皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
さて、3年ぶりの完全復活です。
ドラマ、あまちゃんでも注目された岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道。
きのうは南リアス線で、きょうは北リアス線で、不通だった区間が復旧し、震災以来3年ぶりに、全線で運転が再開しました。
津波による被害を乗り越えた復興のシンボル。
きょうの復活に込められた鉄道マンや被災者の思いは。
私、福澤も現地で取材しました。
きょう、岩手県三陸鉄道北リアス線始発駅の久慈駅前を埋め尽くす人々。
ばんざーい!
ホームにも大勢の人が集まり、運行再開の記念式典が盛大に行われていた。
そして記念列車が出発。
そして、北リアス線のもう一方の始発、宮古駅にも、大勢の人々が詰めかけていた。
午前11時半、記念列車の出発式が行われていた。
岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道。
震災による津波で、大きな被害を受けてから、3年ぶりに全線で運行を再開した。
沿線には手を振る人や。
至る所で大漁旗を振る人たちの姿が見られた。
ありがとうね。
ご苦労さま。
よかったね。
運行再開を心待ちにしていた地元の人々。
バンキシャが見た三陸鉄道復活の日。
そこでは。
うわ、お客さんどっさり。
これ、乗れる?ちょっと待って、ぎゅうぎゅう詰めですよ。
きのう、南リアス線全線再開の日。
お邪魔します。
福澤は岩手県釜石市に住む高校2年生、甲斐友朗君を訪ねた。
午前11時過ぎ、部活に行く甲斐君と徒歩10分の唐丹駅へ。
そこには、3年ぶりに走る三陸鉄道の車両が。
いや、すごーい。
懐かしいですね。
人いっぱいいるじゃない。
そうですね。
たぶん地域の人が、見送りに来たようです。
大漁はたが揺れております。
駅には、運転再開を祝う地元の小学生らが集まっていた。
実は甲斐君、これまで高校には、バスで片道1時間かけて通っていた。
南リアス線で通えるようになると、所要時間は半分の30分になるという。
ホームからの眺めは。
駅前はお祭り騒ぎですね。
こんな人、集まらないもんね。
まれに見る光景ですね。
まれに見る光景か。
そして。
来ました。
白い車体にこの青、赤いライン、うわ、お客さんどっさり!うわー。
うわ、これ乗れる?乗れますか?僕ら。
ぎゅうぎゅう詰めです。
マジか。
ちょっと待って、ぎゅうぎゅう詰めですよ。
車内は地元の人に加えて、鉄道ファンで超満員。
一斉にカメラを構える乗客たち。
甲斐君、こんなに混んでる三鉄って経験ありますか?
ないですね。
初めてです。
隣の平田駅のホームでは、カメラを構えた人々が待ち受ける。
すると、外国人が乗ってきた。
釜石。
釜石?
2年前から釜石市で暮らすアメリカ人だという。
満員電車に揺られること15分、終点の釜石駅に到着した。
あー、到着しました。
いやー、しんどかった。
列車を降り、生まれて初めて通学定期を見せた甲斐君は、うれしそうだった。
甲斐君にとって、この三陸鉄道というのは、どういった存在なんでしょうか?
