荒海謙一
2014年4月9日08時20分
高齢化が進む首都圏郊外の団地で、地域の活性化や空き家解消を目指し、自治体が学生を呼び込む取り組みを進めている。補助金とルームシェアによる格安家賃を背景に、学生が移り住み、住民らと交流を深めつつある。
都市再生機構(UR)が管理する埼玉県春日部市の武里団地。昨年12月下旬、夕闇が辺りを包むころ、公園に並んだ約300個の紙コップに入ったろうそくに火がともった。「きれい」。子どもの歓声が響く。自治会住民と、春日部市に隣接する宮代町にある日本工業大の学生たちが準備した。その一人で、団地に住む同大4年の中里優さん(21)は「世代を超えた一体感が楽しい」と言う。
昨年の夏祭りでは、団地に住む他大学の学生に仲間の学生たちも加わり、手弁当で露店を並べ、盛り上げに一役買った。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!