(すっちー・ナレーション)
修学旅行で宿泊した旅館に15年ぶりにやってきた高井。
思い出の旅館で同窓会を開き15年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こそうとすると次々と驚きの品が出てきて大パニック!
それでは「よしもと新喜劇」始まりま〜す!
(場内拍手)
(松浦)ああ〜着いた着いた。
(早苗)あっここ?
(松浦)満開!
(早苗)いや〜!うわ〜きれいな桜の木!
(松浦)そやろ?ここの旅館はなこの桜の木が自慢やねんて。
(早苗)へえ〜そうなんや〜。
ねえそんなことより真也君旅行に来てんのになんでギターなんか持ってきてんのよ。
(松浦)えっギター?いやギター持ってきてるやん。
あっこれかいな?うん。
これ旅行かばんやがな。
そんなわけないでしょ。
旅行かばん?うん。
ほらパンツも入ってるやろ。
(早苗)どこに入れてんのよ!ほんでなほれほれ…これ靴下。
なっ?でなこれ…観光んときに必要なこれ地図。
破けてるやん!意味ないやんかもう〜。
やっぱちょっと無理があったな。
そうよ。
いや実はこの桜の評判聞いてこの桜を見ながらええ曲を作って早苗ちゃんにプレゼントしよう思って持ってきたんや。
そうなん!?うれしい。
そやけどきれいやなぁ。
(早苗)ねえほんと。
早苗ちゃんそこにおって。
ええ曲出来た。
うそ〜!聴かせて。
(ギターの演奏)・風に吹かれざわめく桜・ホラ君の肩に舞い下りて来た
(松浦)・毛虫うわ〜!毛虫!?どこ行った?毛虫。
「どこ行った?」じゃないわよ気持ち悪い!もう〜真也君ふざけてんの?ピンポン
(ギターの音)
(早苗)正解かい!正解?冗談やがな。
言うてる場合ちゃうわよ。
もっとロマンチックな曲にしてよ。
また作っとくから。
お願いね。
あっそうや写真撮りましょうよ。
ああ〜いいね。
よし。
あっそこ立って。
あっもうちょっと近づこうか。
ここ?ああ〜いいね。
いくよ〜。
はいチーズ。
(一の介)こらこらこらこら!何をしてるんですか何を!もう。
(早苗)何なんですか?
(一の介)桜には近づかないでください。
(松浦)写真撮ってただけ…。
(一の介)だめです。
(松浦)あなた誰ですか?私はですねこの庭を管理してる島田といいます。
桜がですねもし枝が折れたらどうするんですか!そうでしょ!
(早苗)すみませんでした。
(松浦)悪気はなかったんですよ。
それにしてもほんまにきれいな桜ですね。
(一の介)ありがとうございます。
すみませんけどお客様ですか?
(松浦)そうなんですよ。
(一の介)そうですか。
じゃあお茶を飲みながらですねこのすばらしい桜を眺めたらいかがですか?
(早苗)ああ〜いいわね風流で。
(一の介)じゃあお掛けください。
(早苗)ありがとうございます。
(一の介)安尾君…あら?なんや?今日から来とるバイトの安尾君どこ行ったんやもうほんまに。
おお〜いてたいてた。
安尾君安尾君!お客さんお客さん!
(安尾)あっいらっしゃいませ〜。
ようこそいらっしゃいました。
ありがとうございます。
私ここのお茶屋の係の安尾といいますか?
(松浦)いや聞かれても。
すみません「安尾といいますか?」って「か」いらないですよ。
(安尾)「か」いらない?お二人はカップルです。
(松浦)そこは聞いてくださいよ。
「カップルですか?」って。
(安尾)カップルですか?あら〜彼女かわいいですか?
(松浦)聞くな!どういう意味や!
(安尾)そうでもないかなと思って。
(早苗)失礼やわ〜。
(松浦)おたく何なんですか!?次男ですけど。
(松浦)そういうこと聞いたん違う。
あんたななめてんねやろ?押すことないじゃないですか。
何をしてんねやお前は!
(安尾)暴力やめてください。
(松浦)ええかげんにせぇよ!
(早苗)ちょっと真也君。
(一の介)烏川さん烏川さん!
(早苗)あなた放しなさいよもう。
(安尾)痛ぁ〜。
(烏川)あらら?ちょっとちょっと…やめなさいもう。
どうしたんですか?
(一の介)あの〜安尾君がですねお客様に失礼なこと言いましてちょっともめてたんですよ。
(烏川)何をしてんねやお前は。
申し訳ございませんでした。
(松浦)ちょっとあなたもね謝る気ないでしょ!?
(烏川)いやいや。
すみませんでした。
(松浦)悪い思ってませんやんか!さっきからずっと口笛吹いて。
いやあの…口笛吹いてませんけど。
ほらほら「吹いてませんけどピュ」。
いやいや吹いてませんよ。
「吹いてませんよピュ」。
吹いてないんですよ。
「吹いてないピュ」。
ほんとにしつこいですね。
吹いてないんです。
えっ吹いてない?見たら分かるでしょ?ちょっと吹いてみて。
ヒュ〜〜
(口笛)
(松浦)やめて。
一緒やん!
(烏川)なんでやねん。
(松浦)ずっとこうなってますやん。
えっなんか呪われはったんですか?なんか。
「呪われはった」?呪われてません。
これはもともと。
もともと?先天性。
つらいねぇ。
つらないわ別に。
なんですかほんとに。
なあ?
(2人)おお〜。
(烏川)何してんねん。
(安尾)風が出てるんすよ。
(烏川)出てないよ。
(2人)おお〜。
(安尾)吸うてください。
(烏川)すぅ〜…。
戻ってけぇへん。
ええかげんにせぇよ!何してんのもう。
(一の介)ああ〜!ああ〜ああ〜!ああ〜…。
(烏川)一の介さんなびく毛ぇないですよ。
(一の介)はい…すみません。
(松浦)とにかくね注意しといてくださいよ。
(烏川)すみません。
ちゃんと謝って。
さぁ〜せん!
(松浦)ちゃんと謝れ!なんや?
(烏川)これは当旅館の最上級の謝罪でございます。
(松浦)あかんやろそれ。
どんな旅館や。
まあまあとにかくチェックインしよか。
お願いします。
(一の介)はいご案内いたします。
どうぞこちらでございます。
どうぞどうぞ。
(松浦)あっ早苗ちゃんまた1曲出来たわ。
わあ〜すごい!
(松浦)・この桜もいつかは、散ってしまう・こんなふうにやかましいわほんまに!何を言ってるんすか!こちらでございます!お前初日からお客さんを怒らせるって何を考えてんねん。
お前の失敗はな俺の失敗やということで女将さんから教育係の俺が怒られるんやぞ。
ということは僕は怒られない。
やった〜!