そうですね、この三陸鉄道っていうのは、地域の中での汗と涙の結晶だと思うので、大切に利用していきたいなと思います。
そうだよ、大事に使ってね。
そしてきょう、北リアス線運行再開の日。
午前5時前、久慈駅に向かうと。
あっ、もう皆さんすでに切符売り場で行列が出来ています。
運転再開を待ち望んでいた大勢の人たち。
切符を買うために、行列が出来ていた。
午前5時15分、ホームには久慈発宮古行きの一番列車が。
全線再開となる一番列車が出発した。
列車は3年ぶりに開通した区間へ。
途中の島越駅、震災前、列車はコンクリートの橋の上を走っていたが、津波で橋も線路も流され、コンクリートの土台だけが残されていた。
新しく盛り土の上に造られた線路は、防潮堤の役割も担っている。
乗客を乗せ、3年ぶりに走り抜ける。
住民たちは大きく大漁旗を振り、列車を歓迎。
隣の駅では、小旗を振って、列車を笑顔で迎える住民たちの姿があった。
本当にね、お帰りなさいです。
楽しいですよ。
3年間待ちましたよ。
本当によかったです。
そして、震災の年に入社した運転士の小松さん。
全線運行再開の記念すべき日に、記念列車を運転した。
会社の一同、みんな感激の思いでいます。
三陸鉄道全線開通ということで、私たちの会社としては、一段落ということになりましたけれども、やっぱり震災から3年たっても、まだ復旧しない所もたくさんありますし、ここが第2のスタートでもありますので、がんばっていきたいです。
3年ぶりに完全復活した三陸鉄道。
全線で1日40本余りを運行する。
ではここで、こよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは元プロ陸上選手の為末大さんです。
こんばんは。
こんばんは。
よろしくお願いします。
そして月刊ゲーテ編集長の舘野晴彦さんです。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
三陸鉄道はきのう、南リアス線、そしてきょう、北リアス線と全線復旧を果たしましたが、この2つを結ぶJRの山田線、そしてJRの大船渡線など、三陸沿岸にはまだ復旧のメドが立っていない路線が多くあります。
採算が取れる見込みがないこと、そして沿線の町の復興計画が不透明なことが、その理由だということです。
実にさまざまな人たちの思いが込められたこの三陸鉄道・三鉄の復活でありますが、為末さんはどうご覧になりますか?
そうですね、ちょうど実は僕、今、被災地のほうから帰ってきたんですけど、やっぱり訪れてほしいっていう思いがすごく強いみたいなんですね。
観光がないと、なかなか産業も成り立たないというのもあるので、ぜひ観光に使ってほしいなっていうのと、あとは外国人の方が、日本を訪れる際に使ってくれる鉄道になるといいなと思います。
舘野さんはいかがでしょうか?
やっぱり全線復興、開通というのは、本当に喜ばしいことだし、ここに携わっている人たちの思いを考えるとね、やっぱり今のVTR見てても、胸が熱くなります。
ただ、僕らが忘れちゃいけないのは、これをやっぱり安易な復興の象徴にしちゃいけないんじゃないかと。
やっぱり復興は遅々として進んでませんし、除染を含めたプランも、本当にどうなっているのか、正しいのか間違ってるのか、集められてきたお金がどう使われているのか、僕らはやっぱりそれを見ないと、ドラマでもあったし、あの列車はかわいいから、うわー、うれしいってなるけれども、やっぱり冷静に、そこをちゃんと政府がやることだとか、自治体がやることだとか、そういうことを見つめていかないといけないんじゃないかという、ちょっと気を引き締めないといけないなと思いました。
そうかもしれませんね。
本当の笑顔っていうのは、ここから先にあるのかもしれませんけれどもね。
なおこの三陸鉄道の利用者は、あまちゃんブームに沸いた昨年度でも、およそ50万人と、震災前の6割ほどまでにとどまっております。
全線復旧したこのあと、これからがまさしく正念場であります。
さて、一流の研究者たちはなぜ、見抜けなかったのでしょうか。
理化学研究所、小保方晴子研究ユニットリーダー。
そのSTAP細胞の論文について、火曜日、理研の調査委員会は画像の改ざんなど、不正な行為があったと断定しました。
これを承服できないとする小保方氏。
一方で、論文の共著者である一流の研究者たちは、なぜ不正を見抜けなかったのか。
バンキシャの取材で、そのポイントが見えてきました。
おととい、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授。
研究の不正防止策について。
日頃の研究記録を、ノートの記録が非常に単純なことでありますが、大切です。
第三者がチェックして、第三者のサインをもらいなさいと。
これをずっと続けてきました。
僕たちは出さない人は不正をしているとみなしますと。
小保方氏の問題を受け、不正防止にはいわゆる実験ノートのチェックが重要だと強調した。
火曜日、理化学研究所の調査委員会の最終報告。
3年間の実験ノートが、2冊しか存在しておらず、これらの画像データの由来を科学的に追跡することは、調査委員会メンバーはできませんでした。
STAP細胞の論文で、画像の改ざんやねつ造など、不正行為があったと断定された小保方晴子研究ユニットリーダー。
この日、実験ノートを3年分で2冊しか提出していなかったことが明らかになった。
なぜこうした実態がチェックされないまま論文が発表されたのか。
バンキシャは、小保方氏の共同研究者を取材。
すると。
最初に論文全体を見たのはいつ?
