(高井)おはようございます。
季節の変わり目皆さん体調はいかがでしょうか?今日から始まりました「医のココロ」。
今週から9回にわたって私たちの健康を大きく左右する血管についてお伝えします。
1回目のテーマは…。
教えてくださるのは…。
私たちの体の中を流れる血管っていうのはどれぐらいの長さあるんでしょう?血管というのは体の中全部に張り巡らされているものであってだいたい…。
血管というのは臓器と考えますと筋肉と骨を除外したら一番大きな臓器と考えられます。
その中に血液が心臓から出てまた心臓に戻ってくるんですけどその時間は何秒だと思いますか?でも心臓から出てぐるぐるっと回るんですよね?もう一回心臓に戻ってくるまで30秒なんですね。
たった30秒で1周するんですか?そうなんです。
30秒の間に何をするかというと栄養物を臓器に届けて老廃物を腎臓で捨ててそれから栄養物を肝臓から取り入れてそれから各臓器に酸素とかを運んで肺で血液をきれいくする…酸素化する。
こういうことを30秒でやってしまうわけですね。
体の中の機能ってすごく優秀だなとも思うんですけども30秒の間にそれだけのことをすると忙しいですよね。
そうですね。
非常に大変なんです。
血圧は120とか130とかにしないとぐるっと回っていかない。
キリンは首が長いですから頭に十分血液を行かそうと思うとそれぐらいの血圧で流れないと。
とすると何に負担がかかるかといったら…。
血圧というのは上がったり下がったり1秒間の間に上の血圧と下の血圧と収縮期と拡張期の血圧をこう繰り返します。
ですけども血液の流れは一定なんですね。
これはなぜ一定かというと非常に精巧なカラクリがあって「自動能」と…英語では「AutoRegulation」というんです。
そういう能力が血管に付いてる。
血圧が高いときには血管がぐっと収縮して血圧が低いときに血管が拡張して血液の流れを一定にしようというようなメカニズムが血管に備わってるんです。
ただ血が流れるその管というかパイプだけかと思いきやそういった賢い機能は備わってるものなんですか?
(北風先生)血管というのは3つの層に分かれてます。
内膜中膜外膜とあってこの中膜に筋肉が付いてます。
平滑筋という筋肉が付いててこの中膜が伸びたり縮んだりすることによって血管の直径を決めてるということなんですね。
ところがこの中膜に指示をしてるのが実は内皮。
内膜中膜外膜にあるこの内皮細胞がこの中膜に指示をしてるということなんです。
実は今血管のお話をしてますが心臓というのも血管が折れてねじれてできたのが心臓なんです。
ですから循環器系というのは全部これ血管から…当然ですけど血管からできてるということになってます。
「人は、血管から老いる。
適度な運動を」。
血管の障害であります動脈硬化が原因で心筋梗塞脳梗塞が起こってまいりますがこれは日本人の死因の4分の1を占めます。
最近話題になっております認知症も約半分は血管の病気によって起こってくるということであります。
その血管を守るためには何が大事か運動であります。
私は1時間のウォーキングをお勧めしております。
1日1時間というと大変だと思いますが例えば通勤の行きしなに20分帰りしなに20分それ以外ちょっと犬の散歩とかで20分ということで1時間歩いていただきますとだいたい5000歩ぐらい稼ぐことができます。
消費になります。
だいたい缶ビール350ccで…。
血管を守るということにもなってまいります。
ふだん運動をしない方はぜひウォーキングをやってみてください。
次回も引き続き北風先生に血管が引き起こす病気についてお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2014/04/05(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
[新]医のココロ[字]【疾患について、正しい知識をわかりやすくお伝えします】
「血管は最大の臓器なのです」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。
詳細情報
出演者
【専門家】
北風政史(国立循環器センター臨床研究部長・心臓血管内科部長)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)
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