(烏川)そういうことちゃうわあほ。
反省せぇほんまに。
・
(和子)ちょっと何かあったの?
(烏川)女将さんの声やぞ。
(和子)もう〜ほんとに…なんですか。
ごめんください。
どなたですか?女将の桑原和子です。
いや違うわ。
八千草薫やわ。
ありがとう。
(烏川)なんや?女将さんその挨拶やめてください。
(和子)そんなことよりも聞きましたよ。
安尾さんがお客さんを怒らしたんですって?
(烏川)そうなんですよ。
(和子)「そうなんですよ」って烏川さんあなたがついていながらどういうことなんですか?ええっ?彼の失敗はあなたの失敗につながるんです。
そこんとこよく肝に銘じて教育してください。
頼むよ。
誰が言うてんねんお前。
(和子)いやそんなことより団体さんの準備出来たの?
(烏川)あっ今から取りかかるとこです。
団体さん来られるんですか?ああ。
今日の夜にな中学時代のなんか同窓会のそういう集まりがあるんや。
(和子)そうなのよ。
修学旅行でうちに泊まりはった中学生の方がまた再度集まるんですって。
(烏川)15年前にうちを利用したお客様がねまたこうやって15年ぶりに集まってくれるなんてありがたい話ですよね。
(和子)うれしいねぇ。
15年ぶりか…。
あいつらおっきなっとるやろなぁ。
(烏川)お前知らんやろ。
今日からやないかお前は。
(高井)懐かしいなぁ。
あっどうも。
お世話になります。
吉本中学の者です。
(烏川)お待ちしておりました。
あっ随分早いお着きですね。
夕方に集まると聞いておりますが。
僕幹事なんでいろいろ準備がありまして。
そういうことですか。
お名前は?高井といいます。
デカイ様の到着でございます。
いや違います。
すみません。
「高井」です。
デカイ。
「た」。
「か」。
「い」。
「た」。
「か」。
「い」。
「高井」です。
デカイ。
なんでそうなるんですか?なんでデカイになるんですかね?顔を見てるものでつい…。
なんで僕の顔見たらデカイになるんですか?でかいからです。
いやいやすみません。
そこまででかくないですよ。
ご謙遜を。
謙遜はしてないです。
事実を言ってるんですよ。
あの〜私もでかい方なんですがこんなにバランスの悪い方は初めてで…。
言い過ぎじゃないですか?おたく。
2頭身ですよ?2頭身?はい。
2頭身の人間見たことありますか?初めてです。
腹立つなぁ。
一回測ってもらっていいですか?もっとありますから。
お願いします。
12。
伸びてます。
「ああ〜」やないです。
2つ目の顔こんなんですよ?こんなに顔が大きかったらイースター島のモアイじゃないですか。
ええかげんにしてくださいよ。
(烏川)モアイ様?いや「高井」です。
そんな名前ないでしょ?モ…モアいいじゃないですか。
「まあいい」でしょそれを言うんやったら。
モアイにちモアイにち…。
「毎日毎日」。
位置に着いてようイースター島。
「用意スタート」ですよね。
(和子)もうおやめなさい。
失礼じゃないですかお客様に。
まあまあはるばるありがとうございます。
いらっしゃいませ。
久しぶりですねぇ。
僕のこと覚えてるんですか?誰?分からんのかい。
分からないんですね。
知ってます知ってます。
えっ覚えてくれてるんですか?そらそうですよ。
うちのね娘と同い年というか近い年齢でしょ。
だから印象が深かったんですよ。
娘さんがいらっしゃったんですね。
そうなんですよ。
今でこそねもう若女将としてバリバリ頑張ってるんですよ。
へえ〜すごい。
会っていただいて…あっそうや今買い物に出かけてるんですよ。
もう着く…ああ帰って来ました帰って来ました。
・
(珠代)はあぁ〜〜!・ルンルルンルルンルルンルルルル〜ふふふふっ。
どうもどうも〜こんにちは。
なんや!やらかいなぁ。
(珠代)お母ちゃんただいま。
(和子)はいおかえり。
珠代こちらさんね今日の同窓会の幹事の高井様。
あっどうも。
よろしく。
珠代と申します。
あはっそうですか。
うふふっ頑張って。
「頑張って」?何をですかねぇ。
(珠代)ふふふふっ。
好き。
いきなりなんですか?意味分からんわほんま。
(珠代)はぁ…。
二人っきりね。
どこがや。
みんないてますよ。
ほんまに…。
いやどこ行くんですか?ちょっと!二人っきりにせんといてくださいよ。
びびった。
びびった。
二人やんか。
やっぱ二人やんか〜。
その動きにびびるわこっちは。
あの〜お名前とかちゃんと聞いてもいいですかぁ?高井俊彦です。
高井俊彦さん。
あははっいい名前だ〜。
動かんとしゃべれないんですか?あははっ。
あの…んん〜仲よくなりたいからあなたのこと名字じゃなくて名前の方で呼びたい。
それぐらいのこといいでしょ?勝手にしてください。
やった〜!ふふふっ。
よねすけ。
誰やそれ!それ「隣の晩ごはん」のおっさんでしょ。
だって好きなんだもん。
珠ちゃんはあなたの…。
あなたにひと目ぼれしちゃったんだもん。
そんなん言われましてもね…。
んん〜…。
私にとってはチャンスなの。
俺にとってはピンチやこれ。
どえぇ〜!古いねんリアクションが。
(2人)どえぇ〜!どえぇ〜!どえぇ〜!どえぇ〜!やらへんのかい。
寂しいでしょこっちは。
んん〜!ねえだめかぁ?珠ちゃんとおつきあいすることはできないのかぁ?不可能なのかぁ?絶対不可能ですよ。
うっ…涙が出てきた。
知りませんよ。
やだやだやだ。
やだよ!あなたがいいんだもん。
うぅ〜〜…ああチ〜ン!何してんですか!やめてください。
ごめんなさい。
もういいよ。
もういい。
もうサービスだ。
こうしたろう。
うふっ。
こうしたろうっと。
んん〜ふふっ。
放してよ!お前から来たんや!全部お前からの一方通行やこれ。
ほんまやね。
言うてる場合か。
さあ…。
もう壁ですか?
