる
だが子供達のためという思いが仕事人を押しとどめる
みずから岩の感触を確かめ土の層に当たるかを探る
黒い岩の下に土の層はきっとある
だが穴の深さは2m65cm果たしていつ土の層に届くのか
手掘り作業を始めて5日
穴の深さは3mを超えたすると…
仕事人も変化を見逃さない
引き上げられた岩の表面に土が付着し始めた
(田中)この岩が
穴の深さは3m40cmとなった
その夜…
ウスターソースもありますので
依頼人の土田さんが思うように作業が進まぬ仕事人を元気づけるため手料理の差し入れ
(田中)はいコロッケですよかったです
折れそうな心を支えたのは日本で任務の完了を信じる家族の応援
特に娘の長男・慧くんの励ましの言葉だったという
汲みにいくだけでも大変やし行ったあの水の…だから
「必ず水を出す」思いはただそれ1つ
仕事人は手掘りから再び掘り鉄管での作業に切り替える決断をした
掘り鉄管を通して小さな穴に水を注ぎ準備は完了
仕事人の血が騒ぐ掘削の再開
(田中)上げすぎ上げすぎ
今度は掘り鉄管がふらつかないよう穴の上下で支える
昨日までがウソのようだ
田中式井戸掘りが復活!
作業は順調に進む
あとは地中の水脈にいつ当たるか
掘り鉄管はおもしろいように沈んでゆき1日で2m近く進んだ
子供達の期待の視線を背中に痛いほど感じる
井戸は村中の悲願だった
(田中)よいしょよいしょ…
ついに掘り鉄管はあの3m40cmの手掘りの穴より下に消えていった
その深さ9m
あとは水脈を待つばかりだ
岩を突破するのにかかった遅れを取り戻したい
この日の作業は夜まで続いた
すると現場に土田さんが…鍋を持っています
感謝の気持ちを込めて手料理を作ってきたのです
それは何かというと…
ジャガイモはケニアの人達にとってもなじみの食材
そして仕事人・田中さんにとっては恋しい日本の味
豆ごはんも炊きました
甘辛い味が口の中に広がり…
味とともに土田さんの気持ちも伝わったようです
そしてまた…
井戸掘りは力仕事
土田さんも手伝いたいのですがかえって邪魔になってしまいます
自分も
そんな思いが芽生えていました
小学校へ子供達と一緒にやれることを思いついたといいますそれは…
およそ1年前から青年海外協力隊の隊員としてケニアで衛生指導を行ってきた土田さん
衛生環境の悪さが気になっていました
5歳以下の子供の多くが下痢で苦しんでいます
中には命を落とす子も…
原因は汚い水と手づかみで食べる習慣
井戸が掘れ水がキレイになり石鹸で手を洗えばおなかが痛くなる子も減るはず
そこで土田さんは石鹸を作ることにしたのです
とはいえ日本では作ったことはありません
大学での研究や製薬会社で培った知識を駆使して石鹸作りに初めて挑みます
そんな土田さんは子供達にこんなお願いを…
石鹸を作るのになぜ灰が必要なのか?
子供達は不思議そう
土田さんのこだわりは村人に経済的な負担のかからない石鹸作り
通常日本では油と苛性ソーダを混ぜて石鹸を作ります
しかしどちらもケニアでは高価なもの
そこで土田さんはどこの家庭にもある材料で石鹸を作ることに
かまどから出る灰と料理で使い古した油
これなら材料費は一切かかりません
子供達は家から灰を持ってきてくれていました
まずは手作りの図を使い作り方を教えます
子供達にとっていい経験になると学校も協力してくれ石鹸作りは臨時の授業になりました
生徒は3年生から7年生の中から選ばれた20人
作り方を頭に入れたら石鹸作りの準備
お湯を沸かすためのかまどを作ります
チームリーダーは最上級生のウェスリーくん
性格が明るく人気者です
彼は土田さんの頼れる相棒になりそうです
さていよいよここから石鹸作り
ここで家から持ってきた灰が登場
これにお湯を注ぎ石鹸作りには欠かせないものを作るのです
それが…
灰とお湯を混ぜてできた上澄みがアルカリ水
これが苛性ソーダの代わりとなるのです
土田さんも灰からアルカリ水を作るのは初めて
理論上はこの方法でできるはずだといいます
そして放課後
うまくアルカリ水は出来ているのでしょうか?