論文が世に出たとき。
おととい、バンキシャが訪ねたのは、東京医科歯科大学の研究室。
哺乳類の細胞分裂を研究しているという大学院生。
細胞の培養液を取り換えた。
机に戻ると、ノートを取り出し、ボールペンで書き込み始めた。
先ほど行った細胞の培地の組成を書いています。
日付と行ったことの題名と、先ほど作った溶液の名前と、ミリ数。
これは研究内容を記録する、いわゆる実験ノート。
実験の日付や、目的・結果などを記載。
さらには実験で得られたデータや写真も貼られている。
この研究室では、大学院生でも、平均で年間2、3冊使うという。
そのとき何をやっていたかを詳しく知ることのできる大事なものだと思います。
小保方さんが3年で2冊だったそうなんですが、どう思いますか?
ちょっと少ないと思います。
教授の部屋のロッカーには、大量の実験ノートが。
卒業生のものもすべて保管。
原則、持ち出しは禁止されている。
不正をしてないよっていうことを証明する意味でも、有効なんですか?
そういった意味では、これが一番有効な手段ですね。
いつ、どういった試薬で、どういう実験が行われたかということが、すべてここに書かれている。
必ずスタッフがその内容についてはチェックをしてます。
画期的な研究にもかかわらず、3年で2冊。
日付の記入すら不十分だったという小保方氏の実験ノート。
調査委員会は。
実験ノートを見て、チェックしてほしかったなと。
バンキシャが注目したのは、STAP細胞の共同研究者14人。
論文発表前に、実験ノートをチェックしなかったのか。
2人の共同研究者が、匿名を条件に答えた。
見たことはないです。
実験ノートの書き方を指導する、確認するなんてことは、本人のプライドを傷つけてしまう。
さらに、ネイチャーに掲載された論文についても。
最初に論文全体を見たのはいつ?
論文が世に出たとき。
論文を見て、何か言うという時間もないので、そこは信頼関係で。
論文が発表されて初めて、目を通したというのだ。
証言した共同研究者によると、実験や執筆など、担当が分かれているため、論文全体を把握する必要がないのだという。
実験ノートのチェックのほかにも、論文の不正や間違いを防ぐ方法があるという。
おととい、九州大学生体防御医学研究所を訪ねると。
初期と言われているので、もういいかなと思っちゃって。
人間のがん細胞をマウスに移すとどうなると思う?
拒絶する。
そうね。
これは、セミナーなどと呼ばれる勉強会。
論文を書く人間が、研究内容を発表し、教授らほかのメンバーが意見や質問をする。
こうすることで、思い込みや間違いが減らせるのだという。
人から見ることによって、それ、おかしいんじゃないの?とか、もっとこうしたほうがいいんじゃないのとか、こういうねつ造事件が起こると、大体それを調査すると、ラボミーティングをやっていなかったというのが、非常に毎回のように起こることなんですよ。
実は、小保方氏が所属する理化学研究所も、お互いの研究内容を発表し合うセミナーは存在する。
だが、理研の現役研究者は、バンキシャの取材にこう証言した。
発表は聞きたかったが、聞いたことはない。
セミナーなどが開かれたことはなかったかも。
理研採用時の公開セミナーがなかったとは聞いたことがある。
共同研究者の1人は、研究内容を口外しないことが暗黙の了解だったという。
さらに取材を進めると、不正を見逃したポイントがほかにも。
小保方氏のSTAP細胞の論文。
なぜ不正を見抜けなかったのか。
共同研究者の1人が、バンキシャの取材に答えた。
再現を確認するまでは発表させないという態度を取るべきでした。
小保方さんがいつも確実にSTAP細胞を作ってくるので、本当に簡単なのだと信じてしまい、再現性の確認を怠ったのです。
比較的簡単に作れるとされていたSTAP細胞。
しかし実は、小保方氏の研究室以外で、再現に成功したことはなかったのだ。
一方、iPS細胞の発表の経緯は対照的だった。
作り方は山中教授ら限られたメンバーだけの秘密とされていたが、論文の発表前には、ほかの研究室に再現実験を依頼、再現できることを確認して、初めて発表したという。
十分なチェックがないまま発表されたSTAP細胞の論文。
不正があると判断されたことに、小保方氏は。
このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体がねつ造であると誤解されかねず、到底容認できません。
小保方氏は今月9日までに、理研に対して、不服申し立てをする方針だという。
小保方さんから提出された実験ノートは、3年間で2冊しかなく、共同研究者たちはその実態を知らなかったということなんですが、舘野さん、これ、どうご覧になりますか?