(場内笑い)いいんですか?ぶつかっていいんですか?どうぞいってください。
自分で走った方が勢いつくんで自分で走ってバ〜ンといってください。
嫌や。
そんな流れあれへん。
知りませんよ。
そんなんちゃうねん。
はい?いつもはあの…「嫌や!壁にぶつかりたくないよ〜!ないよ〜!」って言ってる私を「おらおらおら!ぶつけたろうか!」って…。
「やめてよ!手ぇ放してよ!ぶつかりたくない」。
「おらおらおら!」。
見たことないそんなん。
そんな感じでやったらいいんですね。
いきますよ。
はいはい。
(珠代)嫌や〜!嫌なんかい。
(珠代)違〜う!違〜う!!違〜う!!思いつきでやり過ぎですよ。
ははははっ。
分かりました。
やりましょ。
はいはいいきましょ。
はいはい。
(珠代)あっ違う。
もっとあっち。
もっとあっちがいい。
なんで後ろがいいんですか?こっからやったら歩数が違うねん。
あっそうなん?帳尻が合わないんすね。
(珠代)そうなんです。
まあまあ行くんですねこれ。
(珠代)そうです。
お願いします。
もう帰って来んなよ。
はい行ってらっしゃい。
はい行ってらっしゃい。
ちょっとちょっとちょっと!バン!うわぁ〜!はははっ男なんてシャボン玉〜。
意味分からんわ。
はい以上でした。
なんのコーナーですか?これ。
終わりました?ちょっと待ってください!これは一体なんですか?
(烏川)当旅館のウエルカムジョークでございます。
そんなジョークいりませんわ。
(和子)そうそう珠代ちゃんあんたあかんよ。
お客様がお見えなんだから着物に着替えなさい。
ごめんちゃい。
(烏川)あっかわいい。
甘やかし過ぎでしょ。
(珠代)ふふっ。
あっじゃあおかばん持ちますね。
お願いします。
(珠代)お部屋はこっちです。
はいこちらです。
こちらです〜ぷりぷり。
何してんねんそれ。
(珠代)あれ?勢いって怖い。
何が出たんですか?ちょっと…あの〜烏川さんお願いします。
(烏川)かしこまりました。
はぁ〜あ…。
よいしょっと。
なんですか?それ。
はいはいはいはいはい。
一体なんですか?これは。
当旅館のウエルカムドリンクでございます。
完全に固形やったやないですか。
(烏川)ジョークですよ。
お世話になります。
(和子)烏川さんおやめなさい。
あっそれでね今日はね家宝の人形を飾りたいと思うんですよ。
(安尾)家宝の人形ってなんですか?うちにはね代々伝わる日本人形がございましてねこれをまあお客様のお出迎えのときに飾って皆さんに見てもらうことになってます。
(安尾)そうなんですか。
(烏川)蔵にしまってあるからな取りに行くのついてきてくれ。
いってきます。
(和子)じゃあ私は準備を…。
女将さんあの〜聞き忘れてたんですけども15年前にクラスのみんなで埋めたタイムカプセルってどこに埋めたかご存じですか?
(和子)ああ〜タイムカプセルね。
ええ知ってますよ私は。
目の前で見てたんですからそうでしたかね。
あれを埋めたのはこの桜の木の下です。
そうでした。
ここでしたね。
ああ〜すてきなことですねぇ。
まあ修学旅行に来てそして未来の自分宛ての手紙を書いてそして再会したときに皆で見合うという。
そうなんです。
そういうのが好きなクラスでしたから。
今から掘ってもいいですか?皆さんがそろわれてからじゃ…。
それはそうなんですけどいざ探すときに場所が分からなかったらあれなんで確認しようと思いまして。
(和子)それもそうですね。
じゃあうちのスコップを使ってください。
助かります。
ここには…あっそうね。
ちょっと家の中に来てください。
あっ中ですか。
ありがとうございます。
探しますので入ります。
うっ…閉めたらあかんわ。
女将さん!
(烏川)おい丁寧に扱えよ。
(安尾)これが家宝の人形ですか?そうや。
なんか生きてるみたいですね。
こういうな年季の入った人形には魂が宿るとかいうからな。
ぎゃあ〜!!びっくりした〜!なんやお前急に。
烏川さんが怖いこと言うから!お前が怖いわあほ。
急におっきい声出すなもう。
落とさんようにしっかり運べよ。
分かってます。
あ〜っとととと…。
お前わざとやろ。
セーフ!ああ〜!アウトじゃぼけお前!怖ぁ〜!烏川さんそのままそのまま…。
カシャ!何してんの?誰がやったと思いますかね?
(烏川)しばいたろかお前!犯人お前やないかほんま!自分のせいやってちゃんと言うてこい。
分かりました。
女将さんに正直に言うてきます。
僕の失敗は烏川さんの失敗ということで烏川さんもクビになるかもしれませんが言ってきます。
やめとけおい。
お前悪いやっちゃなほんまに。
今回は内密に処理しよう。
どうするんですか?これを誰も分からん所に隠してやなこれとよく似た人形探してそれを飾っとくねん。
どこに隠すんですか?
(烏川)この桜の木のこの下に埋めよ。
ここやったらな一の介さんが厳しいから誰も近寄らんやろ。
なるほど。
じゃあ僕スコップ取ってきます!
(烏川)頼むぞ。
このまま埋めんのもな〜。
なんかないかな?あっ!これ…これ借りよか。
よいしょ。
ごめんなさいね。
スコップありましたよ。
(烏川)おお〜すぐ掘れすぐ掘れ。
(安尾)はいはいはい。
よいしょ。
よいしょっと。
よっと。
こんなもんでいいっすかね?いけたか?
(安尾)はい。
はぁ…。
よし。
上から土かぶしとけよ。
はいはい。
よいしょ。
よいしょよいしょ。
ほんならな蔵に行ってよう似た人形ないか探してこい。
分かりました!俺ほか探すわ。
スコップないのかぁ…。
あるやん!えっ?お借りしますね。
さっさと掘らしてもらおか。
よいしょ。
カン!浅すぎるやろこれ。
ええ〜こんな箱やったかなぁ?15年ぶりかぁ懐かしいなぁ。
ああ〜!!えっ?首なし人形?何これ。
気持ち悪い。
びっくりした。
携帯か。
ははっ。
はい高井です。
おお〜久しぶり!えっ?道に迷ってる?あっ確かな駐車場に看板があったと思うねん。
(烏川)ないなぁほんまにもう。
おい蔵にあったか?
(安尾)ありません。
ほんまこれとよう似た人形…。
(2人)わお〜っ!!
(烏川)わおっ!怖いこれ。
もしかして僕らに復讐するために出てきたんちゃいます?あほなこと言うなお前。
人形がなんで自分から出てくんねん。
さっき言うてましたやん魂が宿ってるとか。
冗談で言うたんやないかお前。
ほんならこれ何なんですか?知らんがなもう!もう一回ちゃんと埋めよう。
(烏川)なんかないか?なんか…。
自分でな箱から出てこられへんようにきっちりとテープで留めとこう。
(安尾)よいしょ。
烏川さん掘れましたよ。
掘れたか?はい。
よしこっちもばっちしや。
もうテープで留めたからこれでもう蓋開けられへんやろ。
いけますか?
