2014年04月02日
/松波家西川口店@西川口にて極み鶏/葵亭@相模原市南区若松にてたまごラーメン/豚骨醤油らーめん麺造@相模原市南区相模台にて豚骨醤油らーめん/ 朝はちょっぴり時間に余裕があったので、焼いたトーストにレンジでチンしたコロッケを乗せて。 便宜上、コロッケパンと呼ばせてもらうが、よろしいか。 このままでは食べにくいので、食べる時は切り分けてしまうのだけど、よろしいか。
お昼は松波家西川口店@西川口(埼玉県川口市)、去年の11月にオープンした、鶴見に本店がある壱六系と言うか松壱系。 |
お店の斜向かいには美濃家さんという家系ラーメン屋さんがあって、どちらも十分営業していけるだけお客さんが入っているので、地の人にとってはしっかり棲み分けられているのだろう。 店先に張り出されたメニューを見ると、豚骨スープ系が醤油、塩、味噌、鶏白湯スープが塩、全て同額の750円スタートで、この高めの値段設定がまさに松壱系です。 とても奇麗な店構え、店内もとても奇麗、椅子はエアダンパーの最近式で色も赤くてとてもオシャレ、奇麗でオシャレだからと言って女性一人客が入りやすいかというと別の話しだと思います。 |
券売機で食券を買って店内を見渡すと9席のカウンターは満席、テーブルは2人席に先客がいて、3人席が空いていたので一人客ですがそこで。 すぐに女性店員さんが食券を取りに来て下さり、家系で多く聞かれる「お好みはございますか」には「普通で」、ランチタイム(時間帯は未提示)は無料サービスになるライスはお願いしました。 卓上調味料はおろしニンニク、豆板醤、胡椒、白胡麻、餃子タレセット、並べて用意されている箸箱を見ると、エコ箸ではなく割り箸が入っていました。 ここ数年に新規開店するお店の殆どがエコ箸なのに、あえて割り箸なんですね。 |
10分ほど待って極み鶏750円、出された商品がサンプル写真よりボリュームがあることは一般的には滅多にありませんが、家系ラーメン屋さんでは良くあることです。 サニーレタスがかなり多めで、スープに浸すとスープの温度が下がってしまいますが、温度低下を見越して変にスープの温度を高くしていないのがいいですね。 ラーメンを食べ歩いている人の殆どは麺よりトッピングよりスープから味わいますので、適性温度より高くしておくと第一印象が悪くなりますから。 その鶏白湯スープは(厨房の寸胴が見えなかったので未確認ですが)店内で炊いているとは思えない平らな味わいです。 |
豚骨系と同じ太麺を使っているらしく、製麺所は不明ですがしっかりとした食感、最後の一本まで温度が下がらないのはとても美味しいですね。 大きめのチャーシューは脂身が少なくて美味しく、焦がしネギと鶏白湯の香りがいい具合に混ざって箸を進めさせます。 半身の味玉、青ネギと白ねぎはいずれも悪くありませんが、鶏白湯スープを活かすならここまで入れなくてもいいのではないでしょうか。 すっかり忘れていた生レモン、ぎゅっと絞って全体に掛けてみましたが、元々「女性客向け」にさっぱりした仕上げのスープにサニーレタスにネギ二種類なので、殆ど変わりませんでした。 無料サービスのライスは「さっぱり前」のスープにあわせて食べておいたのは、拙い食べ歩きの経験から。 |
何が正解で何が不正解かは歴史が証明するだろうけど、そんな先のことは気にせずにご馳走様でした。
こんなところにも紅白梅。 目の前にで見ていると一本の梅の木から白い花と赤い花が咲いていることが分かるのですが。
打合せが終わって、思いの外、早く仕事が終わったので、ちょっと遠いけど行ってみようと相模大野駅下車。 相模大野駅から徒歩25分、一般的にはバスかクルマで行くべきです。 |
バス通りではなく住宅街を歩いていく時、こんな駅から遠い場所にラーメン屋があるのかよ、と毒づきながらきんせいに訪問したときのコトを必ず思い出します。 葵亭@相模原市南区若松、移転前は駅から遠かったけど、移転後も負けじと遠い。 まあ、全国規模で見れば最寄り駅から徒歩30分なら「遠い」とはとても言えませんが。 営業時間は夜19時から2時間(麺切れ終了)、日本一営業時間が短いと表現する人もいますが、当たらずとも遠からずといったところ。 お店に着いた時には店内待ち満員(?)で外待ち数人、お客さんがでてきたからと言って勢いよく店内に入ると、店内待ち満員(?)で所在が無くなること、しばし。 |
店内はカウンター席のみで厨房より広い立ち待ちスペース、ここにテーブルを置けばあと10人は着席できるでしょうけど、そうすると店主さん1人では営業出来ないですからね。 食べ終わったお客さんが帰ったら空気を読んで順番に座るのですが、店主さん一人営業なので、下げ膳も済まない内に「ラーメンとぉ・・・」とオーダーする人、「ちょっと待って下さい」と言われる人、大多数。 オレはそこそこラーメン屋を回っているので、そんなシロートと一緒にされちゃあ困るなあ、と席に着いてからゆっくりオーダーしようとしたら、座る前に「何にされますか」と聞かれてしまったトーシロー。 何で私にだけすぐに聞くんでしょうか。 |
