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渡辺代表の借金問題の件

渡辺代表のDHC会長からの借金問題に関し、現状を大雑把に箇条書きすると;

1)渡辺代表は、DHC会長からの借金は、個人的なもので法的に問題ないものと、認識している。

2)弁護士を含めて支出等を調査しており、その結果を踏まえ説明する予定である。4月15日をめどに調査を進めている。

3)このところ渡辺代表が公の場に出ずに、説明責任を果たしていないとの批判が、党内外から出ている。

といった状況だと思います。

説明責任を果たしていないという批判は、現状ではそうかもしれません。

弁護士等が詳細を調査している現段階では、中途半端な説明をするべきではありません。

中途半端な説明をムリにしようとした結果が、例の「熊手」という中途半端な例示でした。こういう説明ではとても納得できません。

丁寧かつ正確な説明をきちんとするためには、準備作業にある程度の時間はかかります。それは仕方ないとご理解頂くしかありません。

渡辺代表のままでは地方選挙を戦えない、といった目先のことしか考えない批判は、まったく論外だと思います。

どこかの市議会議員選挙に勝つことを目的に、弁護団の調査作業をいい加減に済ますなんて、あり得ない話です。

これまでお世話になってきた党の代表自身が、「法的に問題ない」と言っているときに、党首の言うことよりマスコミ論調に流されて、代表辞任論を唱えるのは時期尚早です。

こういう時はマスコミの論調に乗っかって、渡辺代表を批判するのはたやすいことです。勇ましいことを言えばマスコミに受けます。社説と同じことを言えばいいので楽です。

渡辺代表が有罪判決を受けたかのような論調で、マスコミ全体からバッシングを受けている時に渡辺代表の擁護論を主張するのはつらいです。しかし、私は渡辺代表を信じたいと思います。

「推定無罪」という近代法の原則があります。ひとことで言えば「有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という原則です。

渡辺代表は有罪判決を受けたわけではありません。なのに、犯罪者扱いして追い出そうという動きは、まったく理解できません。

辞任を求める人は「いったん代表を退いた後で、身の潔白を証明して代表に戻ればよい」などとおままごとみたいなことを言っています。

おそらく渡辺代表が、代表を辞任したとしても、次にマスコミと他党は議員辞職を要求します。代表辞任だけで済むはずがありません。

代表辞任だけ済むと本気で思っているなら、おそらく見通しが甘すぎます。議員辞職した後になって、無実が証明されても、失われた時間はもう取り戻せません。

渡辺代表ご自身が、法的に問題がないという点に自信があるなら、辞任すべきではありません。非常につらいと思いますが、代表を続けながら、法的に問題がないことを証明していくべきです。

山内康一
衆・みんな/JICAやNPO、NGO勤務の後、ロンドン大へ

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