紳士服大手の「AOKI」により行われた詐欺的な商品販売方法が話題となっていましたが、その件を受け、株式会社AOKIの代表取締役社長名による文書が4月8日、ホームページに掲載されました。その文書はこちらですが読んでもなかなかわかりづらい。



この度、AOKI福岡清水店において、フレッシャーズ限定セット商品(各商品5点で 19,000 円セット)をお探しのお客様に対し、ご満足いただける対応ができませんでした。
この件につきましては、直接お客様と真摯に対応してまいります。また、当社としてはより一層の顧客満足に努めてまいります。
事件の経緯を知らない方がこの文書を目にしても、いったい何のことやらわからないのではないでしょうか?
そこで、そういった方にもよくわかるように事件の経緯をお知らせしたいと思います。
最初に今回の事件を伝えたのは以下の記事でした。
紳士服「AOKI」の詐欺商法発覚|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
紳士服販売で業界2位の「AOKI」による、詐欺商法の実態が明らかとなった。AOKIが騙した相手は、この春大学に進学する若者。宣伝ハガキで客をつりあげ、セールで謳った企画商品の数を騙ったあげく、通常価格で購入させていた。
この記事によると、宣伝ハガキに記載されていた限定5セットという企画商品を女子学生が買おうとしたところ、店員が限定5セットはもう完売したと嘘をつき、正規の値段で売りつけようとしたとのこと。その後、不審に思った家族よる追及により、完売が嘘であったことが発覚します。
この事件、通常はあまり表に出そうにない話なのに正確に経緯が書かれているなと思っていたら、被害にあった学生の父親がこの記事を掲載しているニュースサイト「HUNTER」の記者であったことがその後の記事でわかりました。
その記事がこちら。店員とのやりとりが生々しく語られています。
AOKI 詐欺行為発覚の顛末|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
本日分の5着は本当に売れているのか確認したところ、「出ていますね」。その後、いきなり「商品をお返しいただき、返金ということにさせていただきたい」。ますます怪しい。それなら、5着分の伝票があるはず。伝票を見せてもらえるかと追及。伝票はあるんだなと再度回答を求めたところ、いきなり『申し訳ございませんでしたー』。
この記事の中でも触れられていますが、同記者はAOKIの社長名で説明を受けることを九州地区責任者と約束したそうです。
しかし、その後、社長による説明はなく、記者を訪ねてきたのは株式会社AOKIの専務。専務により該当店員の聞き取り結果が伝えられるのですが……。
AOKI 詐欺行為の問題点|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
つまり、今回の事案は、店長の誤信によるもので、「騙すつもりはなかった」という筋立てだ。
「今回のケースは、あくまでも店長の誤信によるもので、騙すつもりはなかった」と言うのです。
当然ながらそのような説明に納得ができない記者さん。
私も記事を読む限りは、とてもだますつもりがなかったとは思えません。
もちろん、一方的に記者さんの言い分だけを信じるのは早計かもしれませんが、記事内容の具体性から私は信ぴょう性が高いと考えます。
果たしてAOKIの言い分は真実なのでしょうか?
ただ、仮に店長の誤信だったとしても、最初に提示したこの件を受けて株式会社AOKIがホームページに掲載した社長名による文書からは、とてもこのことを真摯に反省しているとは思えません。
事件の経緯も示されておらず、今回の事件を知らない人が目にした場合、なんのことやらわからないのではないでしょうか?
宛名が「各位」となっていますが、文面から社長からの説明を要求している記者さんに向けたもののように見えます。
今回の事件は、記者の娘さんだけでなく、他のお客様も同様に詐欺的に高い金額を支払わされた可能性があります。そのため、本来は宛名を「お客様各位」とし、事件のあらましを詳しく書き、他に被害にあった方に返金をするのでご連絡を求めるような内容にすべきではないでしょうか?
「ご満足いただける対応」という言い方がすごくいやらしいですね。記者さんは満足できなかったことを訴えているのではありません。完売していないのに完売したかのように嘘をつき、餌としてばら撒いた広告通りに販売せず、より高い金額で社会人になったばかりの女性を欺こうとした行為を指摘しているだけではないでしょうか?
この一文を読むと、私には文書はまるで「クレーマーに言われたのでいやいや提示した文書」のように映りました。
いずれにせよ、この文書だけでは何が何やらわからない方が多いと思います。
先に取り上げた事件を伝える記事をぜひお読みいただき、あらためてAOKI社長名による文書をお読みください。
その上で皆さんがどのように感じたか、よかったらお聞かせください。また、多くの方にこの事件とその後のAOKIの対応を知っていただきたいと思います。
これは私も感じるところですが、紳士服業界の価格に対する表示には疑問を感じることがあります。この記者さんの記事がきっかけとなり、業界自体が健全な方向に向かうことを期待したいと思います。
「客の顔情報を115店舗が無断共有」というニュースで調べたことと切なる願い : I believe in technology
目的は「万引きの防犯対策のため」ということですが、記事にあるように問題がいくつかあるように思います。
子どもの中学入学祝いに敢えて高校生用電子辞書を買ったら教師から電子辞書禁止の通達ががが : I believe in technology
実は電子辞書購入後、英語担当の教師から「紙の辞書を引いてこそ学習になるので電子辞書は禁止します。」という根拠不明な指示が出されました。上の子の時にはなかったことなので、ちょっと想定外でした。
この度、AOKI福岡清水店において、フレッシャーズ限定セット商品(各商品5点で 19,000 円セット)をお探しのお客様に対し、ご満足いただける対応ができませんでした。
この件につきましては、直接お客様と真摯に対応してまいります。また、当社としてはより一層の顧客満足に努めてまいります。
事件の経緯を知らない方がこの文書を目にしても、いったい何のことやらわからないのではないでしょうか?