すると…
上澄みどころか灰が水をすべて吸ってしまいました
なるべく濃度の高いアルカリ水を作ろうとお湯の量を控えたことが裏目に出てしまいました
いきなりの失敗にウェスリーくん達も不安げです
土田さん知識はあるんですがなにせ経験不足
石鹸作りは前途多難なスタート
なんとかアルカリ水を作らなければなりません
念のため一晩置いたがアルカリ水になっているのか?
早速バケツの中をチェックします
今度は水分が残っていました
ウェスリーくんも一安心
しかしその濃度が問題
薄ければ石鹸作りには使えません
こしてゴミを取り除き調べてみることに
日本であれば濃度計で計れるのですがここにはありませんそこで手にしたのがジャガイモ
濃度が十分ならジャガイモが浮くそうです
塩分の濃い海水に物が浮くのと同じ原理
ジャガイモは浮くのか?
沈んだまま…
残念ながら失敗でも原因は明らかです
1からやり直し頭を悩ます土田さんを横目に…
ウェスリーくんが灰を手に
もう一度アルカリ水を作ろうというのです
そんな彼の気持ちにも応えなければ…
今度は灰の量を増やし今までよりも長い時間置くことにしました
灰と廃油での石鹸作り
それは想像を超える難しさでした
心の中は不安でいっぱい
石鹸作りを失敗すれば子供達の期待を裏切ることになってしまう
今までで一番濃く見えます
早速ジャガイモで濃度を
今度こそ浮いてきてほしい…
またしてもジャガイモは沈んだまま
さすがにウェスリーくんも…
子供達の期待をまた裏切ってしまいました
このまま失敗では終われない
土田さんは次なる手を打つことに
だが問題が…
アルミの鍋ではアルカリが濃くなると腐食してしまいます
土田さんはいったん学校をあとにし鉄鍋を求め街へ
訪れたのは仕事人・田中さん御用達の鍛冶屋
「丈夫な鉄鍋を作るしかない」
設計図は田中さんが書いてくれました
20分あまりで特製の鉄鍋が完成
学校に戻った土田さんは早速水分を飛ばす作業に
アルカリ水を鍋に入れ火をどんどんたきます
これが最後の一手次に打つ手はありません
沸騰させて1時間
およそ半分にまで蒸発したところで…
果たしてジャガイモは浮いてくれるのでしょうか?
(土田)浮いた浮いた…
(一同拍手)
ジャガイモが浮きました成功です
うまくいった喜びに浸っている暇はありません
石鹸作りはこれからが勝負
次はアルカリ水と油を混ぜます
鍋に移したのは使い古しの廃油
土田さんが街の飲食店でもらってきました
固まった油を湯煎し溶かします
ウェスリーくんも手伝いこして不純物を取り除きました
そして温めたアルカリ水と温めた油を混ぜ合わせ化学反応を起こさせれば石鹸になるそうです
今度はどんなおもしろいことが起きるのか?
子供達は興味津々
分量はアルカリ水1に対して油が2
20分攪拌すれば固まるはずなんですが…
いくら混ぜても固まる気配すらありません
アルカリ水は一度油と混ぜてしまうともう使うことはできません
せっかく成功したアルカリ水がむだに…
理論的には合っているはずなのに一体何がダメなんだろう…
混ぜる速度が遅いから化学反応が起きないのでは…
そう読んだ土田さんは…
子供達の競争心にも期待
4つのチームに分け競って混ぜてもらうことにしました
ウェスリーくん最上級生としてはどうしても固めたいところ
期待に胸を膨らませ中身をチェックしましたがどのチームも全く固まっていませんでした
何が悪いのか?固まらない原因は…
さらに濃度を高めるには?頭を悩ませました
翌日
そのために自宅から持ってきたのがこちら
中華鍋ですこれで何をする気かというと…
アルカリ水と油を混ぜた液を鍋で熱し水分を蒸発させながら攪拌する
ちょっと科学的とはいえない強行策でした
かき混ぜるのはウェスリーくん
混ぜること5分中華鍋の中に反応が…
泡らしきものが出てきたのです
(土田)泡立ってるけど…
石鹸なのかは分かりませんが今までにない変化が
ウェスリーくんも興奮気味
それはだんだんそぼろ状の土のようになってきました
これが石鹸なのでしょうか?
