メタボ書士が行く

こんにちは。
50代の行政書士です。
廃業しないように頑張りたいと思います。
のんびりしたブログです。
よろしくお願いします。


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私にはビンボー夫婦こと派遣社員の外国人夫婦の友達がいるが、色々難しい夫婦で仲が良いのか悪いのか未だに良く分からない。

と言うか外国人の旦那さんは日本人より仕事熱心な働き者で特に問題はない。

問題なのは日本人の奥さんである。

この奥さんは仕事は早いが体力がなくよく派遣先を休むのである。

そのため一ヶ月の給料が少なくなる。

するとどうなるかと言うと、私にお金の無心をしてくるのである。

私自身いつからお金を貸すようになったのかたまに忘れるぐらいである。

よく考えたら去年の3月に旦那さんが一時帰国することになって、その時初めて7万円位貸したのである

ただし、この7万円は旦那さんに貸したお金なので約束の期日に全額返してくれた。

それ以降である。

何だか知らないが奥さんから「グラちゃんお願い!旦那に内緒で3万円貸してくれない?」とお金の無心が始まったのは。

私は何故夫婦なのに旦那さんに内緒でお金を貸してくれと言うのだろう?と訝ったが何だか複雑な理由があるのかもしれないと思った。

お金を借りる時の奥さんの陳情は芸術的でまさに心に訴えてくるのである。

そうして3万円を貸すとちゃんと約束の日に返してくれるのだ。

と思ったらしばらくして、また「グラちゃん、3万円貸して!」と来るのである。

最初の頃はきっちり約束の日に返してくれたが、夫婦が派遣先を辞めて次の派遣先を見つける時など、その間夫婦には収入がない。

そうすると返済が滞ることになる。

そして私が奥さんに催促すると「ごめん、グラちゃん、今月はどうしても払えないの」ということになる。

それだけならまだしも(でもないが)、「悪いけどグラちゃん、もう3万円貸してくれない?」と言われた日にゃこちらも唖然としながら貸すしかない。

そうしていつの間にか少しづつお金は返してくれるが、常にお金を貸した状態になっていったのである。

その間奥さんと言い争ったこともあった。

旦那さんにバラして全額返してもらおうかとも思った。

しかし少しづつでも返してくれるので私はしょうがないと思いながら、そのままでいた。

だが私も開業し、今度はこっちがお金を貸して欲しいと言いたい状態になったので、とにかくこの年末までに絶対全額返済して欲しいと電話やメールで散々奥さんに連絡して約束させた。

また年末と言っても30日や大晦日では困るとも言っておいた。

奥さんは絶対返すと言ったが私は内心また泣き落としで「来年まで待って欲しい」と言い出すのではないかと疑っていた。

奥さんに貸したお金はいつの間にか8万円になっていた。

これまで8万円もの大金を一括で返してもらった事はない。

そうしたら今日電話があってお金を返しに来ると言う。

親戚からかき集めて(?)きたそうだ。

確かに8万円全額返してもらった。

奥さんは私にお金を返す時、突然泣き出した。

「ごめんね、グラちゃん、長い間待たせちゃって・・・、今度余裕ができたら必ずお礼をするからね・・・」。

私は「お礼なんかいいよ。金さえ返してくれれば」と言った。

奥さんは車で帰る際、窓越しに「本当にありがとうね」と繰り返し言っていた。

学生時代はバリバリのヤンキーだった奥さん。

けじめはちゃんとつけてくれた。






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