蜂に刺されて一番痛い部位はどこ?米大学院生が身をもって検証
Shutterstock
蜂に刺されれば痛いに決まっている。刺された箇所がどこであろうがそんなのは関係ない……なんて思っていないだろうか。実はこれは大きな間違いで、場所によっては同じ蜂からの攻撃でも悶絶するほど痛いところもあればそうでもない部位もあるらしい。
アソコは意外と痛くない?
どうでもいいけど知っていたら役に立つかもしれない調査に乗り出したのは、米コーネル大学大学院生のマイケル・スミスさん。ミツバチの習性について学ぶ彼は、研究過程で何度も蜂に刺されたことがあるといい、ある日男性にとって最も大切な体の部位を負傷したそう。
聞いただけで悶絶必至!かと思いきや、意外と痛みは強くなかったとのことで、これをキッカケに「どこが一番痛いのか」を調べることにしたという。
一番痛いのは鼻、その次が上唇
もちろんこんなバカげた調査に協力してくれるボランティアはおらず、自分を実験台にすることに決めたスミスさん。38日間かけて手足や顔など計25カ所をそれぞれ3回ずつ刺され、痛みの度合いを1~10で表現した。
実験の結果、最も痛みが強かったのは鼻で痛みの度合いは9.0、その次が上唇で8.7となったとか。気になるアソコは第3位(7.3)。「ミツバチに刺されるより蹴られた方がよっぽど痛い」とスミスさんは語っている。
ちなみに、蜂に刺されてもあまり痛くない部位は頭と二の腕、足の指で痛みの度合いは2.3とのこと。
言わずもがな今回の調査はたった1人のアメリカ人男性を対象としたものであるため結果の信憑性は低い。が、万が一ミツバチに刺されそうな状況に陥ったときは、鼻だけは死守した方がいいかもしれない。
≪関連記事≫
- 仮病は使えない?痛いのが嘘だとバレちゃうシステム開発される
- 心臓病の予防効果に期待 米国でチョコレートの錠剤を使った大規模実験開始間近
- 本物の笑いと作り笑い「声を聞いただけでバレる」との調査結果
- やっぱりそうか!大げさに痛がる患者ほど救われる
- 出典元:Honey bee sting pain index by body location - PeerJ