土田さんはまだ半信半疑
容器に移してしばらく置くことにとても石鹸には見えませんがしかし石鹸作りは大きく進展するのです
ケニアでの石鹸作りいよいよ大詰めです
かなり固まっています
泡立たなければ石鹸ではありません
ウェスリーくんが手を洗ってみると…
ウェスリーくんの手を見て確信したらしく…
もうあぁ…
ついにやりました
苦労はしましたが灰と廃油で作る石鹸のレシピを発見
これで子供達も作り続けることができます
家に持って帰るための石鹸も作ることに
今度は子供達だけで石鹸作り
衛生環境の向上と理科の実験
子供達にとってはよいことずくめです
試行錯誤の末の成功諦めなければなんとかなる
そんなことも学びました
それにしても長い道程でした
そして
子供達の作った石鹸が完成
土田さんもこの笑顔
ウェスリーくんができあがった石鹸を型から外します
自分達で作った石鹸は子供達の手をキレイにし子供達の意識さえも変えるかもしれません
放課後ウェスリーくんの家に行きました
お父さんです
早速持ち帰った石鹸を見せると…
「息子が石鹸を作れるなんて信じられない」と言いながら手を洗い始めました
手の汚れがみるみる落ちていくと…
お父さんその洗浄力に驚いたみたい
親達にも石鹸作りが広まれば…
かまどの灰と使い古しの油という捨ててしまうもので貴重な石鹸を作りました
井戸が掘れキレイな水が手に入れば村の衛生状況は格段によくなります
(スタジオ内拍手)こういうほんとですねものすごいうれしくなりました実際ケニアにもあるんですよ石鹸はただ高価すぎて一般の家庭では使えないんですよなのですごくよかったなと思いますますますお水が必要ですよねもちろんでございますその前に現地で作りました石鹸がこちらに届いておりますので皆さん手に取ってご覧頂こうと思います香りどうですか?でも石鹸のにおいですねあの…洗濯石鹸っていうのは知ってますか?分からないです昔の人しか知らない…エビちゃん知ってた?洗濯板ね洗濯板にガーッてやってかったーい石鹸ですよね高橋さんこの石鹸使ってみましょう
(斎藤)まず半分に…かたいですではこちらを高橋さん…手を洗って頂きましょうか
(岡本)でも泡立ってますね
(高橋)きましたきました画的にあれかも…ものすごいぬるぬるしてますこのぐらいのものでも現地の人にしてみればすごく手がキレイになるっていう喜びはあると思いますね今洗った…流してるお水の中にすごく泡が…手キレイになりましたね相当汚かったんですね違うんです毛です毛毛ですよただの村に1つの変化が起こったということでございますその様子が届いておりますのでご覧頂きましょう
(斎藤)こちらは土田和歌子さんと村の子供達が石鹸作りをしたコイタ小学校です土田さんに作り方を教わったあとも学校でこのように石鹸が継続して作られているんです家のかまどの灰と料理で使ったあとの捨てる油から石鹸を作ることができるということで今では石鹸作りが授業の1つになっているんですもう自信作だな疑ってないね
(市毛)丁寧だわ丁寧にねやってますね
(斎藤)そして授業で先生となって石鹸の作り方を低学年の生徒に教えているのは土田さんと一緒に石鹸作りをした7年生のウェスリーくんです
(市毛)13歳で先生になっちゃったということでございましたいかがでした?今の笑顔がねよかったですよね子供たちができたらね学校で作って持って帰ったらお母さんたち喜びますよね手を洗うことっていうのは非常に衛生面で大事なことだっていうのを土田さんはちゃんと教えてましたもんねこれに井戸ができてキレイな水が出てくればもう村の衛生状態というのは格段とよくなるわけです
ケニアでの井戸掘り仕事人は新たな壁に直面していた
掘削開始からすでに3週間地元の協力もあり…
掘り鉄管は地中深く進んでいる
もうそろそろ水が出てもいい頃だが
しかし…
なぜか仕事人の顔が曇っている
それは井戸を掘る者にとって宿命といえる問題
水の出る地層に当たらない
ケニアで井戸を掘り始めてから出てきたのは硬い岩盤や軟岩と呼ばれるやわらかい岩ばかり
地層は確実に変化したが水の出る地層にならない
すると作業後…
・田中teacher
田中を先生と慕うアントニーは田中の苦悩に気付いていた
村人との絆は強くなっていた
夜遅くまで掘り続けても地層に変化はない
一体もう少しやと思うねんけどね早いこと出てくれんともう
焦る仕事人何かの期日を気にしていた
気にかけていたのは…
これはいつも持ち歩いてる私のノートなんですけどノートの中に…あっ…
(2人)ハハハハハ…
日本で受験に臨む慧くん
田中は合格発表までに水を出す覚悟だった
水が出るのを合格への願掛けと考えていた
だが覚悟とは裏腹に水はまだ出ない
田中の焦りは募るばかり
掘削開始から1ヵ月
いつ水が出るかと期待する村人
一方仕事人の疲れはピークに達していた
とそこへ1人の少年が…
