人生の楽園 2014.04.06

(西田敏行)今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
いや〜いずれは田舎暮らしがしたい。
でも移住したらご近所とのお付き合いはどうしたらいいの?畑仕事はまるっきりわからねえしなぁ。
そんな不安を感じてる方多いんじゃないでしょうか?今日ご紹介するご夫婦の暮らしぶりは大変参考になりますよ。
お二人はおよそ500坪の敷地に立つ中古住宅を購入し3年半前東京から移住しました。
家の中には英雄さん自作の家具が並びます。
(英雄さん)私が作れるものは作ろうと。
その方が愛着がわきますし…。
はい。
そしてこの里山の風景を存分に楽しみたいと自宅前に2人でデッキも作りました。
でも多香子さん都会暮らしでは丸太を運んだりした事なんかなかったでしょうから大変だったんじゃないですか?その時はなんか夢中だったんでちょっと…。
ああそうですか。
英雄さん今の暮らしいかがですか?ハハハ…大成功!移り住んだ土地で田舎暮らしを楽しむ秘訣とくと拝見させて頂きます。
では桃ちゃん。
舞台のご紹介お願いします。
(菊池桃子)はーい!今日の舞台は宮城県の南部丸森町。
阿武隈高地に囲まれた町には阿武隈川がゆったりと流れています。
江戸から昭和にかけて財を築いた齋藤家から町に寄贈された齋理屋敷。
当時の文化を物語る美術品や工芸品が展示されています。
丸森町の大内地区に永田さんご夫婦は移住しました。
こちらの建物は英雄さんの工房です。
趣味の木工を楽しんでいます。
英雄さん今何作ってらっしゃるんですか?何かをつり下げるものを作ろうかなと思っています。
英雄さんは移住後すぐに納屋を工房にしました。
自分が田舎暮らしを楽しむ秘訣。
「趣味のスペースを確保する」です。
何かをやらない限りはやっぱり自分の気持ち充実するって事はないんじゃないでしょうか?なるほど。
東京では気を使っていた作業の音もここでは周りを気にする事なくのびのび出来ますもんね。
こちらは2軒お隣の佐藤吉市さんのお宅です。
(英雄さん)おはようございます!
(多香子さん)おはようございます。
この日は田植えの苗となる籾をまくお手伝いです。
初心者のお二人大丈夫でしょうか?小学生でも出来ますから。
よろしくお願いしまーす。
ヘえ〜そうなんですか。
西田さんこちらが籾まきの機械です。
おお…。
土を敷いたトレーを送ると自動的に水をかけ籾をまきその上にまた土をかけてくれます。
なるほど。
全部自動ですね。
じゃあ何をお手伝いすればいいのかな?
(吉市さん)ここに来たらば取ってこの一輪車につけて頂きます。
了解です。
今日まく籾は24キロ。
これが1か月後苗に育ちます。
多香子さんはご近所のお手伝いをするのが大好きなんですって?積極的に参加してくれてますし…。
一緒に楽しんでるっていう感じかな。
田舎暮らしを楽しむ秘訣「積極的にご近所のお手伝いをする」です。
なるほど。
そうすれば自然と会話も増えますもんね。
お二人は日頃からご近所の方たちに何かお手伝いする事はないですか?と声をかけていました。
警戒してもらうと一歩引っ張ってあっこれ以上は入らない方がいいのかなというような気がしてしまって私たちも一歩下がってしまうよね。
自分の世界だけに入ってるんでなくてやはりその地域の状況をちょっとでも理解してもらってそれに参加してもらえれば簡単に入れるのかなって俺は思うんだけどね。
いや〜なるほどな。
英雄さんと多香子さんはこうして地域に溶け込んできたんですね。
群馬県で生まれ東京で育った英雄さんは高校卒業後電電公社に就職。
28歳で多香子さんと結婚し3人の息子さんが生まれました。
定年を迎えたら趣味の木工を思いっきり楽しめる場所へ移住したいと考えていた英雄さん。
自然が豊かで東京からそれほど遠くない場所。
丸森町はそんな条件にぴったりでした。
ちょうど田んぼ越しに里山が見えるっていうのが本当に気に入りました。
