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『テラスハウス』(フジテレビ系)の初期メンバーである竹内桃子こと「ちゃんもも◎」が、たたいて踊れるリズムアイドル「バンドじゃないもん!」に加入したことが明らかになった。
発表は、彼女たちが4月6日に行った、水玉らむねの卒業ライブ『バンドじゃないもん!水玉らむね卒業公演 ~らむね ファイナル・ステージ 0~』のアンコールで行われた。新メンバーには、オーディションに応募した200人を超える候補者の中から、甘夏ゆず、天照大桃子(竹内桃子のグループ内呼称)の2人が選ばれた。
ちゃんもも◎はこれまでも、クリエイターが集まるシェアハウス「渋家」で暮らしながら、ファッション誌での連載や、モデル、DJなどとして活躍し、Twitterのフォロワー数は11万人を超えるなど、若い女性を中心に支持を集めていたが、アイドルとしての活動は初めてとなる。
神聖かまってちゃんのみさこや、秋葉原ディアステージで活動するアイドルもメンバーとして所属し、アイドルグループとしては異彩を放っているバンドじゃないもん!。今回の新メンバー加入で、さらに独自性を増していきそうだが、そもそも同グループはどんな方向性を持っているのだろうか。
バンドじゃないもん!を最初期から見てきた音楽評論家の宗像明将氏は、同グループの特色を、次のように分析する。
「彼女たちは元々、神聖かまってちゃんのみさこが『女の子と一緒に努力と協力をして、切磋琢磨しながら「売れた」という実感をつかみたい』という目的で始めたグループです。彼女はそう思ったきっかけについて、『神聖かまってちゃんは元々良いバンドだと思っていたけど、ネットで話題になることによって、いきなりバーンと売れてしまったので、努力して売れた実感がない』と語っています。つまり、明快なコンセプトが先にあるグループではなく、みさこの個人的な思いから続いているんですね。
そのためか、最初期の頃はバンドとしての色の方が濃く、グループには男性メンバーもいました。それが、2011年5月に行われたでんぱ組.incとの2マンで、みさことかっちゃん(金子沙織)がツインドラム編成ユニットとして演奏をするようになり、2012年にCDデビューをする際には「ツインドラムあいどる」と、アイドルを名乗るようになりました。2013年の9月にかっちゃんが脱退して以降は、ベーシストとしてみゆちぃこと望月みゆが加入し、他のメンバーもカスタネット、タンバリン、シェイカーを扱うなどして『たたいて踊れるリズムアイドル』というコンセプトを掲げています。グループとして活動を続けるうちに、方向性が定まっていった印象ですね」(参考:みさこロングインタビュー)
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