お父さんお父さん!ちょっと休憩…おっ…どないしたん?お前1人で来たん?うん試験なそれがな…これや…が来てんええやんなぁ?受かったんかよかったなっよかったよかった元気でやってる…
(すすり泣き)ほうかよう来てくれたな正確なうんお願いしますよいしょ…
願かけの水はまだ出ていないが慧くんは見事合格を勝ち取っていた
小っちゃい時みたいやな
(田中)なっ
遠くアフリカの地で井戸掘りが難航する田中に合格を知らせにやって来た
これで慧くんもマチャアキJAPANの一員だ
バランスバランス…オーライオーライ…
心のつかえが取れ田中に生気がよみがえった
ケニアの子供にキレイな水を
その大切さがよく分かるから慧くんも積極的にロープを引いた
1ヵ月ぶりの家族との食事
話したいことは山ほどある
だが作業の疲れで瞬く間に眠りに落ちた
(田中)よいしょよいしょ…
日本から来た少年の参加で井戸掘りは以前にも増して活気を帯びる
そして掘削35日目
井戸掘りの流れが変わる
掘り鉄管の音がかすかに変わった
仕事人は「スイコ」と呼ばれる管を入れ地層を調べる
吐き出された泥が今までと違っている
田中の手が何かを感じ取った
うん?ひょっとしたらここにあるかもわからんね
地層の変化は水脈を意味するのか
念のためもう少し掘り進める
果たして水脈を捉えたか?
(田中)今までの中でこの地層が一番有力な
確率は五分五分だが仕事人は決断を下した
よかったみんなもよかった頑張った頑張りました
「ケーシング」と呼ばれる穴を保護するパイプを入れるともう掘る事は出来ない
翌日
ケーシングパイプが入れられた
後戻りのできない道を突き進むしかない
仕事とは常に最善を尽くしギリギリの選択をした先に生まれてくる
そして…
掘削作業の要・やぐらも倒された
子供たちにキレイな水を…
そして勉強する時間を与える水は果たして出るのか?
ポンプのこぎ手は仕事人と慧くん
思わず村人が手を合わせる
だがなかなか水は出てこない
仕事人の読みは外れたのか?
あっ…あぁ…
井戸にポンプを付けて水を汲み上げるがなかなか出てこない
仕事人の読みは外れたのか?
すると…
出た!出た!
(一同歓声)
水は出た
あ〜…あぁ〜やれやれ
ここからは「洗い」と呼ばれる作業
勢いよく出る水が透明になるまでこぎ続けなくてはならない
早く透明になってほしい
村人は祈る気持ちで洗いを続けた
洗いを始めて40分
ポンプに異変が…
順調に出ていた水の勢いが心なしか弱くなった
現場の空気が凍りついていく
うん…
水が…止まった
村人には何が起きたか理解できない
もういくらこいでも出なかった
可能性は五分五分…
そう語った仕事人結果は悪いほうに出たのか
じゃ今日はご苦労さまでした
仕事人は村人たちと慧くんを帰した
そして
時間をおいてもう一度汲み出してみるという
水の出ない無念は誰よりも仕事人・田中が感じているに違いない
すると2時間後水がまた出始めた
…がバケツ1杯ほどでまた止まってしまう
汲み出しは夜を徹して行われた
だが結局水が出続けることはなかった
もはやこの井戸は
仕事人は何かを決めていた
カメラなしで慧くんと話したいという
仕事人は一体どういう結論を出すのか…
仕事人・田中の下した決断
慧くんに帰国をうながし井戸掘りを続ける
やっぱり
仕事人は別の場所での井戸掘りを決意していた
ケニアの子供の笑顔を見ずに帰るわけにはいかない
慧くんにも諦めない強さを伝えたい
仕事人・田中彦ケニアの子供のため家族のためにも意地と執念の井戸掘りが新たに始まろうとしていた
ハァ…仕事人を弁護するわけではないんですけれどもあの場所の指定は現地の人達がここがいいというふうに言ってあそこに井戸を掘り始めたんですけれども潤うような水の層ではなかったというのが今の現状でございましてやっぱり仕事人の意地っていうのを高橋さん感じますねやはりケニアの子供たちにキレイな水を飲ませたいっていうそこの一点だと思うんですよね本来ですとここで仕事人登場して頂いてこの番組のパターンなんですけど実はご本人えっまだ?あちらでなんとか水を出すっていう気持ちで頑張ってらっしゃる…で今日はですね仕事人の代わりにですね現場へ行ってくれました田中慧くんが来てくれておりますのでちょっとこちらに入って頂こうと思います
(スタジオ内拍手)どうもご苦労さまどうぞこちらへ最後にお別れする前は悔し涙の連続だったと思いますけれども仕事人の働きぶりはどうでしたですか?うーん男の背中ですよねあのまま出てくれりゃよかったねお水最初は出てたから喜んだんです村の皆さんも喜んでらっしゃいましたよね大変だっただけにねまぁ確かに辛かったですけど慧くんが帰ってきちゃったあとどうなっているかその辺ちょっと気になりませんか気になりますどこにまた掘り始めてるのかも気になりますね見たいですよね?はい
二度目の井戸掘りをどこに?
