2014年04月03日

福生、国分寺、品川

/あじさい茶屋八王子5号店にてかき揚げそば/THE FINEST NOODLES EL DORADO@福生市にて潮/ムタヒロ3号店@国分寺にてスタミナ辛まぜまぜ/天華@品川(港区港南)にて屋台そば、すっからそば/

 朝はあじさい茶屋八王子5号店、今日は休日出勤の代休を取りました。
 仕事が出来る人は仕事だけやっていれば楽しいだろうけど、仕事が出来ない私は仕事だけでは生きていかれない。
 子供が小さい頃は代休を取って一緒に遊びましたが、大きくなってしまったら頼んでも遊んでくれません。

 以前、ここの蕎麦つゆは何か勘違いされていると思われるほど鰹出汁を取っていて、ホームに降りれば必ず吸い込まれたものですが、今は昔。
 かき揚げそば390円、ふんわりと美味しそうな鰹節の香りが漂います。
 蕎麦はあじさい茶屋クオリティですが、かき揚げは店内揚げのようでさくさくしてとても美味しいです。

 青春18きっぷの余りで来たので、町田から八王子、立川、そして福生へ。
 タイミング悪く雨が降ってきたのとは関係なく、営業時間開始までコーヒーショップで時間調整して。

 福生には何軒か美味しいラーメン屋さんがあるけど、今の私にはTHE FINEST NOODLES EL DORADO@東京都福生市しか見えない。
 エルドラドとは黄金郷、何がどう黄金郷なのかはその人の心の置き場所によって違うんじゃないかな。
 戸を開けて店内に入ると「おお、ふらわさん」とはご挨拶、言っちゃ悪いけどラーメンを食べに来たと言うよりお喋りに来たわけだから。
 お子さんの誕生の話をひとしきりしてからラーメン談義、って、ラーメンの調理中ですけどね。

 店主さんが言うには(理由は分からないけど)木曜日が一番お客さんが少なく、さらに消費税増税、しかも雨。
 こちらとしてはゆっくり出来て嬉しいのですが。
 レールの上を滑っている様な所作でラーメンを調理される店主さん、「この塩ラーメンを食べるためだけに福生に行くべき」との某日本一ラーメンを食べた男の教えに導かれて、潮850円
 鵠沼時代の支那そばやの塩を意識しているとのことですが、私がラーメン食べ歩きを始めた頃には既に店主さん(佐野さん)は支那そばやにいなかったから、その時の味は想像するしかない。

 想像するしかないけど、かなり近い味だと言うことがしっかりと伝わってきます。
 店名が先かラーメンが先か分からないけど、透明感のある黄金色したスープのなんと艶っぽいことか。
 一口目が美味しい、二口目は美味しい、三口目も最後まで美味しい。
 その黄金色のスープを泳ぐような滑らかな極細麺、一般的なラーメンより長く仕上げてあるようですが、ダマになったり絡んだりしない。
 この麺が美味しいんだよね、スープにもとてもよく合うし。

 手前に丁寧に仕上げたチャーシューが三つ、奥には歯ごたえバツグンの柵状メンマ、白髪ネギに揚げネギ、すっと寄り添う様にスプラウト。
 旨いとしか表現出来ない自分が歯がゆい。
 食べる前から、食べている時も、食べ終わってからラーメン談義。
 他にお客さんがいる時といない時とでは話を変えなければなりませんが、今日もなんと楽しい時間なのだろう。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。
 前回、この店で「食べたことあります?」と煽られた店に週末行くことにしているので、次回はその店の話から始めるか。

 福生駅から立川に戻り、国分寺へ。
 国分寺駅北口に出てみると景観が広く広がっていて、駅前の再開発(?)が始まったようです。

 階段を降りてくねくねと歩いていくこと数分でムタヒロ3号店@国分寺、4号店の出店前に何とかギリギリ間に合いました。
 バーの居抜きと思われる店構え、居抜きと言っても全面的にムタヒロスタイルに改装されています(それって居抜きとは言わないのでは?)
 店内に入ると奥に長い7席のカウンターと奥に2人掛けのテーブル2卓、すぐ右手に券売機があります。
 まぜそばと呼ばずに「まぜまぜ」、まぜまぜ、カリーまぜまぜ、おやさいまぜまぜ、いずれも麺大盛りは同額、ご飯とスープが付きます。

