Oracle Java SEサポート・ロードマップ

   

(2013年9月26日更新)

オラクルは、利用可能な保守とサポートのオプションをお客様にご理解いただくため、Java SEとOracle Java SE商用製品(Oracle Java SE AdvancedとOracle Java SE Suite)についてのロードマップをアップデートし、提供しています。Java SEのメジャー・リリースは、次のセクションで説明するように、一般提供の開始日(GA日)から最低3年間保守されます。つまりJava SEではバグ修正、セキュリティ問題の修正、およびその他の細かいアップデートなどに対するアップデートが、、パブリック・アップデートの終了(EOPU)に達するまで、少なくとも3年にわたって提供されます。Oracle Java SE商用製品のリリースは、初期リリースの日付から8年間にわたりサポートされます。Oracle Java SE商用製品を利用することで、ITマネージャーは、個々のビジネスのやり方に従って柔軟にアップグレードを計画できます。以下では、利用可能なメジャー・リリース固有の例とともに、Java SE製品のサポート・ロードマップのより詳細なレビューを記載します。それぞれのサービス契約を参照して、サポートの使用権限を特定してください。詳細については、Oracleのライフタイム・サポート・ポリシーを参照してください。


 

Java Platform, Standard Edition(Java SE)メジャー・リリース

Java Platform, Standard Edition(Java SE)のメジャー・リリースは、1.4.0、5.0、6、および7です。この記事の公開時点で、Java SEのメジャー・リリースの公式な可用性は、少なくとも以下のようにJavaテクノロジーのパブリック・アップデートの終了ポリシーに明示されています。

  • メジャー・リリースの一般提供の開始(GA)日から3年間
  • 後続のメジャー・リリースから1年間
  • java.comでエンドユーザー・デスクトップ用に後続のメジャー・リリースがデフォルトのJava Runtime Environment(JRE)に設定されてから6カ月間
以前のポリシーやドキュメントと同様、オラクルは各メジャー・リリースのパブリック・アップデートの終了通知を十分な時間的余裕を持って掲載し、パブリック・アップデートの終了移行期間に入ったことをお知らせします。リリースがパブリック・アップデートの終了移行期間を完了すると、そのリリースは、オラクルのパブリックWebサイトでは新たにダウンロードすることができなくなり、My Oracle Supportのサイトを通してのみ入手可能となります。以前の利用可能なリリースは Java Archiveで引き続きサポートおよびデバッグできますが、製品への使用は推奨されません。

 


 

Java SE 6の公式アップデート終了のお知らせ

2013年2月以降、Java SE 6が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはありません。2013年2月の時点で投稿済みの既存のJava SE 6は、Oracle Technology NetworkのJava Archiveで引き継ぎダウンロードできます。開発者やエンドユーザーには、公式ダウンロードで入手可能なより新しいバージョンのJava SEにアップロードすることをお勧めします。

Java SE公式アップデート


メジャー・
リリース
GA日 公式アップデート終了
通知
公式アップデート終了

1.4 2002年2月 2006年12月 2008年10月

5.0 2004年5月 2008年4月 2009年10月

6 2006年12月 2011年2月 2013年2月

7 2011年7月 TBD 2015年3月*

* もしくはそれ以降。事情により変更になる場合があります

Java SE マイナー・リリース・ライン

Java SEのマイナー・リリース・ラインとは、Java SE 1.4メジャー・リリースに対するJava SE 1.4.1や1.4.2など、メジャー・リリースへの追加的な実装の拡張を表します。Java SEマイナー・リリースは、対応するメジャー・リリースと同じEOLを持ちます。Java SEの新しいマイナー・リリースがリリースされると、以前のJava SEマイナー・リリース・ラインの後続版と見なされます。以前のJava SEマイナー・リリース・ラインのダウンロード・リンクは、履歴としてEOL and Product Archive pageに移されます。これにより、開発者はEOLプロセスが完了した製品の問題を解決することができます。EOL and Product Archive pageから入手できるリリースには、後続のリリースで提供された、バグやセキュリティ問題に対する修正が含まれない可能性があることに注意してください。このような理由から、代替されたバージョンのダウンロードは推奨されません。


 

Oracle Java SE商用製品リリース

各メジャー・リリースの標準サポートや保守期間の延長を希望するお客様には、Oracle Java SE商用製品(Oracle Java SE Advanced、Oracle Java SE Suite)への移行をお勧めします。Oracle Java SE商用製品リリースは、使用許諾された製品に対するオラクルの標準EOLポリシーに従います。このため、お客様はオラクルとのサポート契約に従い、リリース後5年間にわたってOracle Premier Supportを受けることができます。また、その後もOracle Extended Support期間のとおりに、お客様は重大なバグの修正やセキュリティ問題の修正、および一般保守リリースを引き続き享受いただく事が可能です。。

Oracle Java SE商用製品の主要な日程の例は次のとおりです。

Oracle Java SEサポート・ロードマップ*


メジャー・
リリース
GA日 Premier Support
終了**
Extended Support
終了**
Sustaining
Support

1.4 2002年2月 2010年2月 2013年2月 無期限

5.0 2004年5月 2011年5月 2015年5月 無期限

6 2006年12月 2013年12月 2017年6月 無期限

7 2011年7月 2016年7月 2019年7月 無期限


* ここに例示したOracle Java SE商用製品のEOL日付は、Oracle Java SE Advanced、およびOracle Java SE SuiteのEOLポリシーを示しています。.最新情報は、Oracleのライフタイム・サポート・ポリシーを参照してください。

** オラクルは、過去の契約のサポート期間について、それらの契約で規定された日付までサポートを行います。

Update Releases & Revisions

既存リリースの新たな実装となるアップデートやバグ修正は、対応するメジャー・リリースと同じEOL期間を持ちます。新しいアップデートや修正がリリースされると、それ以前のリリースはJava Product Archiveページに移されます。


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Java SDKとツール
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Javaリソース
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