連続テレビ小説 花子とアン(6)「花子と呼んでくりょう!」 2014.04.05

(安東ふじ)曲がり角の先へ行っちゃいけんよ!危ねえ危ねえ!もも!戻ってこう!
(安東はな)もも。
おかあんとこ帰れ。
おかあが心配してるじゃんけ。
行ってきま〜す!
(安東かよ)行ってきま〜す!行ってこうし!・「もしもし亀よ」はなはいつか大好きな本を思いっきり読んでみたいという夢を胸に秘めながら上の学年に上がりました。
・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」吉太郎がうちに帰ってきました。
(安東吉太郎)ここはちっとも変わらねえ。
3年の年季奉公が明けたのです。
吉太郎お帰り!おかあ。
ただいま。
元気にしとったけ!ああ死ぬほどこき使われたけんどな。
兄やんお土産は?お土産は?羊羹じゃ。
(歓声)おかあお代わり。
奉公先じゃ腹いっぺえ食えただけ?いんやおらが一番年下なもんで遠慮しろって言われて。
大変だったなあ。
しっかり食えし。
(安東吉平)帰ったぞ!あっおとう!兄やん帰ってきてるさ。
おお…もう奉公明けただけ。
あんたすまんじゃんね。
もう夕飯残ってねえだよ。
酒くれ。
(ふじ)ああへえへえ!
(木場リン)吉太郎無事に帰ってきたはいいけんど婿殿とはやっぱし折り合いが悪いずら?
(安東周造)そうさな…。
ふじちゃんは何であんな変わりもんの亭主と一緒になったずら?あんなよそもんとくっつかんでもなんぼでもましなんがいたじゃんね。
よそもんだから引っ掛かっちまっただよ。
お茶でもどうでえ?へえ頂かあ。
よそもんだからってどういうこんで?もうお彼岸だに暑い日だったさ。
娘さん。
くしやかんざしは要らんですかね?くしもかんざしも要らん!てっ!ここいらにゃあ井戸も川もねえだからおブドウで勘弁してくれちゃあ。
甘い…。
(リン)そもそもほれが大きな間違えの始まりけ。
(笑い声)
(ふじ)あの人は行商でいろんな土地へ行ってるだからどこにも行ったこんねえおらは初めて聞く話ばっかで…。
鎌倉の海には海水浴の人が大勢いて男も女も水浴びしてキャッキャ言って。
あっ…こういう話退屈じゃ…?おら海なんて見たこんねえから。
いまっと話聞かしてくれちゃあ。
あっ。
これ江戸の職人がこさえたくしじゃ。
やっぱりふじさんによく似合う。
てえ〜!ほうやっておとうとおかあは結婚しただか。
親指姫と王子様みてえじゃん!はな聞いとっただけ!ボコに聞かせる話じゃねえずら!そうさな。
キチ田んぼ行かざあ。
(吉太郎)はい!おかあがおとうを好きんなったんはおらが本を読んでる時の気持ちと同じじゃんけ!ほれどんな気持ちでえ?本を読むと行った事ねえ場所や見た事ねえ景色がどんどん頭に浮かんでくるだ。
じっとしていられんほどここがドキドキして熱〜くなる。
はな。
思いっきし本が読みてえけ?えっ?はな言ってたじゃんけ。
う〜んと本がある家に住みてえって。
そりゃあおらの夢ん中の話だ。
おかあどうしただ?お父やんお願えがありやす。
(周造)何でえ改まって。
はなの夢をかねえてやってくりょう。
はなを東京の女学校に行かしてやってくりょう!おかあ…。
どうしただ?ずっと考えてただよ。
いつかこの子の夢をかねえてやりてえって。
はなはうちの仕事を手伝ってくれて自分が遊びてえのも我慢して妹たちの面倒見てくれて本当に本当にいいお姉やんだ。
これっからははなの好きなようにやらしてやりてえだよ!吉太郎も奉公から帰ってきたしこの機会にはなを東京に行かしてやってくりょう!お願えしやす!お父やん!お願えします!
(戸が閉まる音)
(戸が開く音)はな。
ずっとおじぃやんのそばにいるよ。
約束したじゃんけ。
そうさな…。
ふんだけんどはなのおかあは頑固で一度言いだしたら絶対に聞かん。
富士山と一緒ずら。
てこでも動かんしたまにゃあ噴火もする。
名前がふじだからな。
あんた!おとうが許してくれたさ!ほうけ!ほうけ!ほうけ!はなよかったな!これでやっと東京の女学校に行けるだぞ!はな!よかったじゃん!おめでとう。
どうしただ?はな。
もっとうれしそうな顔しろし!…と言われてもはなはまだ実感が湧きませんでした。
(本多)安東。
はい。
そしてみんなにさようならを言う日がやって来ました。
(本多)みんなも知ってのとおりはなは東京の女学校に転校するこんになりました。
今日で最後じゃんね。
皆さんいろいろありがとうごいした。
この学校の事もみんなの事も決して忘れんさ。
どうしただ。
今日で最後ずら。
何か言えし。
回想とりあえずこけえ座れ。
(笑い声)
(木場朝市)はなの事は決して忘れんさ。
(サト)はなちゃん。
さいならはな!さいならはな!さいならはな!さいならはなちゃん!みんな…みんな…。
(徳丸武)おまんの言いてえ事ぐれえ分かるさ。
「おらの事は花子と呼んでくりょう」ずら?ほうずら。
安東…。
元気でいろし!さいなら!さいなら!元気でいろし!さいなら!さいならはなちゃん!はなたれ〜!はな!はな!さいなら〜!こうして10歳のはなは故郷を旅立ちました。
曲がり角の先には何が待っているのでしょう?この続きはまた来週。
ご機嫌よう。
さようなら。
2014/04/05(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(6)「花子と呼んでくりょう!」[解][字][デ]

3年がたち、はな(山田望叶)は10歳になっていた。ある日、ふじ(室井滋)はお隣のリン(松本明子)に、なぜ吉平のような変わり者と夫婦になったのかと尋ねられ…

詳細情報
番組内容
3年がたち、はな(山田望叶)は10歳になっていた。奉公が明けた兄・吉太郎(山崎竜太郎)が家へ帰って来るが、吉平(伊原剛志)と相変わらず折り合いが悪い。ふじ(室井滋)はお隣のリン(松本明子)に、なぜ吉平のような変わり者と夫婦になったのかと尋ねられ、道で偶然出会ったときのなれそめを語りだす。たまたまそれを聞いていたはなは、ふじが吉平を好きになったのは、自分が本を読んでるときの気持ちと同じだと話す。
出演者
【出演】伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,松本明子,マキタスポーツ,山田望叶,山崎竜太郎,里村洋
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:6960(0x1B30)