(烏川)よいしょ。
よいしょよいしょよいしょ。
んっんっ!んっんっんっ!よっしゃ。
お前もう一回蔵探してこい。
(安尾)分かりました!はぁ…はぁ…はぁ…。
おうだいたい分かったか?また近くに着いたら電話して。
はいよ〜。
掘り直すか。
ははっ。
カン!浅いなぁ。
おかしい…。
えっ?あっ厳重にテープ貼ってある。
絶対これやろ。
ああ〜ははっ。
15年ぶりか。
懐かしいなぁ〜。
よいしょ。
ああ〜!!えっ?首なし人形?何個埋まってんねんここ。
怖っ。
気持ちの悪い…。
(烏川)おい蔵の方にあったか?
(3人)わお〜っ!!なんですか?
(安尾)人形人形。
これ土ん中から出てきたんです!
(烏川)「土ん中から」…。
(安尾・烏川)「出てきた」!?
(安尾)生きてるじゃないですかやっぱりこれ!「生きてる」!?怖い怖い怖い怖い。
(烏川)知らんよ知らんよ。
最後に触ったんあんたやで。
俺ら関係ないで。
僕知りませんよ。
出てこんといてください!ああ〜…。
(珠代)どうしたの?
(2人)うわぁ〜!!出た〜人形!!
(烏川)でかなってる。
しかしびっくりしましたよ。
いや〜でもうちの珠代さんいつもあの着物なんですがあのタイミングで出てきたら人形が大きくなったんかと思いました。
確かにね。
要するに烏川さんたちが人形を壊して埋めてたってことですね?
(烏川)はい。
このことはひとつないしょで。
分かりました。
(安尾)埋めれましたよ。
(烏川)あっそうか。
でお前ほかの人形見つかったんか?
(安尾)ああ〜え〜っとこれどうですかね?これ。
(烏川)いやあかんわ!お前…だるまやないか。
絶対バレるわ!・
(和子)烏川さん。
あの〜私が言ってた…ほら例の人形。
あっなんやもう出してくれてたの?ありがとう。
(烏川)いやいやあの…。
あれ?なんでバレへんの?
(安尾)うまいこといきましたね。
(烏川)しばらくあれでいこか。
タイムカプセル探してもいいですか?
(烏川)ああ〜どうぞ。
ちょっと我々休憩さしてもらいますね。
あっどうぞ。
(烏川)いや〜もう焦った。
あっ高井さん。
はい。
(烏川)幹事さんも大変ですね。
なんでですか?
(烏川)こうやってみんなより早く来てタイムカプセルの場所探したりとか。
これもみんなのためですから。
ああ〜ちょっとちょっと!!何を掘り起こしてるんですか?
(烏川)違うんですタイムカプセル探してるだけですから。
(一の介)タイムカプセル?はい15年前にここに埋めたんですよ。
えっ?ここに埋めたんですか?はあ。
でもねここには近づかないでください。
桜がね傷付きますからね。
ちょっと待ってください。
でも女将さんには許可頂きましたから。
本当なんですか?じゃあ分かりました。
私は今から女将さんに説明してきますから。
とにかく今は掘り起こさない!近づかない!分かりましたね?お願いしますよほんとに。
すみませんでした。
何を考えとんねん。
なんですか?あの人。
(烏川)一の介さんといいまして10年前からこの庭の管理を任されてるんですよ。
この桜の木に近づくことをねえらく厳しく注意するんです。
そうなんですか。
そう言われても早いこと見つけんとなぁ。
(烏川)でも皆さんが集まるのは夕方ですよね?まだまだ時間あるんじゃないですか?それはそうなんですけど。
そんなに急いでるんですか?いやそういうわけでは。
(信濃)あっここやここ!懐かしいな〜。
(太田)ほんまやな〜。
(信濃)えっ?おい。
(太田)高井〜!おじゃま死にま〜す。
(烏川)えっ!?いきなり?
(烏川)死んだん!?おい大丈夫か?大丈夫か?おい!大丈夫か!?生きてるよ〜。
(烏川)生きてた〜!生きとった〜。
よかった〜。
(太田)人を驚かすことが趣味でしてね。
(烏川)はあ〜びっくりした!びっくりし過ぎですわもう。
すんません。
できへんのかい!無理すなお前。
できへんこの人!おいお前もええかげんにせぇよ。
(太田)ああ〜悪い悪い。
それより二人とも来んの早すぎへんか?
(信濃)早く来てのんびりしよかな思ってな。
お前こそ早いやないか。
いや俺は幹事やからいろいろ準備があってな。
(信濃)そうなん?
(烏川)こちらの方は?あっ今日お世話になります同級生の信濃と太田です。
(烏川)あっそうですか。
(太田)高井お前がおるってことは嫁さん一緒か?嫁さんは時間どおり来る。
(太田)あっそうなん。
(烏川)奥様ですか?
(太田)あっいやこいつね中学の同じクラスの子とつきあっててそのまま結婚したんすよ。
(信濃)しかも修学旅行のときにここの旅館で告白されたらしいですよ。
(烏川)ロマンチックな話じゃないですか。
(安尾)どんな奥さんなんですか?普通の嫁です。
あとで紹介さしてもらいます。
(あき恵)あなた〜!あき恵!
(安尾)んんっ。
(烏川)えっえっあの〜…ひょっとしてあちらが…。
(安尾)高井さんの奥さんですか?はい。
(烏川・安尾)ブッサイクやな〜!オーマイゴッド!
(烏川)おい近づいてきてるで。
(あき恵)近づくわよ。
あの…崖から落ちはったんですか?落ちてないわよ。
顔から崖から落ちた?顔から崖から落ちたら顔がぐちゃぐちゃになってしまうわよね?ぐちゃぐちゃになってしまってるわよね?なってないわよ!なってない…特殊メイクですか?違う。
ナチュラルメイクよ。
自然災害?災害じゃない。
自然。
うわ〜自然って怖いわぁ。
さっきから随分と失礼な人ね!さっきから随分と失礼な顔ね!気ぃ悪いわよ!顔悪いわよ!まったく口の減らない人ね!まったく顔の汚い人ね!ああ言えばこう言う!ああ言えばブサイク!もういい。
もういいです。
もうブサイク。
もうブサイク。
むかつく〜!!ブサイク〜!!いやあぁ〜〜〜ぁあっ!昼休みや。
(あき恵)昼休み違う…。
昼休みじゃないのあなた。
違うのよ!私腹が立つから叫んでやったのよ!なんなのよあんたさっきから失礼じゃないの。
高井さんクラスメイトって言うてましたけどクラスの先生と結婚したんですか?違うわよ。
クラスメイトよ。
ばりばりの同級生30歳よ!
