橋下大阪市長:「御堂筋に愛人数人住ませて」

毎日新聞 2014年04月08日 12時22分(最終更新 04月08日 12時59分)

「自ら考え、行動しよう!、大阪都構想シンポジウム」で質問に答える橋下徹・大阪市長(左)。右は松井一郎・大阪府知事=大阪市北区で2014年4月7日午後8時27分、久保玲撮影
「自ら考え、行動しよう!、大阪都構想シンポジウム」で質問に答える橋下徹・大阪市長(左)。右は松井一郎・大阪府知事=大阪市北区で2014年4月7日午後8時27分、久保玲撮影

 大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)は7日夜、大阪市内であった大阪都構想に関するシンポジウムで、高級マンションの建設などビジネス街・御堂筋の規制緩和に触れて「皆さん、愛人2、3人住ませてください」と述べた。8日朝には、この発言を問題視した報道について、市役所で「あんな冗談も分からないなら、これから一切講演会とかに呼びません。クローズでやります」と報道陣に話した。

 シンポジウムは企業経営者らが開いた。この中で橋下氏は「財界の人は大阪で稼いで、住むのは西宮、芦屋。ダメですよ。戻ってきてもらわないと」と市内の活性化を訴えた。その上で富裕層が御堂筋に住むことによるメリットを「お金持ちを狙った店ができてくる」と指摘。「高級な飲み屋は出てくるし、レジデンス(住居)に愛人を囲う経営者も出てくる。また愛人専用の宝石店とか高級ブティックが来る」と発言した。

 一方で「僕は決して自分の奥さんに言えない。皆さんでやってもらいたい」と述べ、会場では笑いが起きた。【稲垣淳】

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