日本向けの出荷が優先されることが明らかになった開発者キット第2弾(Development Kit 2、通称DK2)を紹介しよう。
2回にわたってその魅力を紹介してきたOculus Rift。
日本向けの出荷が優先されることが明らかになった開発者キット第2弾(Development Kit 2、通称DK2)を紹介しよう。
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DK2での改善点
4月7,8日に東京で開催された「Unite Japan 2014」では、Oculus VR社によるDK2の体験コーナーがあったので筆者も体験してきた。
ズラリと待機列。会場の外まで並んで2時間待ちになっていたときも。
以前も紹介したVitei社の「MODERN ZOMBIE TAXI DRIVER」は初期型とDK2の両方の展示をしており比較しやすかった。やはり画面の鮮明さが改善しれている。1280×720の液晶から1920×1080の有機ELにパワーアップし、フルHDに対応したため視野全体がクッキリと鮮明に映し出される。
こちらは初期型がおいてあったブースの様子
また、ヘッドトラッキング機能が強化されている。カメラが付属し、正面に置くことで頭の回転だけでなく、位置関係も読み取ってくれる。
実際にしゃがんで覗きこむ動作をすると、ゲームの中でも机の下を覗きこむなどの動作ができるようになった。初期型ではコントローラー頼みだった操作が、自分自身の体の動きで実現できるので、Oculusの特徴である没入感はさらに増すことになる。
洋館の中を進むホラーゲームを体験してみた。
しゃがんでみたり。
すいません、ホラー苦手なんです。最後のドッキリが怖すぎました。
Oculus Rift DK2の購入方法
現在、このDK2は予約受付中だ。既に全世界から20000~25000件の注文が入っているとのこと。そして、「Unite JAPAN 2014」では、開発をしているOculus VR社のPalmer氏の基調講演で7月から始まる日本向けの出荷が優先されることが明らかとなった。
Unite Japan 2014開幕! 基調講演でOculus創始者がOculus RiftのDK2日本優先を明言【Unite Japan 2014】 - ファミ通.com
買うしかない!ということで購入方法を紹介しよう。
気になるお値段は初期型と比べると350ドルと、50ドル高くなった程度だ。
実際には、日本への送料75ドル、さらに受け取りの際に関税・消費税がかかるので、かかる費用としては45000円程度だ(1ドル100円強の為替レートを想定)。
1.公式サイトから「PRE-ORDER NOW」をクリック
2.注文画面になる。個数と、チェックボックスにチェックを入れて開発者向けである旨を同意し、支払情報を入力したら下にスクロールしよう。支払いはクレジットカードかPaypalを選択できる。
3.請求先の住所・氏名をアルファベットで記入しよう。State/Provinceが都道府県、Cityが市区町村になる。
4.最後に、請求先と受取の住所が同じかを選択(異なる場合はさらに入力)。個人か法人かを選択したら、CONTINUEを押すだけだ。
5.これで合計金額と住所等を確認して、最後にもう一度同意のチェックを入れると注文は完了する。関税・消費税・通関料は、商品の受取の際に支払うことになる。税関の対応にもよるが、恐らく1000円強になるはずだ。
期待に胸をふくらませながら待とう!!
Oculus対応のソフトの入手方法
ハードは簡単に買えるとして、次はOculus Riftに対応するゲームを探す方法について触れたい。
現状、Oculus Riftに対応しているソフトの入手は少し難しい。
なぜなら、まだ開発者向けのキットしかない段階なので、個人的に自身のウェブサイト等でアップロードしていることも多いからだ。
ある程度リスト化されているサイトから個別に飛ぶことになるが、どのリストも全てを網羅できているわけではなく、不完全というのが玉にキズだ。
1.Oculus VR Share
Oculus VRの公式ページ。Oculus社による審査を経たソフトが並んでいる。日本人の開発者@yuujii氏が作成した、LEAP MOTIONでガンダムのファンネルのようにビームを飛ばせる「Rift Shooter」や洋館を進むホラーゲームチックなデモ「HAWNTED RIFT」などもダウンロード可能だ。
2.RiftEnabled™ – Oculus Rift enabled list of games & demos
世界中のOculus Rift対応ソフトの一覧。「App&game list」からジャンルや対応コントローラーごとに検索をかけることができる。Oculusのデモでよく取り上げられるジェットコースターのデモ「Rift Coaster」もこちらからダウンロード可能。
3.List of games with Oculus Rift support - Wikipedia, the free encyclopedia
言わずと知れたWikipedia。ここからも対応ゲームの一部のリストを見ることができる。
4.Oculusソフト一覧 - Oculus Festival in Japan
日本のOculus開発者のイベントOculus Festivel(通称Ocufes)の公式サイトには、日本人開発者によるOculusのソフトが掲載されている。
5.アップローダー「BowlRoll」でのOculus Riftタグ
こちらも日本人開発者のソフトがダウンロードできる。日本初のOculus対応ソフトで話題になった@Goroman氏の「Mikulus」をはじめボカロと楽しい夢のひと時を過ごせるソフトが目白押しだ。
Oculusのソフトを探すのは少し骨が折れるが、家で自分のOculusを装着して目当ての仮想現実にダイブする体験は、一度経験してしまうと病みつきになる。
Unite Japan 2014では、Palmer氏から日本オフィスの開設についても発表があった。日本の開発者の支援のみならず、ソフトのプラットフォームであるOculus Shareの日本版にも取り組みたいとのことだ。
次回は、UniteでPalmer氏が明らかにした日本の開発者への期待についてレポートする。