(烏川)はははっ。
(あき恵)ちょっと何笑ってんの?
(烏川)いえいえいえ。
高井さんまたなんでこんなんと結婚したんですか?
(あき恵)どういう意味?魔が差して。
(あき恵)ちょっと待って。
あなた〜!冗談やがな。
それよりもあき恵来んの早すぎへんか?だってあなたがさみしがるだろうと思ったから。
一刻も早く会いたくて来たんじゃないの。
そっかありがとう。
みんな来てるで。
(あき恵)ああ〜久しぶり〜!
(太田・信濃)久しぶりやな。
(真希)みんな久しぶり!
(太田・信濃・高井)真希ちゃん!
(烏川)えっ?えっ?えっ?そちらのきれいな方も同級生ですか?はい前田真希ちゃんっていいます。
(安尾)へえ〜めちゃめちゃきれいな方ですねぇ!
(信濃)昔からかわいいって評判やったんですよ。
(太田)いやでも全然変わらへんなぁ。
前よりきれいになったで。
(真希)みんなうまいんやから〜。
いやほんまやって!きれいになってる。
(あき恵)ああっ…ああ〜あぁ…。
すみませんお手洗いどこです?
(あき恵)違うわ。
お手洗いじゃない!
(烏川)よかったらこちらどうぞ。
(あき恵)なんでやねん。
なんでそんなとこでせなあかんの。
(烏川)穴掘ってしてくださいね。
どないしてん?どないしたん?
(あき恵)みんなが寄ってたかって真希のことばっかり褒めるから私のことも少しは褒めてもらいたいんだもん。
それは難問ですねぇ。
(あき恵)どういうこと!?はあ?
(安尾)だってあの〜ウンコのことを褒めることはあんまないんで…。
(あき恵)私はウンコではありません。
(安尾)違う?
(あき恵)何見てんのよ。
(烏川)でも臭いは一緒ですよ。
しません。
失礼じゃないのほんとに…。
あなたぁ〜。
もう〜おい…。
(あき恵)やめてよもうあなた〜。
冗談!冗談やろ〜もう。
それよりも先にチェックインしておいで。
(あき恵)分かった。
(信濃)俺らも一緒に行こうか。
(太田)そやな。
(信濃)せやけど真希ちゃん相変わらずきれいやなぁ。
(太田)ほんまきれいやなぁ。
(真希)ありがとう。
(あき恵)ねえねえ私は?
(太田)いやあき恵ちゃんも…。
(あき恵)なんか言えよ!なあ!なんか言うてくれ。
腹立つわ…。
じゃああなたあとでね。
愛してるるるんチュッ!
(烏川)よいしょ!ちょっと!
(烏川)危なぁ〜!よけることはないでしょう。
(烏川)あんなもん当たったらえらいことになりますよ。
なりません。
(烏川)いやでもね中学校の同級生とねぇ。
そうなんですよ。
(ヒロ)あっここやな!
(烏川)いらっしゃいませ。
(ヒロ)あの…島田いてる?
(烏川)一の介さんですか?
(ヒロ)ああ〜そうそうそう。
(烏川)少々お待ちください。
一の介さ〜ん!お客様です。
えっお客さん?あっ…。
(ヒロ)おお〜!久しぶりやなぁ!
(一の介)ああ久しぶりやなぁ。
(ヒロ)会いたかったぞ。
(一の介)ああわしもわしも。
(烏川)あの…どういうご関係で?
(一の介)わしらはなえっと…どう…どう言うたらええかな?
(ヒロ)ああ〜三人中学の同級生。
(烏川)うそでしょ!?そんなわけないでしょ。
(一の介)いやいやほんまほんま。
(ヒロ)同級生やんな!
(烏川)こんな同級生おかしいですって。
(一の介)「こんな」って何がや。
同級生やがな。
(ヒロ)部屋取ってくれてるか?
(一の介)ちゃんと予約してる。
(ヒロ)ああそうか。
(安井)ほな行こか。
どう見ても同級生やんなぁ。
学生時代みんなでカラオケ行ったりしてな。
俺あの…福山雅治の「桜坂」よう歌ったなぁ。
(ヒロ)ああ〜俺は近藤真彦の「スニーカーぶる〜す」よう歌たなぁ。
俺は東海林太郎の「名月赤城山」よう歌たなぁ。
(烏川)おかしいでしょ!
(安尾)ねえ。
(烏川)全部歌がバラバラ。
(まき)失礼いたします。
(烏川)あっどうも。
私花月署の宇都宮と申します。
そしてこちらが…。
大阪府警の今別府刑事です。
(烏川)刑事さんがなんですか?実はですねある事件の捜査でこうして刑事さんが来られてるんです。
(烏川)えっ事件とは?10年前大阪の宝石店で3人組の強盗が押し入り時価数億といわれるネックレスが奪われる事件が発生したんです。
犯人のうち2人はすぐに捕まったんですが残りの1人は宝石を持って逃げたままになっていたんです。
そしてつい先日捕まっていた2人が出所したんですがどうやらその宝石を手に入れようとしているとの情報が入りまして彼らの足取りを追ってこの町に来たんです。
(烏川)ということはその犯人がこの町にいてるかも分からないと。
そうなんです。
ですから2人の写真が手に入りしだいすぐにお持ちしますのでもし何かありましたらご連絡ください。
(烏川)分かりました。
(まき)では!
(今別府)なんでやね〜ん!しゃべらせろやちょっと〜!えっ?君が全部言ったら僕の分がないでしょうが!よかれと思って私が説明を…。
もう!僕せっかく遠くから来てるんだから気ぃ遣ってよ本当にもう…。
ちょっと聞いてくださいよ…。
(烏川)まあまあ落ち着いて。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!なんですか?これ。
私は乳首を4回触られたら反応してしまうんです。
4回?はい。
へえ〜。
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!
(烏川)変わってますね。
(今別府)いやもう1回せぇよ!
(烏川)えっ?いやもう1回触ってくださいよ。
もう1回触ったら「ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!」「シ〜ン」ってなるだけでしょ?そうですけど…。
(烏川)その「シ〜ン」が耐えれない。
お願いします。
そこをなんとか触ってください。
いやもう嫌ですよ。
嫌や言うてんのに。
やだもう〜!