その2冊しかなかったことに驚いたっていう調査委員会ですけれども、そっちのほうに驚きましたよね。
だから僕ら編集者のノートと、それから研究者のノートの意味合いはもちろん違います。
だけれども、編集者でも取材、仕事をしていけば、年に何冊かたまっていきます。
それは、チェックするしないじゃなくて、それを取っておかなかったらば、やっぱり社内評判として、誠意とか熱意の問題で、あの編集者だめだよねってなりますよね。
それすらもチェック機能の最前線手前もない、そこに対して何も言わない、なおかつ会見には同席させない。
調査委員会の発表ですから違うのかもしれないけど、やっぱりね、理研そのものに何か問題があるんじゃないかなと思われてもしかたがないと思いますね。
為末さん、いかがですか?
一番のびっくりしてることって、やっぱりできてしまったっていうことだと思うんですね。
こういうことが起きてしまったっていうことを考えていくと、やはりまあ性善説に立ってある程度やっていく世界なのかもしれないですけど、何かもしかしたらあるかもしれないっていう疑いをどっかに潜めていく、100%っていうんじゃなくて、7割は正しいかなとか、6割信じられるかなっていう確率的に見ていく必要があるんじゃないかなと思うんで、こういうことが出てきて一番やっぱりどうしても考えてしまうのは、じゃあ、ほかの実験はどうなのとかって思ってしまうことですよね。
やっぱり自分の感覚としては、こういう科学の世界って分からなかったんだな、分かったふりしてたんだなというのが分かったんで、これから検証していってほしいなと思います。
なお、この問題を巡っては、あす7日月曜日に、理研の共同研究者らがSTAP細胞の再現方法やそのスケジュールについて会見します。
そして9日水曜日が、小保方さんの不服申し立て期限です。
代理人の弁護士は、申し立てのあとに、小保方さん本人が会見をすることを検討しているということです。
さあ、それでは今週の顔、続けてまいりましょう。
火曜日から始まった消費税増税。
5%が8%になって。
消費税増税直前の月曜日、東京駅。
会社員の長浜友之さん48歳。
かけ込みで買った定期券のお値段は。
29万3510円ですね。
マイホームがある宇都宮から新幹線通勤のため、定期券代は3か月で29万3510円。
増税後に買うより、8000円以上安かった。
3月中に買えてよかったですか?
そうですね、あしたになったら、その8000円がないわけですから。
そして4月1日火曜日。
東京駅では終電後に運賃表の切り替えなどを行った。
JR東日本によると、今のところ、東京駅では増税を巡って大きな混乱はないという。
一方、宇都宮から新幹線通勤の長浜さんには、ある変化が。
おにぎりとコーヒーを持ってきました。
ご自身で用意した?
