日曜美術館 アートシーン ▽特別編 紀州・芦雪と出会う旅 2014.04.06

和歌山にはもう何度も訪れてはいるんですけどもほんとに毎回新鮮な姿を見せてくれて今日なんかもさっきまですごい雨降っていてこんなに…。
今まで来る時ってどちらかといったら空はもう青空で晴れてる日が多かったんですけども今回は霞がかった雨の和歌山もまたいいですね。
わ〜!いいですね!いい石がたくさんあります岩が…。
あぁいい形。
天気とかによって全然…。
見え方が…ほんと一つ一つ面白い形してますよね。

(シャッター音)芦雪もこの串本にやっとの思いでたどりついて陸路とあと海の方からも来てますからね。
やっとの思いでたどりついてこの立神橋杭岩を見た時は間違いなくスケッチしてますよね。
芦雪ならすぐにお酒を飲みながらとか。
おぉ〜!何度来ても毎回驚きますね。
冷静ではいられなくなるというかこう…圧倒されますしその…何でしょう。
絵を見にくるっていうよりもほんとに体で感じにくるというかぶつかりにくる感じですよね。
見るっていう行為じゃなくなるんですよ。
この「龍虎」に対面すると。
なんか…。
いやぁやっぱりすごいな〜。
ほんとにでもその…迷いがないですよね。
筆の走り方が。
芦雪であればほんとにこうものすごいリアリティーのある龍や虎だって描けるはずですしそれこそもっと誰が見ても「あっうまい!」って思えるような龍と虎なんていくらでも描けると思うんですよね。
でもこの2体が出てきたっていうのはやっぱりこの和歌山のこの串本の空気やこの土地の風土が芦雪をそうさせたんでしょうね。
そういう何かこう芦雪の心がそのまま映し出されてるようなそういう何か自由さ「何だろうこの自由さは」って思ったんですけど。
そういう芦雪の迷いのない自由な表現の方が自分にとっては…うん。
ビンビンそういうところがビンビンくるんですよね。
いいんだなっていう背中を押してくれるというか。
そうやって「お前もやれよ」っていうふうに芦雪に言われたいのか言われてるように感じるんですけどね。
失礼いたします。
こちらは…。
梅と川ですか?後ろは川ですか?あの…月なんですね。
わ〜。
ここが月なんです。
ほんとだ〜。
なんかこう…枝の線がさまざまな方向へ描かれてるので躍動感あるんですけどこの月夜のせいかとても静かさを感じる一枚だな〜って。
緊張感を与えないほんとになんか力が抜けた静かな…。
梅の花の描き方とかもすごいかわいらしいですね。
ところどころなんかもうクルクルクルッて丸になってでもなんかそこがいいですね。
ちょっとふざけてるんじゃないのかなって思わすぐらいなこの花の…。
でもしっかり確かに梅の木と梅の花ですからね。
形が対象物の捉え方がほんとに驚かされるというかね。
梅のトンネル。
プロになりすぎるとほんとに時としてプロ意識というものはものすごい大切だと思うんですけどそのプロというものにとらわれ過ぎると型にはまってしまったり。
そのプロの精神を持った上でアマチュア志向へ走るみたいな。
見る人たちがやっぱりこう息をのんで緊張するような圧倒的な絵もいいけれど芦雪の描くちょっとこうユーモアがあって肩の力を抜いて楽しみながら見る絵だってプロが描いたっていいじゃんっていうああいう芦雪の考え方はものすごく共感できますよね。
ほんと学ぶ事だと思うんですよそこが。
ほんとに芦雪がこう「間違ってないよ」って言ってくれてるような。
「こっち来いよ」みたいななんかこうそんないろんな確認事がたくさんありましたね。

(シャッター音)2014/04/06(日) 09:45〜10:00
NHKEテレ1大阪
日曜美術館 アートシーン ▽特別編 紀州・芦雪と出会う旅[字]

今回は特別編。司会の井浦新さんが、紀州・和歌山へ、ある絵師の作品と出会う旅に出ます。江戸時代に活躍した長沢芦雪。紀州の自然の中でブレイクした芦雪の傑作とは。

詳細情報
番組内容
今回は特別編。司会・井浦新が、紀州・和歌山へ、ある絵師の作品と出会う旅に出る。その絵師とは、井浦が何度見ても圧倒されるという、江戸時代の奇才・長沢芦雪。芦雪は、もともと京都で、円山応挙の弟子だった。30代の頃、応挙の代理で向かった紀州で、大自然の空気に触れ、自由奔放な画風に目覚めた。今も地元のお寺に残る芦雪の傑作。どんな出会いが待っているのか。
出演者
【司会】井浦新

ジャンル :
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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