(烏川)なんですかこれはもう…。
こんな静まり返りますか?もう1回だけお願いします。
もう〜。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!あんたもかい!
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!もういい!
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!やだもう〜!やらへんのかい!なんでやってもらえないんですか?なんか…あなたのこと嫌いなんです。
なんでやおい!初対面でしょうが。
事件のことなんてどうでもよくなりました。
それはだめでしょ。
(今別府)じゃあ行こうか。
(烏川)あの人何しに来たんや。
おお高井。
信濃!何してんねん?ううんなんもない。
なんか様子おかしいな。
そんなことないよ。
ひょっとしてお前なんか隠し事してるやろ。
してるか。
(信濃)あのな俺とお前中学んときからのつきあいやぞ!お前が隠し事してたらすぐ分かんねやから。
分かるか?分かるよ!どないしたんや?いやあの…修学旅行のときなあき恵から俺告白されてつきあいだしたんは知ってるよな?ああ。
クラス中騒然となったからな。
そうなん?まあまあ…そんとき実は俺真希ちゃんのことが好きやったんや。
えっ真希ちゃんのことが!?ああ。
真希ちゃんのことが好きでラブレター書いて告白しようとしててん。
でもその前に真希ちゃんに好きな人がいてるって分かってなそれで諦めたんよ。
(信濃)なるほどな。
ショックで落ち込んでるときにあき恵から告白されて思わず勢いでな。
それで二人つきあうことなったんか。
うん。
いや…その真希ちゃんに書いたラブレターをタイムカプセルの中入れてしもたんや。
タイムカプセルの中に?なんで?いや…捨てるに捨てられへんかったからなぁ。
そういうことか。
でもこのことがあき恵にバレたらえらいことになるやろ?だから手紙を処分しようと思ってな。
だから早く来てたんやな。
そや。
あの…信濃これはみんなに黙っといてくれ。
頼む!分かった。
俺たち親友やろ?すまんごめんな。
(太田)おいお前らここにおったんかい。
ああ〜太田。
あの…今の話聞いてたか?
(太田)えっ今の話?いや聞いてなかったらええねん。
ああそうか。
いや〜高井真希ちゃんのこと好きやってんなぁ。
聞いてるやん!
(太田)びっくりする…。
聞いてたやん。
(太田)そこまで聞こえててな。
まじか…このことはみんなに黙っといてくれ。
頼む!分かった。
俺たち親友やろ?すまん。
あら皆さんおそろいで。
どうしました?あの…お二人今の話聞いてましたか?
(烏川)ん?今の話?
(安尾)なんのことですか?聞いてなかったらいいんです。
ははっでもまさか…。
ロシアがウクライナに軍事介入するとはねぇ。
なんの話や?それ。
(烏川)ねえ。
なんですか…。
いや聞いてなかったらいいんですよ。
実は聞いてました。
えっどのあたりから?「おお高井」。
「信濃!」。
いちばん最初やないですか!聞いてたんですか?あっすみませんこのことはみんなに秘密にしといてください。
(烏川)分かりました。
(安尾)俺たち親友やろ?いえ違います。
ほんまにまるまる聞いてるやないですか!いやほんとにこのことはないしょでお願いします。
もしこのことがあき恵にバレたら最悪離婚されるかもしれません。
(烏川)離婚?最悪というか最高じゃないですか。
どういうことですか?それ。
(安尾)あれと離婚できるんですよ。
「あれ」はおかしいですよね?この際皆さんに言っときます。
そりゃあ…つきあったのは勢いでした。
でもあいつとずっと一緒にいてたらあいつの優しいところかわいらしいところほかにもいっぱいいいとこが見えてきて今では本気であいつのこと愛してるんです。
(2人)高井さん…。
(2人)高井…。
(4人)気色悪ぅ〜。
やめとけおい。
(烏川)きしょい。
(2人)きしょい。
やかましわ!
(烏川)きしょい。
「きしょい」言い過ぎ。
ちょっと待ってください。
あの…このことほんとにないしょでお願いします。
あき恵を悲しましたくないんです。
(信濃)それやったらほらタイムカプセル早いこと堀り起こさんと。
そこやがな。
庭の管理してる人に止められててな…。
(2人)えっ?
(烏川)こういうことでしたら一の介さんにないしょで掘り起こしましょう。
でももし見つかったら…。
(安尾)大丈夫見つからんように僕ら協力しますから。
ほんまですか?
(信濃)俺らも手伝うから。
あっ頼むわ。
じゃあ僕が掘り起こすんで見張っといてください。
お願いします。
いや僕を見張るんじゃないですよ。
僕見張ってもだめです。
(2人)えっ?いや周りを見て異状がないか言ってください。
(烏川)そういうことね。
分かるでしょ。
(烏川)こちら異状な〜し!異状な〜し!
(信濃)異状な〜し!
(太田)異状なし!
(4人)異状な〜し!異状な〜し!ストップストップ!ストップ!はい集合〜。
余計バレますよね?ちょっと詳しく言いますわ。
あき恵か一の介さんどっちかが来たら合図をしてください。
(烏川)あき恵さんか一の介さんのどちらかが来たら言えばいいんですね?はい。
お願いします。
お願いしますよ。
(一の介)あの〜あちらの庭もねきれいですよほんとに。
ああ〜ちょっとちょっと!!何を掘り起こしてるんですかおたく!来てるやないですか!なんで言ってくれへんの?
(烏川)「どちらかが」と言ったんで。
同時に来たんで。
そういうことやない。
言わんでも分かるでしょそれは!
(あき恵)ちょっとあなた何してたの?タイムカプセルを…。
(あき恵)タイムカプセルなんで勝手に掘り起こすの?おかしいやないの!あれはみんなが集まったときに掘り起こそうって約束でしょ!?なんでそんな勝手なことすんの?どういうこと?
(信濃)高井!あき恵ちゃんに秘密があるって絶対言うたらあかんで!おい。
(太田)中学時代真希ちゃんが好きやったことはないしょやで!
(烏川)ラブレターをタイムカプセルに隠してることはないしょですよ!
(安尾)そのラブレターを隠すために早く来たことはないしょですよ!あなた真希のことが好きやったの!?
(4人)どうしてそれを!?お前らが言うたんや!最悪や。
あの…あき恵ちゃん?へへっ。
うるさいわ!なんなよず〜っと私のことだまし続けてきたのね。
そういうことでしょ!?
