新たな清張作品に挑む米倉涼子。“悪女ぶり”に注目だ【拡大】
米倉×清張作品×開局50周年で意気上がるテレビ東京。魅力的な組み合わせで大ヒットを狙う。
「強き蟻」は1971年に刊行された松本清張氏の長編小説。会社役員を務める31歳年上の男性の後妻として嫁いだ伊佐子(米倉)は、夫が持つ多大な資産を狙うと同時に、夫以外の複数の男性と関係を持っていた。そのうちの1人が事件に巻き込まれたことをきっかけに、欲にまみれた男女らが入り乱れ、犯罪が犯罪を呼ぶことになる本格サスペンスだ。
自己の目的のために手段を選ばず、夫を含め4人の男を手玉に取るたくましい悪女・伊佐子を演じる米倉は「ここまで自分の欲望のために動くなら…と、応援したくなるキャラクターですね」と、役作りに意欲満々。内容についても「さすが松本清張! と思わせる展開。脚本を読んで面白い、そして演じて面白い。役者にとってこの上ない喜びです」と役者魂を燃やしている。