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都内のエイズ患者 去年は過去最多に4月8日 4時19分
去年1年間に東京都内で新たに報告されたエイズ患者は110人と統計を取り始めて以来過去最多となったことが分かり、東京都は保健所などで検査を受けるよう呼びかけています。
東京都によりますと、去年1年間に都内で新たに「エイズを発症した」と報告された患者は110人で前の年より18人増え、統計を取り始めた平成元年以降過去最多となりました。
またエイズ患者と、発症はしていないもののエイズウイルスの感染が報告された人を合わせた数は去年1年間で469人に上り、その98%にあたる460人が男性だったということです。
推定される感染経路は男性どうしの性的な接触によって感染したケースが全体の75%を占めていて、同じケースが66%となっている全国の傾向を上回っています。
東京都は「エイズウイルスは自覚症状がほとんどないため発見が遅れ、発症を抑えることが難しくなっている。感染に心当たりがある人は、各地の保健所などで匿名で受けることができる無料の検査を利用して欲しい」と話しています。
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