のんびり主人と田舎で暮らしてもいいかなというのは思いました。
そしてまず最初に決めた事があります。
それは…。
やっぱり積極的に溶け込んでいかないとやっぱり相手も受け入れてくれないと思うんですね。
「自分から先にあいさつをする」。
これも秘訣ですね。
はい。
お二人は移住するとすぐ地区に住む13世帯を1軒1軒回りました。
よく来たねみたいな感じで皆さん結構受け入れてくれたんで…。
私もこの人たちと一緒に頑張らなくちゃなぁという気持ちになりました。
というわけで本日はのんびり田舎暮らしがしたいと東京から移住したご夫婦のお話です。
地元に溶け込み日々の生活を楽しむお二人。
丸森町の素敵なカントリーライフを丸ごと盛りだくさんでお届けします!今日の舞台は町の自慢は自然薯。
自然薯は本来土の中でまっすぐ下に伸びていきますがここでは掘り出しやすいように斜面に沿って横に伸びるように育てています。
これだ!大きい!これだこれ。
こいつら大きい方だべ。
これより大きいんであんまり…化け物だもんで…。
こりゃうまいやこりゃ。
フフフ…。
んだんだ。
丸森町大内地区にある農村レストラン味の里では地元産の自然薯をすり込んだ自然薯うどんが食べられます。
特産のエゴマのタレでいただきます。
定年退職をきっかけに東京から移住した永田英雄さんと妻の多香子さん。
愛犬ゴン太とのんびりお散歩です。
このお散歩には他の楽しみもあるんです。
(多香子さん)あったかくてちょうどいい。
(英雄さん)ここにある…。
えっ何が咲いてるんですか?カタクリの花ですね。
カタクリの花…。
カタクリ粉っていうのはそもそもこの根っこから作ったらしいですけど…。
今では大量にとれないからなぁ。
ジャガイモのでんぷんでやってる。
英雄さんは山野草が大好き。
でも東京にいる時はお店で見る事がほとんどだったそうです。
買ってきたんですよ。
それで鉢に大事にしてたんです。
それを持って来たんですよこっちに。
そしたら笑われまして。
うちの前にいっぱいあるから…。
お二人が見つけたのはアズマイチゲ。
日常の中の小さなものに心をとめる。
それも田舎暮らしを楽しむコツなんですね。
(英雄さん)あっこんにちは。
この日英雄さんがやって来たのは盆栽や山野草を育てている工房四季庵です。
いや〜やっぱりきれいだなこれね。
こちらの石井仁さんとの交流は石井さんの個展を見に行ったのがきっかけでした。
私がこれ好きだっていうと大体同じものがね。
好きですね。
そんな感じでいつも来させてもらってます。
「共通の楽しみを持つ友達を見つける」。
これも充実した田舎暮らしを送る秘訣なんですね。
こういうもの始めたのね。
こういうもの。
一閑張は竹かごなどの器に和紙を張り漆や柿渋を塗る伝統工芸。
石井さんは英雄さんが木工作品に柿渋を使っているのを見て始めたそうです。
永田さんとの出会いがなかったらこの一閑張もなかったんですよ私は。
であなたもやりなさいって言われてるんですけど…。
近いうちに必ず作ります。
そうだね。
これ覚えたらもうほんともう…はまっちゃうね。
ハハハ…新たな楽しみが広がります。
この日はジャガイモの種芋を植えます。
お二人は移住してすぐ自宅の畑で野菜作りを始めました。
やっぱりこっちに来た以上はそうじゃないと楽しみの1つを放棄するようなもんなので…。
(秋葉八重子さん)こんにちは。
(英雄さん)あっこんにちは。
(多香子さん)あっこんにちは。
どうもいつも…。
いらっしゃったのはご近所に住む秋葉八重子さんです。
(秋葉さん)芋まきっつうからちょっと…おやつ。
(多香子さん)あっすいません。
作ってきたの。
どうぞ。
ありがとうございます。
あっすいません。
アハハ…おやつありがたいですね。
こちらは宮城などで農繁期の定番のおやつがんづきです。
がんづき?種芋をくれたのがこちらの秋葉さん。
頼りになる畑の師匠のお一人なんです。
お一人って事は他にもいらっしゃるんですね?はい。
(八巻勇一さん)こんにちは。
丸のまんま入れたの?いや一応切った。
