ワシントン=大島隆
2014年4月8日19時28分
米国の超党派の上院議員が7日、中国に対して、尖閣諸島を含む東シナ海上空に設定した防空識別圏を運用しないことや、南シナ海などほかのアジア太平洋地域で同様の行動を取らないよう要求する決議案を提出した。
上院外交委員会のメネンデス委員長(民主)やマケイン上院議員(共和)ら超党派の有力議員が提出したもので、採択される可能性が高い。決議案は、中国が昨年11月に防空識別圏を設定したことについて「一方的で挑発的かつ危険だ」と非難。尖閣諸島周辺で「中国の海洋当局による危険な活動がかつてないほど増えている」とも指摘した。一方で日本に対しては「抑制的な対応を取っている」と評価した。
決議案はそのうえで、「脅迫的な行動や力の行使による飛行の自由の妨害や現状の変更を非難する」とし、「中国に対して、東シナ海での防空識別圏を運用しないことや、アジア太平洋地域で似たような挑発的行動を取らないよう求める」とした。オバマ政権は中国が南シナ海にも防空識別圏を設定することを警戒しており、決議案もこれを念頭に置いたとみられる。(ワシントン=大島隆)
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!