家内が作ってくれて。
これまで、300円以内でコンビニで買っていた朝食。
増税後は節約のため、妻がおにぎりとコーヒーを用意してくれたのだ。
おいしいし、お財布にもありがたいし、あしたもお願いと。
定期券を安く買い、朝食代を節約。
だが、その努力は娘のディズニーシーのチケット代に消えた。
一方、新年度から愛知県刈谷市で始まった新たな取り組み。
小中学生は夜9時以降、スマホや携帯電話の使用を制限するというもの。
一体なぜ。
木曜日、愛知県刈谷市。
中学生の間で、今、ある文書が出回っていた。
夜9時以降は、親が子どもたちから携帯電話を預かり、使用できないようにしたいと考えています。
実は刈谷市では、小中学生がいる家庭に、今年度から夜9時以降、子どものスマートフォンや携帯電話の使用を控えるというお願いが出されていた。
全国の小学生の4割弱、中学生のおよそ半数が所有しているというスマホや携帯電話。
保護者からは。
そういう制限しないと、子どもはたぶんずっと触ってると思うので。
線引きは必要。
親が言っても聞かないですけど、学校からの制度というか、働きかけからしてもらうと、またちょっと変わるかなっていうふうには思います。
スマホなどの利用時間を制限するとどうなるのか。
バンキシャはある親子を取材。
すると。
もう9時になった、過ぎた。
意味分からんし。
意味分かるって、9時までって。
木曜日、バンキシャが訪ねたのは、さいたま市に住む田崎さんのお宅。
春から小学6年生の莉子さん。
4年生のときからスマホを使っているという。
なんか合ったときに、連絡してこれるようにっていうので、一応持たせているという、用心じゃないですけど。
バンキシャは、スマホにカメラを付け、一日を追った。
朝7時半。
りーちゃん。
うん!
起きたあとは、リビングで朝食。
食べながらチェックするのはLINE。
午後3時過ぎ、遊びから帰ってきても、母親にLINE。
夕食のあとも、再びLINEが鳴る。
夜10時前、寝室に入ったあとも友達にLINE。
こうして一日が終わった。
LINEとは、無料で通話やメッセージのやり取りができるアプリのこと。
だが、こんな一面も。
LINEだと言いやすいから、なんか、自分が言いたいこととかをすべて言って、けんかになっちゃう。
これは、莉子さんが友人とけんかしたときのやり取り。
人にやなことするじゃん!なんかそういうのイライラするの!
もぉさ、LINEもやめよ!どうせけんかにもなるし。
愛知県刈谷市の小中学校が今年度から、夜9時以降、子どもたちのスマホや携帯の利用を制限するお願いを出したのも、このLINEが関連していた。
例えばあの子、嫌いだねとか、あの子、ちょっと嫌だねというようなことばがそこの文字として躍りますよね。
男の子ですとけんかになったりですね、女の子は言い合いになったりとかいう、そういうトラブル。
じゃあ何か手を打てないかということで。
LINEでのやり取りが原因で、体調を崩すケースもあるという。
子どもがもう朝一番に、かばんを持ったままぐらいで保健室のほうに来て、前日に夜、LINEでトラブルがあって、そのことを心に病んだまま、朝、学校に来ると、もう教室に入れないっていう。
LINEによるトラブル。
子どもたちに聞いてみると。
返信が遅くて怒られたりとか。
既読無視とか。
例えばAさんがBさんにコメントを送ったとき、Bさんが受信したコメントを開くと、Aさんのスマホには既読の文字が表示される。
そのあと、返信しないとコメントを読んだのに無視したと取られる。
これを既読スルーという。
既読スルーと思われないように、あえてコメントを開かないこともあるという。
これってまだ見てないってこと?
見てないです。
なんでこれを押さないの?
見たら返さないといけないので。
では夜9時以降、スマホなどの利用を制限するとどうなるのか。
バンキシャは刈谷市で、通知を受け、子どもに夜9時以降にスマホなどの利用をやめさせている家庭を探した。
だが、強制力のない取り組みのためか、実践し、その様子を見せてくれる家庭は見つからなかった。
そこで、これまでも深夜のスマホの利用を制限していた、刈谷市に住む屋敷さん一家に協力を依頼した。
中学3年の日南さんと、1年の美音さん姉妹。
日南さんは先月からスマホを所有。
周りの友達が持っているからと、買ってもらったという。
美音さんはインターネットができるタブレットを専用で使っている。
この日は、刈谷市の通知のとおり、夜9時でスマホとタブレットをやめてもらった。
はい、9時だよ、終わって。
うるさい。
はい、終わって。
はい、貸して。
分かった、ちょっと待って。
もう終わるって。
あと30秒くらい。
もう9時になった、過ぎた。
意味分からんし。
意味分かるって、9時までって言ってるじゃん。
こっちの気持ちも分かって。
だって美音以外にやってる人たくさんいるし。
なんで刈谷市だけなの?意味分かんないし。
9時を過ぎても、友達がLINEをやっているため、やめられないという美音さん。
スマホが使えなくなった姉の日南さんは、いつもより早く寝室へ。
一方、妹の美音さんもようやくタブレットを置いた。
オールしてる人いるもん。
オールしてる人がいる?それはいかんわ、寝不足だわ、それは。
寝不足になる。
すると、母親の目を盗んで、再びタブレットを使い始めた。
美音さ、ちょっともういいかげんさ。
分かった、もう。
終わってよ。
9時半だよ。
はー。
どんだけやるの?言って、じゃあ。
はあ?