そこで、そういった方にもよくわかるように事件の経緯をお知らせしたいと思います。
最初に今回の事件を伝えたのは以下の記事でした。
紳士服販売で業界2位の「AOKI」による、詐欺商法の実態が明らかとなった。AOKIが騙した相手は、この春大学に進学する若者。宣伝ハガキで客をつりあげ、セールで謳った企画商品の数を騙ったあげく、通常価格で購入させていた。
この記事によると、宣伝ハガキに記載されていた限定5セットという企画商品を女子学生が買おうとしたところ、店員が限定5セットはもう完売したと嘘をつき、正規の値段で売りつけようとしたとのこと。その後、不審に思った家族よる追及により、完売が嘘であったことが発覚します。
この事件、通常はあまり表に出そうにない話なのに正確に経緯が書かれているなと思っていたら、被害にあった学生の父親がこの記事を掲載しているニュースサイト「HUNTER」の記者であったことがその後の記事でわかりました。
その記事がこちら。店員とのやりとりが生々しく語られています。
本日分の5着は本当に売れているのか確認したところ、「出ていますね」。その後、いきなり「商品をお返しいただき、返金ということにさせていただきたい」。ますます怪しい。それなら、5着分の伝票があるはず。伝票を見せてもらえるかと追及。伝票はあるんだなと再度回答を求めたところ、いきなり『申し訳ございませんでしたー』。
この記事の中でも触れられていますが、同記者はAOKIの社長名で説明を受けることを九州地区責任者と約束したそうです。
結局、あずけた20,000円を返してもらうことと、AOKIの社長名で説明を受けることを約して九州地区責任者との話を終わった。やはり、顧客重視の姿勢に欠けているらしく、週明けの31日には、何の連絡もなかった。
AOKI 詐欺行為発覚の顛末|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
しかし、その後、社長による説明はなく、記者を訪ねてきたのは株式会社AOKIの専務。専務により該当店員の聞き取り結果が伝えられるのですが……。
つまり、今回の事案は、店長の誤信によるもので、「騙すつもりはなかった」という筋立てだ。
「今回のケースは、あくまでも店長の誤信によるもので、騙すつもりはなかった」と言うのです。
当然ながらそのような説明に納得ができない記者さん。
私も記事を読む限りは、とてもだますつもりがなかったとは思えません。
もちろん、一方的に記者さんの言い分だけを信じるのは早計かもしれませんが、記事内容の具体性から私は信ぴょう性が高いと考えます。
果たしてAOKIの言い分は真実なのでしょうか?
ただ、仮に店長の誤信だったとしても、最初に提示したこの件を受けて株式会社AOKIがホームページに掲載した社長名による文書からは、とてもこのことを真摯に反省しているとは思えません。
事件の経緯も示されておらず、今回の事件を知らない人が目にした場合、なんのことやらわからないのではないでしょうか?
宛名が「各位」となっていますが、文面から社長からの説明を要求している記者さんに向けたもののように見えます。
今回の事件は、記者の娘さんだけでなく、他のお客様も同様に詐欺的に高い金額を支払わされた可能性があります。そのため、本来は宛名を「お客様各位」とし、事件のあらましを詳しく書き、他に被害にあった方に返金をするのでご連絡を求めるような内容にすべきではないでしょうか?
この度、AOKI福岡清水店において、フレッシャーズ限定セット商品(各商品5点 で 19,000 円セット)をお探しのお客様に対し、ご満足いただける対応ができませんでした。
www.aoki-style.com/upimages/whatsnew/277_1.pdf
「ご満足いただける対応」という言い方がすごくいやらしいですね。記者さんは満足できなかったことを訴えているのではありません。完売していないのに完売したかのように嘘をつき、餌としてばら撒いた広告通りに販売せず、より高い金額で社会人になったばかりの女性を欺こうとした行為を指摘しているだけではないでしょうか?
この一文を読むと、私には文書はまるで「クレーマーに言われたのでいやいや提示した文書」のように映りました。
いずれにせよ、この文書だけでは何が何やらわからない方が多いと思います。
先に取り上げた事件を伝える記事をぜひお読みいただき、あらためてAOKI社長名による文書をお読みください。
その上で皆さんがどのように感じたか、よかったらお聞かせください。また、多くの方にこの事件とその後のAOKIの対応を知っていただきたいと思います。
これは私も感じるところですが、紳士服業界の価格に対する表示には疑問を感じることがあります。この記者さんの記事がきっかけとなり、業界自体が健全な方向に向かうことを期待したいと思います。
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目的は「万引きの防犯対策のため」ということですが、記事にあるように問題がいくつかあるように思います。
実は電子辞書購入後、英語担当の教師から「紙の辞書を引いてこそ学習になるので電子辞書は禁止します。」という根拠不明な指示が出されました。上の子の時にはなかったことなので、ちょっと想定外でした。