JavaScript版 ffmpeg

JavaScript版 ffmpegとは

ffmpegは、オープンソースの動画変換ソフトです。そのJavaScript版ですが、 videoconverter.jsをそのまま利用させていただきました。 まだかなり難点があります。(いろいろ試してブログで感想を報告してもらえるとうれしい)
・大きなファイルは変換できません。まずこのページの下にあるサンプル動画をダウンロードして確かめてください。
・マルチスレッドには対応していません。
・-passオプションには対応していないようです。
・x264(libx264)、WebM(libvpx)には対応していません。

アニメーションGIFは、できるようです。このページの左のバナーはサンプル動画から実際に作れます。 作り方は、ここ参照。 フリーな素材はここで「戦国乙女」で検索。

動作の確認はInternet Explorer 11、Chrome 33で行っています。 FireFox 28は、動いたり動かなかったりします。

使い方

ffmpeg スタートのページに移動します。 ffmpegのオプションを入力してStatusがDrag & Dropになるのを 待ちます。

デフォルトのオプションではwmv形式の動画を出力します。 入力ファイル名は、infile固定です。StatusがDrag & Dropになったら、 動画ファイルをDrag & Dropのエリアにドラッグ＆ドロップしてください。 入力動画ファイルの形式はffmpegが自動的に判定します。

StatusがFinishになったらダウンロードボタンが現れるのでボタンをクリックしてダウンロードします。 (Internet Explorerでは、ダウンロードボタンは現れず、ダウンロード指示のメッセージがでる場合があります。) エラーで終わってもFinishなのでffmpegの出力するメッセージは確認したほうがいいです。

Finish後、連続して動画変換できる場合もありますが、連続して動画変換できない 場合は別のページに移動してから再度、ffmpegスタートのページに移動してください。

vidoeconverter.jsのバージョン

ffmpeg version git-2014-01-19-6b1f032 Copyright (c) 2000-2013 the FFmpeg developers built on Mar 17 2014 14:43:39 with emcc (Emscripten GCC-like replacement) 1.12.0 (commit 6960d2296299e96d43e694806f5d35799ef8d39c)
ffmpegのオプションを-helpとするとバージョン情報が得られます。ffmpegを起動させるため適当な動画ファイルをDrag & Dropしてください。またオプションを-formatsとすると対応しているコーデックの情報が得られます。

vidoeconverter.jsのサイト

トラブルシューティング

StausがRunnigのまま終わらない
Internet ExplorerやFireFoxではエラーメッセージをださずに放棄することがあるようです。 タスクマネージャのパフォーマンスでCPU使用率を確認してCPUがアイドル状態なら ブラウザが放棄した可能性が高いです。Chromeはエラーメッセージを表示するので わかります。

サンプル動画

ニコニコ動画の動画素材に投稿されていたものを利用させていただきました。 詳しくはここと ここ

サンプル動画(14秒) Download

14秒の動画がダメなら6秒(音声なし)で試してみましょう。

サンプル動画(6秒) Download

FireFoxでは右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」でダウンロードできます。

アニメーションGIFの作り方

サンプル動画(6秒)を使います。ffmpegのオプションは、

-v warning -nostdin -i infile -vf crop=114:600:326:0 -an -r 3 out.gif

-vf cropオプションは、幅、高さ、左からの位置、上からの位置です。-rオプションはfpsです。 数字を少なくすると荒くなります。他に覚えておくといいオプションは-ss(開始時刻)と、-t(録画時間)です。 ニコニコ動画の動画素材のここで 「戦国乙女」で検索するとインターネットで公開できる素材がたくたんあるのでアニメーションGIFを作ってみると楽しいかも