畑の師匠たちがやって来ましたよ。
おお〜これはこれは…。
ホウレンソウを持って来てくれたのはお向かいの八巻さんご夫婦。
いや〜皆さんどうもすいませんね。
心配で見に来ました。
英雄さんと多香子さんにとってご近所の皆さん全部畑の師匠なんですね。
はい。
「わからない事はどんどん聞いて師匠になってもらう」。
これも秘訣なんです。
なるほど。
でも真面目だからうん…。
お人柄がねすごいいいからもう皆さんで…。
感じのいい方で。
あっ!早速師匠たちのご指導を仰ぎます。
急じゃなくていい。
こう…。
平らに…。
(英雄さん)ああそこを使って。
(八巻さん)そうそう…。
じゃないと仕上がりがうまくいかねぇ。
あのねほんとは芋をね種芋…ここの芽いっぱい出てるところはね切って捨てるのよ。
いっぱい芽出ちゃうから。
そうすると芋が小さく…。
(秋葉さん)そうすると芋が小さくなるから…。
捨ててから植えてねって言ったはずなんだけど全然…。
あの師匠からご覧になった今日の出来はいかがですか?あれま〜。
じゃあ来年はねぜひ。
間違わないでね。
頑張ります。
次回は100点目指して…。
頑張ります。
そしてこの日英雄さんが訪ねたのは臼作りの名人佐藤富さん。
うっす!なんちゃって…。
英雄さんにとって富さんは木工の師匠です。
チェーンソーから目立てから全部教えてもらって…。
英雄さんは木工で使う材料を頂きに上がりました。
(英雄さん)こりゃいいわ。
こんだけの幅のものってなかなか…。
(富さん)手に入らないよね。
工房に戻った英雄さん。
頂いたこの木で何を作るんでしょうか?ベンチを作ろうとしてますのでこれが…脚にしたいなと。
ああそうですか。
うーんどんなベンチが出来るのか楽しみです。
座る部分は以前製材所で手に入れたカツラの木を使います。
一応完成です。
ほうほう。
いいのが出来たんじゃないですか?多香子さんがやって来たのは地元の集会所。
(多香子さん)こんにちは〜。
すいません。
遅くなりました。
すいません。
ご苦労様でーす。
すいません…。
いやぁ続々とお母さんたちがやって来ました。
はい今日は余ったカーテンの生地を使ってエプロンを作ります。
この生地の中から皆さん…好きなので前かけ。
ああ〜前かけ。
皆さんはこうやって集まるのをいつも楽しみにしています。
楽しそうだからやってみようかなと思って。
もう…いろいろ声かけてくれます。
時間経つのの早いことね。
こうやって楽しんでいるとね。
女子会だもんね女子会。
おお〜皆さん完成したようですね。
おお多香子さんもかわいいのが出来ましたね。
お気に入りになりました。
胴回り倍だって。
みんなの倍。
ハハハ…。
(女性)紐とどくでしょ。
わあ〜スレスレだったわ。
いや〜とってもお似合いです。
出来上がったエプロンは自分たちで使うだけでなく販売もしています。
みんなに使って頂ければいいかなと思って。
西田さんも1枚いかがですか?アハハ…。
化粧まわしに。
おいおい。
この日東京からお客様がいらっしゃいました。
(英雄さん)いらっしゃいいらっしゃい。
こんにちは。
英雄さんの中学校の同級生…。
同窓会で会った時に英雄さんから聞いた丸森町のよさを味わってみたいといらっしゃいました。
英雄さんはお二人を丸森町の自然を堪能出来る場所へと案内しました。
(黒須さん)わあすごいね。
(英雄さん)うん。
すごいでしょ。
ここは丸森町の名所阿武隈渓谷。
今日は英雄さんもまだ行った事のない見晴台へ登ってみます。
(英雄さん)おお〜すごいな。
途中で見つけたのは小さなモミの木です。
直径がそれこそ1メートル50ぐらいなんじゃないかな。
やっぱり見つける喜びってのはありますよね。
おおいい眺めだ。
ああ〜ほんと。
あそこ蔵王だよほら。
わあ〜。
すごい。
あれね。
(黒須さん)すごいね。
気持ちいい。
ほんと風が違うね。
(英雄さん)でやっぱり家並みが見えるのがいいな。
山ばっかりじゃなくてさ。
ほんと。
ねえ。
初めて来ましたここは。