分かりました。
あーあ、もういいな。
何がいいの?
やれる人は。
夜9時半過ぎ、美音さんも少しふてくされた様子で寝室に向かった。
翌朝午前6時過ぎ、すでに日南さんは起きてリビングに。
スマホを手に取っていた。
見ていたのはLINE。
28件のコメントがたまっていた。
6時半には、妹の美音さんもタブレットのもとへ。
やはりラインをチェック。
前日の深夜から朝にかけて、およそ40人のグループで、238件の会話が行われていた。
夜9時以降、スマホなどを制限するという取り組みについて聞いてみると。
賛成か反対かって言ったら?
反対。
即答だな。
LINEとか会話の中に入りたいから。
もうちょっとやりたいです。
父親の誉さんは。
それはいいことだと思いますね。
ずっとやり続けると思うんで、時間を区切ってやったほうがいいんじゃないかなと思いますね。
ほかの保護者はどう思っているのか。
おととい、刈谷市内で、スマホなどの制限の取り組みについて、30人に聞いてみた。
すると、30人全員が賛成と答えた。
一方、子どもたちの意見は。
刈谷市内の学習塾で中学生に聞くと。
9時以降もスマホを使いたいという人、○はこっち、×はこっち、はい、分かれてください。
結果はほぼ半分に分かれたが、女子は全員、夜9時以降も使いたいと答えた。
愛知県では、刈谷市以外に、新城市も新年度から小中学生のスマートフォン、携帯電話の利用時間を制限する取り組みを始めています。
新城市によりますと、LINEなどの無料通話アプリを巡っては、小中学生の間で多くのトラブルが報告されているということです。
例えばこちらですね、メッセージを読んで返信しないと、無視したと言われた。
さらには、仲間から、1人だけメッセージが読めないように設定される。
そして遅くまでやり、寝不足のまま登校するなど、さまざまな問題があるようですね。
この利用制限なんですが、為末さん、この取り組み、どうご覧になりますか?
とはいえですね、やっぱりこういうものが出てくると、結局、便利だから使うんですよね、楽しいから。
大人の世界も、ITのやっぱりこれだけ会社が大きくなるときは、やっぱりこっちの方向は止められないと思うんですけれども、これだけつながるっていうことはどうやってつながらないかっていうことのコントロールがやっぱり必要なんじゃないかというのと、もう一つは、制限をかけるとか取り組みをする人たちが、自分たちはふだんLINEを使ってるのかっていうことですよね。
その世界が分かってないと、具体的な施策も打てないと思うので、やっぱり使い方をどうするかということを、これからは考えていくべきじゃないかなと思いますね。
舘野さんはいかがでしょうか?
これ、ちょっと大げさなんですけど、なんか人類の、日々の生活を変えるような大進歩が起きたときって、必ずやっぱりそれに伴って、マイナス要素も起こるんじゃないかと思うんですよ。
例えば自動車のときに、排気ガスが出たり、いろんな問題が起きて、それを何十年にもわたって取り組んできたわけですよね。
なくそうとして、みんなが懸命に努力してきて。
やっぱりかようにやっぱりスマホとか、やっぱりインターネットの発達というのは、誰も知らないことなので、今までの古い道徳観とか倫理観で押しつけてもだめだし、こういうような試行錯誤を繰り返してやらないと、誰にも正解が分からないので、だからこの過程が全うなのかなと思いますけどね。
果たしてこの小中学生のスマホや携帯の利用時間を制限するという取り組み、効果はあるのかどうか。
はたまたさらに広がるのかどうか。
注目です。
きのう、大統領選挙が行われたアフガニスタン。
首都カブールで取材しておりますジャパンプレスの佐藤和孝さんと中継がつながっております。
佐藤さん、よろしくお願いします。
お願いします。
早速なんですが、今回のこの選挙、反政府勢力タリバンによる妨害も懸念されていたんですが、投票は無事に行われたんでしょうか?