 数量限定でまぜまぜつけ麺、燕三条らーめん、4月の限定メニューとしてスタミナ辛まぜまぜと揃っています。
 初訪ですがデフォ(スタンダードメニュー)を食べても仕方ないので、思い切って限定メニューを。
 空いている席に着くと、厨房にはムタヒロ一号店のプレでお会いして以来のヒロさん、お久し振りです(久し振りすぎて全く顔を思い出せずにごめんなさい)。
 ちらちらと四方山話をしつつラーメンの出来上がりを待ちます。
 
 調理の途中で辛くしますか、と確認されましたので、一番辛くしてとお願いしました。

 程なくしてスタミナ辛まぜまぜ800円、まぜそばと言うより温麺ですね。
 相当量の背脂を混ぜた豚骨スープには溶き卵が合わせてあり、そのままだとくどくなりがちですが、そこはそれ、ムタヒロですので。
 ちょこっと唐辛子を味わってみましたが、見た目ほど辛くなくて味わい重視、さすがムタヒロですねぇ。
 縮れた太麺は一号店から一貫して凪製、頑なに凪製の麺を使うのがムタさんの義理堅いところだとは思いますが、義理と言うより美味しいからでしょう。

 トッピングは茹で豚バラ肉、生ニラ、全体をよくまぜまぜして食べるとこれがまた美味しいんですよね。
 オススメの通り、途中から酢(煮干し酢)を掛けると大好きな酸辣湯麺に早変わり、これはいいですねぇ、初めっからそうするんでした。
 一気に食べ終わってご馳走様でした。
 食べ終わって少し店主さんとお話しさせて頂き、再訪を約束してお店を後にしました。

 ドトールで休憩しながら友達からの連絡を待ちます。
 雨が激しくなって来たところで仕事を終えたと連絡が入り、「ああ、携帯電話があって良かった」と感謝しながら合流し、お店へ。

 天華@品川(港区港南)、キタナレストランというテレビ番組で取り上げられる前から有名なお店です。
 軒下とか無いので、雨を上手く避けながら店内へ、ほほぉ、こんな狭い店でよく撮影したなぁ。
 先客がいなかったので入口近くの席へ座り、店員さんと知り合いの友達が世間話を始めます。

 私はカウンター台の上の仕切りを見上げてメニューを見ます。
 何を食べるのかは友達にお任せですが、どんなラインナップかと思ったら、麺料理だけで10種類、野菜炒めライスなどのご飯ものが数種類、野菜炒めなどの一品ものも数種類。
 麺料理の値段は消費税増税と無関係に800円、850円に統一されていて、駅からの立地を考えれば妥当な値段ですが、ラーメンと言うことを考えると高く感じる人も多いのではないでしょうか。
 まあ、本当に高いと思っている人はこの店に食べに来ないでしょうけど。

 ラーメンは全て同じスープ、同じ麺であり、トッピングだけを変えているようです。
 スープは鶏ガラ出汁、豚ガラ、野菜ダシの中華料理王道の味わい、麺は細い縮れ麺で一杯目がやや固め、二杯目は僅かに固めの仕上がりです。

 私の一杯目は屋台そば800円、メニューによって丼を変えているようです。
 僅かに辣油で辛み付けした醤油ラーメン、挽肉と茹でほうれん草がトッピングされています。
 どの辺が屋台と命名した由来なのかは聞き忘れました。

 友達の一杯目はしせん正宗タンタンメン800円、真っ白な白磁の丼が奇麗ですね。
 担々麺とは思えない麺相、味わってみると練り胡麻のスープはかなりあっさりしていて、いい感じです。

 私の二杯目はすっからそば800円、「酸っぱくて」「辛い」そばと言うことです。
 醤油ダレのスープに胡椒、酢がたっぷりでどちらかというと酸味が支配的、一般的にはこれでも十分酸っぱい部類に入りますが、私に取ってはまだまだいけます。
 チャーシューは豚肉ではな鶏肉、ほうれん草もいい感じですね。

 友達の二杯目はらーじゃんめん800円、このメニューは赤字で短冊に書かれています。
 とろみの付いた野菜餡が乗せられていますが、味の中心はトマトケチャップ、それで赤字なのかな。

 友達は「残り一種類」と言っていましたが、私はこの店のオススメメニューを食べていないので、近々食べに来ないと。
 美味しいラーメンをご馳走様でした。

 その後、駅のスタバで休憩。
 翌日が仕事なのでお喋りを2時間ほどで切り上げざるを得ず、もっとお喋りしていたかったのに。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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