メニューを見るとチャーシューメンがメニュー落ちし、ラーメン650円、たまごラーメン700円、のりラーメン700円のみ。 大盛は無くて替え玉制、半熟たまごは一個目は50円ですが、二個目から100円。 到着から着席まで20分、着席から提供まで4分でたまごラーメン700円。 麺相は移転前と寸分違わず、整った麺立ちですが立ち上がる香りはまるで違う。 見た目は鶏白湯ですが実は塩豚骨、未だかつて葵亭より美味しい塩豚骨スープに出会えていない。 |
臭みがないことはもちろんのこと、ざらつきも粉っぽさも皆無、「スープは夜作る」ので昼間しか営業しないのは府中の名店ですが、葵亭は「スープは昼間に作る」ので夜しかお店を開けられない。 歌詞が先か曲が先か、に似て、スープが先か麺が先かの自家製麺、周りは柔らかく芯が固いアルデンテ・タイプ。 |
この麺が無くては最上の塩豚骨スープが生きない、美味しくて美味しくて。 二玉食べたいと思いつつ、いつも先に気持ちが一杯になってしまって替え玉をしたことがありません。 そんな塩豚骨スープに決して負けない味付けのチャーシュー、やや隠れ気味の半身味玉、さっと青ネギ、板海苔一枚。 気が付くと食べ終わっている、いつもそうだ、美味しいラーメンをご馳走様でした。 |
雨が降ってきたけど、行こうと思ったら行かないと行きそびれてしまうから。 途中、デジャブにも似た感覚、この病院には来たことがある。 そう、まだ小学生の私が小児喘息で苦しんでいた時、両親が連れてきてくれた。 なぜこの病院だったか、どのくらい効果があったか分からないけど、いつも両親が連れてきてくれた。 今は亡き母親を思い、しばし足を止める。 |
先の店から徒歩35分(最寄りの小田急相模原駅からは徒歩20分)、去年の10月にオープンした豚骨醤油らーめん麺造@相模原市南区相模台。 雨と言うこともあって、この店に来る間、1人もすれ違っていない。 住宅街ですから、もう数分歩けば自宅なのにラーメン屋に寄る人は少ない、しかもコンビニの目の前。 どれ、入ってみるかと戸に手を掛けると、ガラス越しにお客さんがすぐ目の前に座っていて、入りにくい。 お店の構造上、いや、居酒屋の居抜きという事情上、寸胴や麺茹でを狭い厨房の入口近く(おそらく以前は焼き鳥を焼いていた場所)に置かざるを得ず、自然と常連さんはその前に座ることになり。 |
真っ直ぐなカウンター8席、奥は6人は座れるテーブルが一つ、他にもテーブルがあっただろけど、撤去して水汲みと冷蔵庫が置かれています。 家系を謳いながら食券制じゃないのか、しかも卓上には七味唐辛子、胡椒、白ゴマのみで、豆板醤はおろか、おろしにんにく、おろしショウガも用意されていません。 なんだよそれ、と1人落胆しながら麺茹でされている店主さんを見ると、照明に浮かび上がる店主さん上腕二頭筋、何万回、何十万回と麺上げをされた証。 色々な推測、邪推が巡り巡らせている内に「熱いのでテーブルに置きます」と豚骨醤油らーめん600円。 |
間違えてチャーシュー麺を頼んでしまったかと思うほどのチャーシューの盛り、バーナーで焦がして香りも立たせてあり、そこまで言うならと箸で持ち上げると、一般的な家系のチャーシューの三倍はある厚さ。 食べてみたら、肉の味、味付け、柔らかさ、なんという美味しさ。 箸を蓮華に持ち替えてスープを味わってみると、香り付け程度の鶏油、豚骨醤油に飽和点近くゲンコツが炊かれていて、麺が浮くんじゃないかと思うほどの濃厚さ、家系直系店でしか作り得ない原価の高い旨いスープ。 とくれば、麺は酒井か大橋かと手繰って見ると、かつて家系では経験したことのない中細麺(聞けば佐々木製麺とのこと)、固め仕上げ。 |
ゆっくり食べたらスープとの絡みも悪くありませんが、この麺を合わせようとする店主さんの意気込みが素晴らしい。 全体に薬味ネギ、茹でほうれん草、板海苔三枚、やる気十分じゃないですか。 これは何としても話をしなければ、と麺を手繰り、スープを啜っていると、お馴染みさんとの話しの中で「環2家で働いていたんですよ」って、えー、環2家ですか(働いていただけで修業とは違うそうです)。
しばらくして、ラーメンを食べ終わってお話しをさせて頂きました。 |
開店当初は不慣れな厨房で「ライト豚骨」だったらしく、この店の開店当初の殆どのブログ等と一致します。 家系ラーメン屋さんに行くなら開店して三カ月経ってから、ですよね。 豆板醤は酸味がスープの味を変えるので置いていない、ニンニクは置いておくと劣化するので有料(50円)提供、おろしショウガは自分が使わないので置かない。 他にも家系のお店の話をガシガシしていたら、「まだ、やってますかぁ」とお客さんぞくぞく。 ふと、時計を見ると30分近く話し込んでいたみたいで、一人営業なので私と話していて暖簾をしまえなかったみたいで、大変申し訳ありません。 ご馳走様でしたと会計していると、もう数分歩けば自宅のお客さんで店内満席。
ほぼ真っ直ぐ歩いて小田急相模原駅へ、また食べに来ることはあるかな。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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日記
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