(信濃)あき恵ちゃん高井はなだまそうとしたわけやないねや。
たぶらかそうとしたんや。
一緒やないかお前!フォローになってないやろ。
(太田)あき恵ちゃん聞いてくれ。
高井はあんときな女やったら誰でもよかったんや!いらんこと言うな。
こらお前。
(烏川)いや違うんです聞いてください。
高井さんは確かに真希さんのことが好きでしたしラブレターも隠そうとしました。
でも僕たちにもこうおっしゃってました「つきあったのは勢いや」って。
あんたもかい!ちょっと…ほかにもいいこと言ってたでしょ。
ええこと言うてましたよ。
「確かにつきあいだしたのは勢いやったけどずっと一緒におるうちに優しいところやかわいらしいところやほかにもいろいろええところが分かってきて今では本気で気色悪ぅ〜」って。
言うてへん!気色悪い言うたんあんたらや!そう!あなた私のこと気色悪いと思ってたわけ!?ああ〜そうですか!そんな気持ち悪い女と一緒にいてんのは嫌でしょうね。
離婚しましょう離婚!離婚!?
(あき恵)別れましょうもう!あき恵〜!
(烏川)うまくまとまりましたね。
(信濃)どこがなんですか。
なんにもまとまってない。
高井さんどうかしたの?
(烏川)いやなんでもないです。
いやあの…珠代さんそろそろ怖いんで着替えてくれます?
(和子)もう〜そんな傷つくようなこと言うねぇ。
ほらかわいいじゃないですか。
市松人形みたいでしょ?
(烏川)市松人形?「お粗末」やないですか。
どえぇ〜。
(烏川)高井さん!
(和子)こらこら。
(信濃)うわっうわっ。
(太田)高井〜!珠代やっと暇が出来たから親子でお茶でも。
ねっ。
そうしよっか。
うん。
ねえ〜。
お茶っ葉をじゃあ探そうかな。
ちょっと見てちょうだい。
(珠代)あれ?お茶っ葉ない。
お母ちゃん一緒に探して。
ちょっと下の方見てごらん。
(珠代)うん分かった。
(和子)ちょっと私も。
うんうんうん。
おい島田。
お前に預けてるネックレスどこにあんねや?
(一の介)この桜の木のとこ埋めてまっせ。
(ヒロ)ここに埋めてんのかい。
10年間ご苦労やったのう。
(一の介)いえいえ兄貴こそお務めご苦労さんでした。
(ヒロ)おいそんなことよりもここの旅館のやつらはお前が宝石強盗の一味やと誰も気付いてへんやろのう?
(一の介)わしのことをね全員信用しきってますよ。
(ヒロ)あっそうか。
(安井)島田の兄貴もよう考えましたねぇ。
盗んだ宝石をこの旅館のその庭に埋めてここの従業員になってずっと見張り続けるやなんて。
(ヒロ)はよ掘り出して俺らずらからなあかんねや。
(和子)待ちなさ〜い!
(ヒロ)誰や!?私らです。
(一の介)えっ?話は後ろで全部聞かさしてもらいました。
(一の介)女将さんに珠代さん。
(和子)ええっ!?あんたらですか警察に追われているという強盗犯は!一の介さん強盗のグルやったの?裏切ったりして!
(一の介)しゃあないのうバレたら。
おいまさじ。
おい動くなよ!動いたら刺すぞ。
(2人)あっ…。
(ヒロ)まさじ掘り出せ!
(安井)分かりました。
話聞いてくれませんわ。
(烏川)ほんまですねぇ。
あっなんですか?
(和子)ちょっとこの人らよ!刑事さんが言うてた宝石泥棒!
(一同)ええっ!?
(珠代)一の介さん強盗のグルやったの!盗んだ宝石はそこに隠してあんねんて!
(烏川)それで桜の木に近づかせへんかったんかいな。
(ヒロ)ベラベラしゃべりやがってこら!すみません犯人の写真を持ってきました。
(烏川)刑事さん!
(2人)異状なし!
(烏川)あるやろおい!あるある。
(今別府)お前ら行方をくらましてたヒロと安井やないか。
(烏川)一の介さんもグルですよ。
(今別府)お前も共犯か。
三人とも署まで来てもらおうか。
・
(真希)もうあき恵待ってよ!・
(あき恵)いいって言ってるでしょ。
・
(真希)ちょっとあき恵…。
どないしたんや?
(真希)あき恵が帰るって言って聞かないのよ。
(あき恵)そういうこと。
さいなら。
ちょっと待って…。
(ヒロ)おい!
(一の介)おいこっち来い!
(ヒロ)お前ら向こう行けこら!あき恵!あき恵!
(あき恵)どういうこと?そいつらはな宝石強盗なんや。
(あき恵)ええっ!?
(ヒロ)騒ぐなよこらぁ。
騒いだらこの女殺すぞ!好きにせぇ!あほか!なんちゅうこと言うねん。
だめですよ。
女房女房。
(ヒロ)ええんやのう?だめです。
勝手に言うたんですよ。
(ヒロ)まさじ掘り出せ。
(安井)分かりました。
動くなよこらぁ!いきます。
カン!ありました。
(烏川)早っ。
(ヒロ)確認せぇ!これですか?わおっ!なんやこれ!
(和子)あっ。
ああ〜その人形はうちの家宝の人形!ど…ど…どうしたの?
(烏川)女将さんすみません!実は安尾と二人で運んでる途中に落としてしまいまして。
(安尾)証拠の写メも…。
(烏川)それはやめとけお前。
ややこしなるわ。
(和子)それでうちの今飾ってる人形はどうなってるの?
(安尾)よく似た人形でなんとかごまかそうと思ったんですけど…。
(烏川)実はあれだるまなんです。
だるま!
(烏川)あの…弁償します。
ですからクビだけは勘弁してください!
(安尾)お願いします!
(和子)もういい。
頭上げなさい。
いいですか?私が怒ってんのはね人形を壊したことよりもそのことを隠し通さないといけないという気持ちになったあんたらが腹立つの。
そうでしょう?人形は直せば元の姿になります。
でも一度失った信頼というのはねすぐには返ってきませんよ。
そうよ。
どうなんの?あんたらの人生そんなこと繰り返してたらしまいには孤独な人生が待ってるだけなんよ。
嫌でしょうが。
嫌やったらもっと正直な人間になってちょうだい。
お願いやから。
ねっ?そしてこの旅館で一生懸命働きながらまた一から出直したらどうなの?
(烏川)ありがとうございます女将さん。
(烏川・安尾)女将さ〜ん!
(和子)もういいもういい。
(ヒロ)おい。
おい。
(烏川・安尾)女将さ〜ん!
(ヒロ)おい。
(烏川・安尾)女将さ〜ん!
(ヒロ)じゃかましわこら!おいお前ら三人じゃかましいぞこら。
ほったらかしかこら。
(烏川・安尾)女将さ〜ん!
(ヒロ)うるさい!もうお前らのことどうでもええ。
あんまりふざけとったらこいつ殺すぞ!
