1日4時間以上携帯電話を持ち歩いている男性は勃起障害になりやすい?調査結果
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携帯電話は時間を奪うだけでなく、男としての性的な機能まで奪う可能性があるかもしれない。
オーストリア・Medical University GrazのBadereddin Mohamad Al-Ali氏らは、過去半年の間にED(勃起障害)に絡んだ何らかの症状を訴えた被験者20名(グループA)と、何の症状もない健康な男性10名(グループB)に対し調査を実施した。
被験者の性的機能を調べてみても年齢や身長、体重、喫煙によるの違いは確認できず、両グループ共にテストステロン(男性ホルモン)の値も大差なかった。
1日4時間以上の携帯持ち歩きが勃起障害のリスクをアップ
続いて携帯電話の使用頻度を調べた結果、両グループ共に1日の通話時間のトータルは変わらなかったものの、携帯の電源を入れたままポケットに入れたり、手で持ち歩いている時間には大きな違いがあったという。
“勃起障害の経験あり”の男性は、平均で4.4時間携帯電話を持ち歩いており、Bグループの健康な男性の“平均1.8時間”に比べ圧倒的に長い。
更に大規模な調査研究が必要としながらも、同氏はEDと携帯電話の持ち歩きの時間には何らかの関係があるかもしれないと述べている。携帯持ったままブラブラしない方が無難かもしれないが、「では何のための携帯?」との声が聞こえてきそうだ。
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- 出典元:Cell phone usage and erectile function - Central European Journal of Urology