名古屋城のシンボル「金のしゃちほこ」は、城内で「ゴールデン・ドルフィン」と英訳されている。「あの外見で、なぜイルカ?」と不思議がる観光客も多い。

 週末、名古屋城天守の地階にある金のしゃちほこの巨大模型の周りを、観光客が取り囲んでいた。

 「なぜイルカというんだい?」。ベルギーから出張で名古屋市を訪れていた会社員のミカエル・ペレンスさん(28)は、「金鯱(しゃち) Golden dolphin」と記された模型横の案内板を指さした。

 「イルカにはないウロコのようなものがあるし、表情も怖い。魚のしっぽを持つドラゴンにしか見えないよ」と首をかしげた。