今回は仕事人みずから村中をくまなく見て回り…
コイタ小学校から500mほど離れているが村の中でも比較的低い場所に決めた
改めて1からのスタート
前回は1日かかったやぐらの組み上げも今回は半日で完成
井戸掘りの技術もしっかりと伝わっている
気になるのはコイタ…
そうまた岩の層に当たるのではないかだが…
岩がなければ作業は進む
ケニアの大地にこだまする軽やかな掘り鉄管の音
ストッープ入った!
(外国語)
なんと1日平均2m今回の掘削は順調に進んでいた
掘削の速度が急激に落ちる
24cm…
恐れていた岩盤層か?しかも…
でももう
ここまで45日仕事人はもちろん井戸を掘り続けてきた村人達の疲労ももはやピークに達している
果たしてこの地でキレイな水を子供達に届ける事は出来るのか?
仕事人はまだ掘り続けているというのが現状なんですよ何がなんでも早く出てほしいですね田中さんもだってテントでずっとですもんしんどいですよ頑張ってくださってると思いますそうですねそうでしょう?そんな気持ちだよねこんなに頑張って現地で井戸掘りの技術を完全に伝えてましたよねそれはすばらしいことですよね皆さん残念ですけれども今日のところはこれでおしまいでございます
その後
仕事人・田中がケニアに来ておよそ2ヶ月が経過
ハァ…ほんとによろしくお願いします
仕事人がある決意をスタッフに伝えた
それは…
ここまで農作業を休み頑張ってきた村人たち
井戸を掘る技術は確かに伝わっている
しかしかたい岩盤を前に手作業での井戸掘りだとあと何日かかるか
みずからのスケジュールもあるがもう村人を畑にかえす必要もあった
翌朝ナイロビから井戸業者がやって来た
動力による掘削が始まる
そして吹き出す土砂に水気が混じりだした
村人と子供たちが集められた
そこに待ちに待った…
5・4・3・2・1…
(一同拍手)
子供たちに健康と豊かな時間をもたらすキレイな水
(歌声)
医師を目指すアイヴィン
依頼人・土田さんとウェスリーくんも大満足
(歌声)
井戸は子供たちの未来を変えるかもしれない
田中さん本当に今回はありがとうございましたいえこちらこそ遅くなりましていえとんでもないです本当にうれしくて感謝の気持ちでいっぱいですこんだけの人がこんだけ喜んでくれてるいうのは来てよかった苦労は苦労にならないです2014/04/06(日) 18:56〜20:54
ABCテレビ1
世界の子供がSOS!THE仕事人バンク マチャアキJAPAN9[字]
貧困・重労働に苦しむ世界の子供たちを日本伝統の技が救う!▽第9弾はアフリカ・ケニア!毎日の過酷な水汲み&汚水に苦しむ子供達に日本の井戸堀職人がキレイな水を!
詳細情報
◇番組内容1
ケニアで青年海外協力隊員として活動する日本人女性からの依頼により、過酷な水事情を改善すべく日本の井戸掘り職人(仕事人)が立ち上がる!
苦しむ世界の子供たちを“日本伝統の技”が救う!現地の物だけを使い、職人が異国の地に技術を伝える…果たして子供たちの笑顔は戻るのか?
◇番組内容2
▼女優・岡本玲が現地調査!その悲惨な生活状況とは?
▼番組史上最悪の地層…悩む仕事人…驚愕の決意!!
▼スタジオ中が涙…衝撃の結末!
◇出演者
【司会】堺正章
【ゲスト】市毛良枝・高橋克実・蛯原友里
【調査員】岡本玲
【アシスタント】斎藤真美(ABCアナウンサー)
ジャンル :
バラエティ – その他
趣味/教育 – その他
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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