<理研研究員>「論文3本」の実験データ改ざん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Jan
06
2005
Author: ブレビコミン[Edit ] View: [12]  
Category:化学コラム






理化学研究所(埼玉県和光市)の男性副主任研究員(54)が執筆した研究論文2本の実験データが改ざんされていたことが24日、理研の調査で分かった。別の論文1本も改ざんされた可能性が高く、理研は計3本の論文を取り下げるよう勧告した。副主任研究員は9月末、共同研究者の女性研究員(38)も10月に退職した。(引用:毎日新聞
 
よくないことです。化学の分野でもよくみられます。実際そのときはそういう結果からそう考えてそう書いたということはありますがデータの改ざんはいけません。どうしてもこのデータがあるとこういう風に書けない、こういう結果に導けないということがあるでしょう。そういうときは、時間がかかってももう一度行うことが重要だと思います。
最近の論文は投稿から公開まで非常に短い時間で行われます。それが原因で研究にもスピードが求められ、多くのおかしなデータがでてきてしまうようです。私が競合している研究室の1つでもあきらかにおかしいデータが多々あり、それが原因で論文が通らず、正しい結果を公表できない場合がありました。そういうことは時間がたてばすぐにわかり、悪い評判が広がるものです。科学を研究している以上、出た結果にまっすぐむきあう気持ちが必要だと思います。

【スポンサード広告】

関連記事

お願い

記事を気に入った方はいいね!もしくはツイートしてください。はてブへの登録やコメントも大歓迎です!著者の励みになりますのでどうぞよろしくお願いします。



ホーム > 化学コラム > <理研研究員>「論文3本」の実験データ改ざん


« 分子標的薬、手探り続く | トップページ | ひらめききらめく:/1 「創」のとき、夢の鼓動 /北海道 »

注目化学情報

MonowaveBanner.png JEOLBanner.jpg 極低温で行う実験をより早く UCリアクター:テクノシグマ 丸善の英文校正サービス

  • 英文校正エディテージ

365日間の無料再校正保証あり。高品質・短納期、科研費にも対応。
英文校正エディテージ

  • 論文チェックに

Pubmed更新情報のアラート、検索ツールです。
ATGC論文チェッカー

  • バイオポータルサイト

バイオテクノロジー、ライフサイエンスのポータルサイトです。
バイオインパクト Google+

サイト内検索


新着記事


カテゴリ

化学ニュース

  • 国内

RSS表示パーツ

  • 海外

RSS表示パーツ

月間人気記事