介護給付費、8・1兆円に 12年度、6・5%増厚生労働省が4日公表した2012年度の介護保険事業状況報告によると、介護給付費(1割の利用者負担を除いた額)は前年度比6・5%増の8兆1283億円だった。給付費は介護保険制度が始まった00年度から増え続け、当初の2・5倍に膨らんだ。 高齢者の増加が今後も見込まれるだけに、給付と負担のバランスやサービス効率化などの議論が不可避となりそうだ。 13年3月末時点の要介護認定者は、前年同時期と比べ5・8%増の561万人。「要支援1~2」「要介護1~5」の7段階に分かれている介護の必要度でみると、要介護1が105万人で最多だった。 【共同通信】
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