帰ったら女房に教えてやろうかな…。
一歩足をのばすと新たな発見の連続。
いや〜最高ですね。
同級生が遊びに来たこの機会に英雄さんと多香子さんはご近所の方々を食事会にお招きしました。
食事会が始まる前に皆さんに出来上がったベンチをお披露目します。
材料をくれた佐藤さんも仕上がりを喜んでくれました。
英雄さんこのベンチを作ったのには目的があるんですよね。
私が好きな…集められたものをここに並べてそれで私たちはこちらで座って見る。
英雄さんはこの工房をいつかギャラリーにしたいと考えています。
新たな夢を持つ事。
それが毎日をより楽しくさせてくれます。
ご近所さんから頂いた丸森町名産の自然薯を使い多香子さん郷土料理にチャレンジします。
師匠は佐藤とし子さん。
自然薯は火であぶって周りの毛を焼き皮ごと使います。
多香子さん興味津々ですね。
(とし子さん)本当はすり鉢にすりおろしてすりこぎでするんですよ。
あっなんで今日はやらないんですか?面倒くさいから。
手早く。
いや〜すごい粘りですね。
重〜いっていう感じです。
これを団子にして鍋に落とします。
自然薯だけでつなぎは入れてないんです。
いやこりゃうまそうだ。
すいません食事会ちょっと早めにして頂けませんか?乾杯!
(一同)乾杯!はいかんぱーい!さあ皆さんグッといきましょう。
ねっ。
私はあの自然薯の団子汁がちょっと気になってるんですけれども…。
あっこれこれ。
お味はいかがですか?うまい!うまい!おいしいですね。
おいしいですね。
ねっ。
相変わらずうまい。
いや〜そりゃそうでしょうよ。
おなかいっぱい召し上がってくださいね。
ところでご近所の皆さんは東京から移住してきたこのお二人をどのように思ってらっしゃいますかね?英雄さん多香子さんありがたいお言葉頂きましたね。
この地域がほんとに大好きなんですよ。
ですから…。
そんな気持ちでこれからもやりますのでぜひよろしくお願いします。
(拍手)いや〜今日は英雄さん多香子さんから田舎暮らしの秘訣たくさん教えて頂きました。
何よりも移り住んだ地域を好きになる事。
そして大切に思う事。
お二人は心からそれを実践する事で新しい絆を増やしています。
ほんの少しの勇気とほんの少しの思いやり。
それが日々の生活をより豊かなものにしてくれるんですね。
英雄さん多香子さんこれからも丸森町の住人として新しいふるさとをもっともっと好きになってもっともっと楽しんでください!応援してまーす!では楽園通信です。
桃ちゃん丸森町の楽しみ方まるまるもりっと教えてくださーい!はい。
まずは阿武隈ライン舟下りで雄大な自然を丸ごと楽しんでください。
齋理屋敷では丸森町の歴史を味わう事が出来ます。
永田さんご夫婦が住む大内地区のいきいき交流センター大内には地元の名産品が並びます。
お母さんたちが作ったエプロンもありますよ。
おなかがすいたらレストランでもちもちの自然薯うどんをどうぞ。
いや〜丸森町に今すぐ行かなくちゃなんねえべな!ハハッ!2014/04/06(日) 06:00〜06:30
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]

新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ。」で始まるこの番組は「新しい生き方」を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。

詳細情報
◇番組内容
「田舎暮らしを楽しむ秘訣」 楽園の舞台は宮城県丸森町。定年後はのんびり田舎暮らしをしたいと東京から移住したご夫婦。木工が趣味の夫は暮らしに合わせて様々な家具を製作し、お気に入りの里山の風景を楽しむために見晴台も作りました。地域に積極的に入り込み、交流の輪をどんどん広げています。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:56784(0xDDD0)