きのう、アフガニスタン全土では、タリバンの選挙妨害攻撃がありました。
民間人を含む20名が殺害されたと。
しかしですね、ここカブールでは至る所に検問が設けられておりまして、厳戒態勢。
そのためか、こちらではタリバンの攻撃はありませんでした。
選挙は、学校やモスク、そこに設置されてまして、僕たちは朝9時ごろ、ある投票所に行きましたところ、もうすでに長打の列が出来てました。
ある男性によりますと、もう2時間以上並んでいるんだと。
選管によりますと、有権者数1200万人、700万人が投票をしたと。
前回の2009年、460万人の投票率、それを上回る数字が発表されています。
国民の選挙への強い期待が感じられました。
なるほど。
今回のこの選挙なんですが、ずばりこの市民の皆さんは、どう受け止めていらっしゃいますか?
市民の声を聞きましたので、まずはVTRをご覧ください。
市民の人たちは、1つは政府の汚職、腐敗撲滅、それから民族の融和、平和な国造り、これを実現してくれる大統領を求めています。
自分たちの1票が国を変えるんだ、この1票に将来がかかっているんだ、強い意識と真剣さを感じました。
新たに選ばれる大統領、直面する課題はどんなことでしょうか?
一つは、米軍が要求している安全保障協定へのサイン。
もう一つは、最大の問題でありますタリバンとの平和交渉、これを継続するのか、それを切り離すのか、いずれにしても次期大統領、彼には非常に難しいかじ取りが待っていると思われます。
続いては上田さんのニュースコーナーです。
お伝えします。
行方不明のマレーシア航空機の捜索で、海中のブラックボックスが発している可能性のある音波が捉えられたと、捜索に当たっているオーストラリアの当局が、きょう、明らかにしました。
会見したオーストラリア当局などによりますと、問題の音波は、捜索に参加している中国の巡視船が、パースの北西およそ1600キロの海域で、きのう午後までに2回探知しました。
音波を捉えた2つの地点は、およそ2キロ離れており、2回目は90秒間受信できたということです。
またここからおよそ480キロ離れた海域でも、きょう、アメリカの専用機材を搭載したオーストラリアの艦船が音波を探知したということです。
当局では、これらの音波が行方不明機のブラックボックスが発する信号かどうか、分析を進めています。
死刑判決が確定したあとに再審が認められ、釈放された元プロボクサーの袴田巌さんに、名誉チャンピオンベルトが贈られました。
先月、静岡地裁で再審の開始が決定され、48年ぶりに釈放された袴田巌さん。
20代の当時、日本フェザー級6位のプロボクサーでした。
その袴田さんを、WBC・世界ボクシング評議会は、名誉王者と認定し、先ほど午後6時過ぎ、ベルトを授与しました。
袴田さんは体調を考慮され、欠席しましたが、もう最近は屋台にシャンパンが出てたりして。
2014/04/06(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]
バンキシャ!は毎週、注目を集めている事件・出来事について、他にない切り口で検証を加える番組です。今週もスタッフは各地に飛び、ただいま取材中。ご期待ください。
詳細情報
番組内容
真相報道バンキシャ!は福澤朗と夏目三久がお伝えする〈新型〉報道番組。日曜の夜、その1週間の起きた出来事について視聴者の方に「なるほど、そういうことだったのか」と言っていただける番組づくりを目指しています。取り上げるのは、事件・事故・政治・経済からスポーツまで、硬軟とりまぜ幅広く。ニュースの新しい見方をご提供いたします。番組への情報、ご意見は番組HPまでお寄せください。
出演者
【MC】
福澤朗
夏目三久
【ゲスト】
為末大(元陸上選手)
舘野晴彦(月刊ゲーテ編集長)
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/bankisha/
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