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【西武】ラミレス獲得調査へ「5番・DH」託せる

スポーツ報知 4月7日(月)10時0分配信

 西武がBCリーグ・群馬のアレックス・ラミレス外野手(39)を緊急調査する方針を固めたことが6日、分かった。開幕から中村、坂田と主軸2人が故障で離脱し、打線が低迷。「5番・DH」を担える長距離砲の補強が急務となっていた。ラミレスは、巨人などセ3球団で外国人初の通算2000安打を放ち、実績は十分。巨人でヘッドコーチを務めた伊原監督とは師弟関係にある。ラミちゃんのNPB復帰の可能性が急浮上した。

 貧打で最下位にあえぐ伊原西武が、カンフル剤として史上最強助っ人の本格調査に乗り出す。球団関係者の話を総合すると、近日中にラミレスのプレーをチェックし、獲得に向けた最終判断を下す見込みだ。

 事態は、急を要している。当初の構想では「5番・DH」だった坂田が先月25日、2軍練習中に左肩を脱臼。手術のため全治約3か月で、前半戦中の1軍復帰は絶望となった。

 本来は4番のおかわり中村も、左背中の張りで開幕2軍スタート。さらに風邪による体調不良が重なり、1軍戦出場は4月下旬以降にずれ込む模様だ。

 2人のスラッガーを欠き、開幕8試合で1試合平均2得点、チーム打率1割9分6厘は、ともに両リーグワースト。極度の打撃不振が響き、チームは2年ぶりの単独最下位に転落した。代役4番の浅村以外は中軸を固定できず、野手転向2年目の木村、プロ7年目で通算5本塁打の鬼崎らの日替わりでしのぐが、指揮官は「3、5番を打てる人がいない」と、限界を痛感している。

 ラミレスは昨季、DeNAで通算2000安打を達成。来日13年の実績は首位打者1回、本塁打王2回、打点王4回と申し分ない。今季はBC群馬へ打撃コーチ兼任で入団。年俸はリーグ上限の240万円にコーチ料を含めても500万円(推定)というハングリーな環境に身を置くが、NPB復帰への情熱は全く衰えていない。

 伊原監督とは08〜10年まで、ともに巨人に在籍した。ヘッドコーチと4番打者として互いを熟知しており、2度のリーグ優勝、1度の日本一と栄光を分かち合ってきた。

 球団関係者は「ラミレスの力が健在なら、十分に『5番・DH』を任せられる」と断言。DH制のパ・リーグで守備の不安はなく、打撃が再生可能と判断できれば、獲得交渉へ乗り出す。

 6年ぶりのリーグ制覇へ、西武が水面下から巻き返しを図る。

 ◆シーズン中でもNPB復帰OK

 NPB復帰を熱望するラミレスは、群馬とシーズン中でもNPB球団からオファーがあれば、移籍可能となる契約を結んでおり、シーズン中の譲渡に支障はない。

 西武は、昨年6月にも12年に所属したBCリーグ・石川のカーターを再獲得している。

 元横浜(現DeNA)の大家は、昨季BCリーグ・富山でプレーし、今季ブルージェイズとマイナー契約(3月に自由契約)。12年に日本ハムを退団した木田は、石川で現役を続行し、NPB復帰を目指している。

 ◆アレックス・ラミレス(Alex Ramirez)1974年10月3日、ベネズエラ生まれ。39歳。92年にインディアンス入団。98年メジャーデビュー。00年途中にパイレーツへ移籍。01年からヤクルト、08年から巨人、12年からDeNAでプレー。08、09年MVP。昨季限りでDeNAを自由契約となり、今季BCリーグ・群馬に入団。背番号3。180センチ、100キロ。右投右打。

最終更新:4月7日(月)10時1分

スポーツ報知

 

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