(烏川)好きにせぇ。
あかんよなんちゅうこと言うねん。
(ヒロ)まさじ掘り出せ。
(安井)分かりました。
(烏川)あの…。
後ろいってみます。
カン!
(烏川)早いってだから!
(ヒロ)確認や!
(烏川)そんな浅いとこに…。
なんか手紙がいっぱい入ってます。
手紙やと?あれタイムカプセルや。
(信濃)あっ。
なんや?これ。
「突然の手紙でごめん。
せっかくの修学旅行だから勇気を出して告白します」。
俺の手紙や。
「ずっとあなたのことが好きでした信濃君」。
(信濃)俺?「信濃君」?どういうこと?「あなたのことを考えると夜も眠れないの。
どうかお返事よろしくお願いします。
浅香あき恵」。
これはどういうことや?
(真希)あっ!そういえばあき恵って信濃君のことが好きで修学旅行のときにラブレターを書いたんやけど信濃君にはほかに好きな女の子がいたからその勢いで高井君に告白したのよね?えっ?お前俺と一緒やないかい。
おい!てへっ。
「てへっ」やあるか!お前俺のことずっとだまし続けとったんやな!違うわよ!確かにそのときは勢いやったかもしれへんけどでもあなたと一緒にいてるうちにどんどんどんどん真剣にあなたのことが好きになっていったのよ!あほか!それは俺もや!お前とずっと一緒にいててどんどん好きになっていった。
今ではお前のこと心から愛してる。
あなたそれってほんつ?ほんつや。
ほんつにほんつ?ほんつにほんつや。
(あき恵)あなた。
あき恵。
(あき恵)あなた〜!
(ヒロ)行かすかいこら!こらぁ!やめたげて!ひどいで!
(ヒロ)しょうもない芝居さらしやがってこらぁ!芝居ちゃいます本気ですよ!
(ヒロ)お前らぶっ殺したろか!なめんなよこら。
おい掘り出せ!
(安井)分かりました。
向こういってみます。
カン!
(安井)ありました。
(烏川)なんで1回であるの?
(安井)兄貴これですわ。
これやこれや。
10年ぶりや。
おいずらかるぞ!
(安井・一の介)へい。
その前にあき恵放してください。
(ヒロ)放されへんのう。
どういうことですか?
(ヒロ)俺らが安全なとこまで逃げ通すまで人質や。
そんな…。
お願いします。
そいつは僕の大事な女房なんです。
放してくださいお願いします。
(ヒロ)近づくなこら。
近づいたらお前から刺すぞ。
えっ…。
刺せるもんやったら刺してみぃ。
(烏川)やめときって。
(ヒロ)なんやとこら。
刺したらぁおら!おら!
(ヒロ)ああっ!
(安井)兄貴に何さらすんじゃこら!ああっ!
(一の介)まさじ!くそ〜。
おいこうなったらお前からいってもうたらぁこら!はっ!あっ!んっ!ううっ!ああ〜〜!強すぎる…。
いやなんもしてへんよ俺!
(今別府)全員逮捕や〜!
(まき)はい!
(今別府)手ぇ出せ!ほんとにお前ら!お前もだ。
(今別府)よ〜し。
ほら三人とも立て。
(ヒロ)ちっ…。
(今別府)行くぞ。
(まき)待ってください刑事。
さすがにこのままで連行するというのはちょっと…。
(今別府)そうだな。
隠してやれ。
(まき)はい。
頭かい!
(和子)ああ〜捕まってよかったねぇ。
もう怖かったわ。
もう12時はどうなる…いや一時はどうなるかと。
(烏川)間違わんでしょ。
時間じゃないです。
(和子)つい…。
あなた。
あき恵大丈夫やったか?うん。
あなた〜!ううっ!
(太田・信濃・安尾・烏川)気色悪ぅ〜。
やめてください。
何回言うんですか。
(烏川)すみません。
でもね元のさやに納まってほんとよかったじゃないですか。
本当にありがとうございます。
(太田)いやでもあき恵ちゃん信濃のこと好きやってんな。
(信濃)驚いたわ。
ほんとびっくりしたわ。
お前が書いたんや。
だってあまりにも昔のことすぎて全然覚えてないんやもん。
ほんまに人騒がせな。
(太田)それより高井お前のラブレターは?
(信濃)あっほんまや。
ちょっと待っといてや。
いやいやもうええって。
(信濃)これちゃうか?これ。
やめろやめろ。
読むなよお前。
(太田)ええやんけもうな。
(信濃)読むでこれ。
「突然の手紙でごめん。
せっかくの修学旅行だから勇気を出して告白します。
ずっとあなたのことが好きでした高井君」。
えっ俺宛て?何?「あなたのことを考えると夜も眠れません。
前田真希」。
えっ?
(信濃)真希ちゃん高井のこと好きやったん?あっ実はね…。
(あき恵)あははっ。
そうやったの?ごめんね真希。
今では私たち愛し愛されてる仲やから。
ねっあなた!別れてくれ!どういうこっちゃねんそれ!この後は「新喜劇クイズ!!」。
(安尾)ですか?いや聞かれても。
(烏川)やだもう〜!「お〜い」やあれへん。
(太田・今別府・信濃)イエ〜イ!イエ〜イ問題です!今回の僕の奥さんを演じたのはどっちでしょう?「A浅香あき恵」「B前田真希」。
ご覧の電話番号にかけてガイダンスに従い「A」か「B」かでお答えください。
それではあき恵さんヒントをお願いします。
愛してるるるん!真希ヒントをお願いしま〜す。
ヒ…ヒント?ヒント。
早く早く!「日本女子博覧会」開催決定!ファッションビューティーグルメ占い音楽お笑いまでもが大集合。
日本の女子カルチャーを大阪から世界へ発信します。
詳しくは「日本女子博覧会」で検索してください。
みんな来てね〜!2014/04/05(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「箱の中身はなんでしょか?」】
「箱の中身はなんでしょか?」
詳細情報
番組内容
15年前に修学旅行で宿泊した旅館にやって来た高井。
思い出の旅館で同窓会を開き、15年前に旅館の前に埋めたタイムカプセルをみんなで掘り起こすことになっていた。
しかし、高井がタイムカプセルを掘り起こそうとすると次々と驚きの品が出てくる。
出演者
高井俊彦、烏川耕一、安尾信乃助、島田一の介、島田珠代、浅香あき恵、信濃岳夫、太田芳伸、前田真希、今別府直之、宇都宮まき、吉田ヒロ、安井まさじ、松浦真也、金原早苗、桑原和男
ほか
ジャンル :
劇場/公演 – その他
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
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