平成24年10月30日から11月18日までの間、第2地対艦ミサイル連隊(連隊長・石津1佐)は、沖永良部島及び奄美大島において実施される日米協同統合演習(実動演習)及び協同転地演習に参加しました。南西島嶼部において西部方面隊以外の地対艦ミサイル連隊が訓練を行ったのは今回が初めてになります。 10月30日に美唄駐屯地を出発した第2地対艦ミサイル連隊は、苫小牧港からフェリーに乗船、名古屋港より再び陸上機動により鹿児島新港に前進し、連隊の一部は11月4日奄美大島へ、主力は11月5日沖永良部へ上陸し、民間の施設を借用し訓練を開始しました。 第2地対艦ミサイル連隊は、海・空自衛隊、第5地対艦ミサイル連隊及び第12普通科連隊との協同及び生地における陣地偵察選定等を演練し、連隊初となる航空自衛隊の統制による統合対艦戦闘訓練を実施。この際、西部方面隊との対艦戦闘組織を構成するとともに、待機陣地から射撃陣地への陣地進入、安全化、対艦射撃に至る行動について警護部隊(第12普通科連隊)との連携要領を併せて演練しました。 参加全隊員が「我々は北部方面隊の代表である。」という気概で熱心に訓練に励み、「長距離機動能力に優れ、南西諸島の風土に適合できる士気の高い部隊である。」ことを各方面に示しました。また、訓練終了後、装備品展示等の広報活動及び海岸清掃・除草等の奉仕活動を実施し、島民との絆を深めました。 |
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南の島を颯爽と行進 | 普通科の援護下で射撃準備 |
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射撃開始 | 再装填時も普通科が周囲を警戒 |
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